作戦的地図読前半戦

続く……かも
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髭田 髭雄 @Cpthige

せっかく外は青空、地図を片手にオリエンテーリングとかも楽しそうな天気なので、地図について少しお話を。

2011-02-13 09:35:01
髭田 髭雄 @Cpthige

作戦考察の第1段階目としての作業に「地域見積」という作業がある。

2011-02-13 09:36:52
髭田 髭雄 @Cpthige

その思考の過程は(1)任務、(2)地域の概説、(3)地域の分析、(4)結論の4ステップに細分される。

2011-02-13 09:38:25
髭田 髭雄 @Cpthige

(1)任務、とは「任務および指揮官の指針を明確に理解し、これを基礎にして状況の進展、彼我の態勢、時期等を考慮し、見積の焦点および考察すべき地域の範囲を明らかにする。」という作業を行う意味だ。

2011-02-13 09:40:47
髭田 髭雄 @Cpthige

(2)地域の概説とは「地域の現況を地形、気象およびその他に区分して考察し、その特性を明らかにするものである。」とあり、ある意味もっとも「一般的な目」で見れる部分である。

2011-02-13 09:50:12
髭田 髭雄 @Cpthige

この「地理的な観察」に基づく結果は、この後のステップで「戦術的な考察」の俎上に乗せられるものであるから、見落とし等が無い様に十分注意しなければならない。

2011-02-13 09:52:02
髭田 髭雄 @Cpthige

具体的な観察すべき要素は大きく、稜線・水系、地表面土質、植生、人工物、気象、その他に区分される。これらの各要素は、いわゆる地図から読み取れる要素と実際に現地を確認すべき要素がある。可能ならば両面から考察するのが望ましい。

2011-02-13 09:59:35
髭田 髭雄 @Cpthige

こうして「付与された任務」に基づき「考慮用件」を列挙した後は、いよいよ戦術上の観点から地域を分析し、意義・特性を考察する段階に移行する。

2011-02-13 10:02:11
髭田 髭雄 @Cpthige

(3)地域の分析とは「地域の地形、気象およびその他を戦術・戦略上の観点から分析してその意義・特性を考察するものであり、戦術上の観点から考察する場合においては(つづく)

2011-02-13 10:04:03
髭田 髭雄 @Cpthige

(つづき)主として地形および気象について通常、「視界および射界」「隠蔽および掩蔽」「障害」「緊要地形」および「接近経路」の5要素に区分して分析するものである」となっている。

2011-02-13 10:06:59
髭田 髭雄 @Cpthige

後半は気が向いたらまたやろう<地域分析

2011-02-13 10:12:21