【CW】シナリオの感想文

柳の灯 @cwyng

にんぎょうせんせい/にじいろさん作 魔法人形であり先生でもある、兄の捜索と説得に出向くお話です。繰り広げられる先生と生徒役は、まるで新しく建てられた教室内で行われてるようです。楽し気な空間で巻き起こる異変から、ふっと現実へ戻る感覚が堪りませんね！とても理想的な「せんせい」でした。

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爺の帰還/ユメピリカさん作 小さな村に住む老夫婦にまつわるお話。視点はNPCメインとなっていますが、だからこそ影で動く存在がかっこよく映るものです。突如村を襲った謎の病、いつも置いて行けど最後は必ず振り返り、帰ってくる爺のお話。全てが綺麗に纏まっており、個人的に大好きなシナリオです。

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Predator/島兎さん作 妖魔を退治しに村へ訪れた際、一人の少女と出会うお話です。教会ならではの威厳で物静かで、ほんのりと寂しげな雰囲気を漂わせています。淡々と紡がれる少女と冒険者のやり取りは、終盤になっていくほど鮮やかになっていくものでしょう。今度は聖職者辺りで突入してみたいですね！

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巡邏警護の依頼/ゴブ好きさん作 平和だったり混沌だったりするスラム街を、NPCと共に巡視していくお話です。一般的な、もしくはそれ以下の生活を送る人々と出会い、それぞれの事情を知り解決へ導いていきます。土や泥の匂いが濃い雰囲気が良いですね！勇ましく、時に賢く立ち回る動きを要します。

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命中するまでカナンに聖水を投げ続けるシナリオ/ タイトルそのまんまの概要でして、ひたすら聖水投げ続けるシナリオです。聖水をお持ちでない？大丈夫です、当たるまで聖水が補充され続けるので安心して下さい。見どころは命中した後のイベントでしょうか、個人的にじわじわ笑いが込み上げてました。

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ダサセーターの洞窟/なもちさん作 ゴブ洞改変、とてもダサいセーターを着て攻略していくお話です。どうやら時期は真冬なようで、確かにとても温かそうですけど！ですけどやっぱりダサい物はダサい！テンポがとても良いギャグシナリオです、ダサセーター否定派の一人が胃に穴空きそうな勢いですが！

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合体必殺技を作ろう！/ネコノツメさん作 宿屋に出されていた一つの貼り紙から、文字通り合体必殺技を編み出すお話です。マスコットが提案したらとてもキャラに合っててとても可愛いですね！それぞれの適正により分岐される主張、一通り全て見たくなりますね！策士型を一番下に置いた時がオススメです。

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サルワーティオ旧修道院/ふゆこさん作 誰も居なくなってしまったはずの、旧修道院を調査するお話です。よく死ぬ、即死！親切設計！やっぱり罠の類は片っ端からかかった気がします。最後の不気味さと、真相解いた時は凄く熱かった！ホラー苦手ですが、それでもホラーシナの中で一番好きになりました！

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25時94分/ふゆこさん作 ふと目を覚ますと見知らぬ場所に、そして脱出を試みていくお話です。檻的な物に入れられてる、そんな冒険者がしっくり来るかもしれません。とにかく死ぬ、即死！片っ端から罠にかかった気がします、ありがとうございます親切設計！ガチグロガチホラーなので充分にご注意下さい。

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ソリスは、何も/バルドラさん作 何の変哲もない護衛依頼かと思いきや、冒険者の「カン」により思わぬ方向へ転がるお話です。このシナリオは何よりも、途中から口調を変化させる綺麗な流れに感動しました！依頼人が良いキャラしてますね。探索中に感じるふとした違和感、推測を混ぜると更に楽しめます。

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砂漠の夢/楓さん作 『砂漠の夢』と呼ばれる茸を探しに行くお話です。柳の灯が非常に苦手としている時間制限！と初回から牛買って飛ばしましたが、時間がかなり余裕出来てたのでとても親切な作りだと思います。探索範囲を広げれば、寄り道イベントも発生して楽しかったです！無理のないバランスでした。

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天国に届く手紙/夜月さん作 約束に埋めたはずの宝箱を、冒険者たちが代わりに探しに行くお話です。中身はシンプルな探索シナリオで、特に危険もなく親切設計となっています。探し当てた後に明らかとなる真実、そして疑問だった動機も全て綺麗に溶けるカタルシスがあります。駆け出し冒険者に是非！

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老婦人と絵画/春秋村道の駅さん作 1ヶ月に渡り依頼人と過ごし、キャンパスを描くお話です。しっとりとした雰囲気の中、花々が視界いっぱいに広がるような、切なくも美しさが感じられます。日々過ごす毎に積み重なる想いと、ゆっくりすり減る時間で、話にグッと引き込まれるようでした。オススメです！

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つきのうら/龍月神威さん作 何の変哲もない依頼帰りに出くわした奇妙なお話です。これまた怪談系ですが、此方も結構じわじわ来ます。絵本で物語るような優しい口調ですが、それとは裏腹に不気味さを掻き立てられるトーンとなってます。もしもあの時の選択肢を、と考えるとゾッとしますね…！

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ひたひた/匈歌ハトリさん作 リューンで噂されてる怪談話に関するお話です。噂をすれば何とやらですね、冒険者ほどの度胸があるなら反応も確かに薄くもなりますが…。時間帯と天候から、じわじわと恐怖が迫ってくるようで良いですね。あと同じ単語を何度も繰り返されるのが地味に来ます、恐怖の方が。

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The die is cast/暁さん作 冒険者になるそれ以前に巻き起こった、大冒険するお話です。プレイヤー自身と冒険者のスタイルで様々な選択が可能で、人それぞれのプレイスタイルで楽しめます。ありとあらゆるものを駆使し、NPCと「共に」ダンジョン攻略していきます。バランスもなかなか絶妙で良いですね！

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美しさは罪/SHIMOさん作 このシナリオでも依頼人のキャラが濃いですが、怪奇現象を解決するお話です。暗がりに怪奇現象とホラー向けかと思いきや、良い意味で全てぶち壊してくれますので、ホラー耐性の無い方にも安心してオススメ出来ます。個人的に、依頼人に対する冒険者の対応がとても好きです！

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バロ休さん/とりいさん作 パネェ～～～依頼人から護衛を請けるお話です。とにかくそれぞれキャラが濃い！初プレイ時のインパクトは、それはもう半端ないです！腹抱えて笑ってしまいます！ギャグシナリオの中でも頭抜きの人気で有名なシナリオではないでしょうか？冒険者の吹っ切れ具合も見物です。

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春眠暁春うらら/ノソラさん作 桜が満開と言うことで、皆でお花見しにわいわいと準備に取り掛かるお話です。とにかくクーポン反応が楽しく可愛いですね！ポカポカ陽気で足取りも軽いようです。そんな明るいお話の中、何やら影が差し掛かりますが…？パーティー作れば必ず突入したくなるシナリオです。

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劇団カンタペルメ/柚子さん作 様々な経緯から劇団がほぼ壊滅状態の中、立ち上がらせていくお話です。何周もすることが出来て、同じ作品を演技する場合が特に熱いですね！誰にどの役をさせるかで時に面白おかしくなりますが、このシナリオの醍醐味とも言えることでしょう。とてもオススメです！

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飲み込めないから反芻したんだ。/にじいろさん作 かつて仲間を殺された冒険者のお話。心の闇で復讐鬼持ちの冒険者でプレイすると、もしかすればしっくり来るかもしれません。心の底から徐々に湧き出てくる感情と、沈む虚しさがよく描かれています。特に最後は本当、グッときますね！ほんのり悲し気。

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そこから/バルドラさん作 冒険者になる予定の依頼人と、管理された遺跡へ向かうお話です。室内ではやや薄暗く寂しげな雰囲気が、外に出れば開放的な景色がまっすぐ伝わるようです。NPCによる冒険者の見方がリアルに描かれてて、見張りのシーンは特に、ひっそりと静かに夢を語る様が印象的でした。

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無 い/バルドラさん作 あの馴染み深いアレが冒険者の宿から消えたお話です。兄さんこれは大事件ですよ！ドサクサに紛れての混乱が生じていますが、話を通して見ると納得出来ます。ほんのりと不気味さ漂わせていますが、とても味が出てる生物ですね！2人以上で突入したお話も、なかなか可愛いです。

柳の灯 @cwyng

再翻訳の洞窟/弁当屋さん作 シナリオ名通り、日本語をぐーぐる翻訳から再度日本語に直されたゴブ洞改変です。直訳の洞窟続編と捉えても良い気がしますね。露わになるカオス、親父さんが請求書と言い出すとツケにしか聞こえません。個人的に、ゴブリンの集団が襲い掛かってきた時の台詞が好きです！

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直訳の洞窟/弁当屋さん作 シナリオ名通り、ゴブ洞のありとあらゆる文字を直訳して突っ走るお話です。英語からっきしの柳の灯からすれば、冒険者がとても賢く見える魔法にかかります。ボーカロイドの某曲も負けない直訳が炸裂！東洋出身の冒険者からするとポカンとしてそうですね、流暢に喋りますけど。