めちゃくちゃワクワクする!世界最長と言われるボリビアの都市型ロープウェイが体感できるタイムラプスが話題

アトラクションみたいでワクワクする
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ボリビアにある都市型ロープウェイ「ミ・テレフェリコ」で撮影したタイムラプス動画がX(Twitter)で話題だ。

ボリビアの首都ラパス、あまりに起伏が激しくて地下鉄も鉄道も通せないから世界最長の都市型ロープーウェイ構築したんだけど乗ってきました、めちゃくちゃ楽しい、これは全線完乗目指してもいいやつだ、何なら昼夜と上下線別でもいいレベル、取り敢えずタイムラプス撮ってきた 

— ゆびぶえ (@univ00009)

乗るだけで都市から山まで一望できる
動画を見る限り、揺れはあまり気にならなそう

ロープウェイの動画を投稿したのはゆびぶえ(@univ00009)さん。「めちゃくちゃ楽しい」と興奮気味に語っており、たしかに眼下に広がるカラフルな建物の屋根などはテーマパークのアトラクションのような爽快感がある。

都市型ロープウェイとしては世界最長だといわれる「ミ・テレフェリコ」は、起伏が激しく鉄道が通せないラパスの地形を考慮し作られた移動手段だそう。ラパスの街を上から下まで、街から山まで見渡せるため、ゆびぶえさんが「これは全線完乗目指してもいいやつ」と投稿しているのにも納得だ。

端から端まで楽しめそう

Xでは「メッチャ楽しいですよね! 私も全路線楽しんでました!」「見たところ10年前の渡航時より距離長くなってますね!」などといった体験者の声をはじめ、「楽しそうですが、ケーブルが1本しかないように見えて心配です」「時間気にしなくていいし、あんまり他の人が乗らないしいいな」などの感想も寄せられていた。

気になる乗り心地などをゆびぶえさんに聞いてみた。

盆地の斜面の昇り降りは速く感じる

乗り心地はいかがでしたか?動画の乗車時間はどのくらいでしょうか。

「Strava」という位置情報アプリを見る限り、平均速度は17.5km/hでした。一駅区間はどの路線も7〜10分程度です。Twitterの動画は乗車時間21分でした。

体感の話で言うと、同じ標高を真横に進むより、盆地の斜面に沿って昇ったり降りたりする路線は標高差が400〜600mぐらいあるので速く感じます。

揺れに関しては、出発時と停止時は加速と減速で揺れますが、気にならない程度です。

支柱の部分を通過する時にガタガタ揺れるので、怖いという方もいるようですが。現地の人によっては、ボリビアの物を信用していないため乗らない人もいるそうです。

上空からいろいろな景色が楽しめそうですが、なかでも印象的だった景色は?

一番人気と言われる赤路線の下りの夜景は、評判通りきれいでした。

僕がXに投稿した坂を登る路線は、晴れていると最高です。首都中心部はビルがあり、標高が高い所へ行くほど貧困地区ですが、乗りながらその家の変化やウォールアートなどを楽しめます。

1日60万人近くの利用者がいるそうですが、1日の本数はどれくらいでしょうか?

全10路線あり、6〜21時の間で運行しているようです。運行本数と言えるのか分かりませんが、20秒に1台ぐらいのペースでゴンドラが回ってきて、8人まで乗れる仕様になっています。

通勤通学ラッシュ時間以外は割と空いていて、少し待てば、前の人と別の一つ後ろの便に乗れます。タイムラプスの撮影位置は、そのようにして確保していました。

ボリビアでは公共交通機関として活用されているロープウェイ。ゆびぶえさんが言うように、全線完乗を目指したくなりそうだ。

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