10周年のSPコンテンツ!
2
茂木健一郎 @kenichiromogi
連続ツイート1849回をお送りします。文章はその場で即興で書いています。本日は、感想です。
茂木健一郎 @kenichiromogi
リオ五輪のサッカーで、日本と対戦したナイジェリアのタフな強さが印象的だった。早めに現地入りして調整していた日本に対して、ナイジェリアはなかなか飛行機に乗れずに、試合開始の数時間前にようやく現地入りして、勝ったという。
茂木健一郎 @kenichiromogi
スポーツでは、もちろん、万全な調整をするのが望ましいが、現実にはそうも行かない場合もある。タフさとは、どんな状況でもパフォーマンスを上げる、そのようなノイズへの強さのことである。
茂木健一郎 @kenichiromogi
前回の東京オリンピック(1964年)の時、レスリングチームはタフさを育むために夜も明かりをつけてラジオをかけて眠った、と聞いている。本番の喧騒に負けずに集中するには、それくらいの負荷が良いのかもしれない。
茂木健一郎 @kenichiromogi
有森裕子さんにうかがった話だが、小出義雄さんは、予想のできない練習メニューをしばしば課した。たとえば30キロ走をした後で、1万メートルのタイムトライアルをやるなどの練習をしたという。有森さんはそれについていった。
茂木健一郎 @kenichiromogi
普通に考えれば、タイムトライアルは十分に休息した状態でやるのがいい。しかし、オリンピックの本番では、何があるかわからない。体調が悪いかもしれないし、悪天候かもしれない。そんなときでも力を発揮するには、どんな状況でもベストを尽くすという練習をしておいた方がいい。
茂木健一郎 @kenichiromogi
勉強も、静かな部屋でやっているだけではダメで、家族がいてノイズだらけの居間で集中できるくらいではないと、タフさが足りない。本番に強くなるためには、少々の雑音に負けずに集中できる力を、普段からつけておいた方がいい。
茂木健一郎 @kenichiromogi
結局、人生はノイズだらけである。思い切り、条件よく集中できることなど、まずはない。どんなに邪魔が入っても、思うに任せなくてもベストエフォートを尽くすしかない。そのようなことを、今回のナイジェリアチームのタフさから、改めて学ぶことができたように思う。
茂木健一郎 @kenichiromogi
以上、連続ツイート1849回「ナイジェリアから、タフさを学ぶ」をテーマに、7つのツイートをお届けしました。

コメント

コメントがまだありません。感想を最初に伝えてみませんか?

ログインして広告を非表示にする
ログインして広告を非表示にする