漫画版『カルドセプト』（著：かねこしんや）が単行本未収録分を加えて電子書籍でリンカネーション！ #カルドセプト #Culdcept

かねこしんや@生成AI🚫お断りです @shinya_kane

とくに１話は、その後のすべてのルールと第一印象を刻む機会ですから、カードがゴブリンになる過程など、じっくり描きました。 同時に、ゴブリンの召喚にはやや時間がかかったのに対して、主人公のクリーチャーは短時間で召喚されることで、セプターの能力によってカードの展開時間にもばらつきがある

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という印象も加えました。 剣術使いやガンマンみたいな感じですね。 「大型クリーチャーを、一瞬で召喚しやがった！」 「いつカードを抜いたかさえ見えなかったぜ！」 みたいな攻防が、カード使いの間にもあるのだと思っています。＾＾

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１話、２話はとくに、 「クリーチャー（特に騎士）は、言葉をしゃべるのか」 「戦闘でHPがゼロになったクリーチャーはどうなるのか」 というような、その後の漫画全体のルールと雰囲気（緊張感）を決める要素がいっぱいあったので、とても一生懸命考えて、描きました

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クリーチャーがやられても、ポンとカードに戻って、カード使いのところへ帰ってきて、また何度でも使えるようにするか・・・ カードと言えど命あるクリーチャーで真剣勝負をする以上、セプターもクリーチャーも、軽々しく負けたりできない真剣勝負にするか、

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また、主人公ナジャランは自分と相手の使う、カードのクリーチャーをどうとらえているのか 「戦力」～「クリーチャーは大事な仲間だ！ともだちだよ！」といった幅のあるなかで、 「この世界は厳しいので、戦えばかけがえのないものを失うこともある」 自分の命、カードのクリーチャー、相手の命

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それらを賭けて、なお「戦おう！」と決めて立つ人たちが、セプターなのだと、 すくなくともナジャランは、ホロビッツ先生から超実戦派の修業を受けていますので、「試合用の寸止め」とかはしないだろう、と決めました。 なので迷わずゴブリンを真っ二つにしてしまいました＾＾；

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ファンタジーの漫画ですから、いつも気をつけていることは、 「親しみやすい主人公だけど、20世紀人にしてはいけない」ということを考えていました。 「戦いで敗れたら、時には死ぬ」というのは常識で、逆に「殺す、死ぬ覚悟のないままカードを抜くのは甘え」という、昔の剣術使いみたいな人たち

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なので、１巻でナジャが怒るのは「クリーチャーを傷つけた、死なせた」ということではなく、「クリーチャーの命を捨て駒に使った！！」という点に、「それはやっちゃいけないことじゃん！」と怒る、 そういうキャラクターだと思っています。

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それ自体も、戦ったあとでふりかえって、自分の勝手な（世間知らずの田舎から来たので・・・）価値観だったかも、と反省できる、そしてちゃんとあやまりにいく、そういう素直なところを描きたいな、と思っていました。

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中世以前の文明でのファンタジーで、「王政は不公平だ！民主的に選挙をしよう！」なんてキャラクターが言い出したら、とたんにその人は「ヨロイを着ただけの20世紀人」になってしまうと思うのです。 暴君には立ち向かうけど、王政自体は「当然あるよね」とその世界の人は思うんじゃないかなと

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カルドセプトでも、そういうことを大事にしようと思って描きました。 カードやクリーチャーは大事だ、でもこれはセプターとして戦うための相棒だ。戦えば自分も死ぬかもしれない、クリーチャーも失うかもしれない。 だからこそ、自分についてきてくれるカードたちに恥ずかしいような戦いはできない

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そういうところに、誇りや覚悟があるのが、カルドセプトの世界のセプターなんじゃないかな！と思っています＾＾ くわしは・・・電子書籍化されたコミックを読んでみてくださいね！！ （ステマ） culdcept.com/information/an… pic.twitter.com/e4XVyPbnCD

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コミック「カルドセプト」が電子書籍に！ 書籍版未収録の40ページも収録（インサイド） - Yahoo!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160715-… #Yahooニュース や、Yahooニュースで紹介をいただいています(((゜o゜))) あわわ・・・ #カルドセプト

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Yahooニュースに載る機会なんて、「自称漫画家の男、『砦はどこだ』など意味不明の言葉をしゃべりながら山手線を周回する　所持金は30G」 くらいのニュースしかなさそうと思っていたのです （画像はセカンド発売時の記事用イラスト） pic.twitter.com/xipSjETAOj

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twitter見ていて、たくさんの方が電子書籍をよろこんでくれて、お祝いのコメントもたくさんいただいて ほんとうによかった、描いてよかったなと思います ありがとうございます！！ pic.twitter.com/t1ZYMzT57G

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大宮ソフト @omiyasoft

むかし、漫画版のプロットをご説明いただく機会がありまして、漫画というのは作品世界の原理と登場人物たちの人生のすべてを構築することなんだなと感銘を受けたの思い出します。 twitter.com/shinya_kane/st…

大宮ソフト @omiyasoft

知識として作品とはそういうものだということは知っていても、目の前にいる人のよさそうなかねこ先生の脳内に全然別の宇宙があってナジャランたちが生きていると思うと、そりゃあ感激しちゃいますよ！

大宮ソフト @omiyasoft

わたしたちの作った宇宙をきっかけにして、かねこ先生の宇宙が生まれ、豊かに実る。なんかカルドセプトシリーズのモチーフのメタ的な感じですね。

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ゲームの一作目から、カルドセプトの世界は「たくさんの平行宇宙が生まれる」という世界観がありました。 すべての平行世界には創造の書（カルドセプト）一冊分のカードあり、それぞれに独立している・・・ なので、ゲームの中で描かれるリュエードの世界も、そのゲームを遊んでいるこの地球にも、

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（つづき）さらに、カルドセプトシリーズの世界すべて、小説版や画集、あと漫画のカルドセプトも、近い世界ではあるけどそれぞれ独立した平行宇宙、というつもりで描きました。 大宮ソフトアカウント様がさきほど書かれたとおり、メタな感じですね！

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（つづき）ゲームの設定が、ゲームを遊んでいる自分たちの暮らす世界を内包していたと気づく感じが、畏怖を持って出せていたらいいな!と思っています 平行宇宙はステキな設定です＾＾ 漫画には「セカンド」のクリーチャーも出ているので、「カルドセプト1.5」くらいの平行宇宙なのだと思います

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あんまりしゃべって、これから読もうとしてくださる方の興ざめになってはいけないですね！ ぜひ、予備知識なく、笑ったり燃えたりしながら、漫画版カルドセプトを楽しんでくだされば、なによりもうれしいです！！ #カルドセプト