僕には時々働く変な能力があった。ふと想像した事が現実になるのだ。花火大会の夜、浴衣姿の彼女が僕の目を見ながら言った。「あ~、きれい。君の目に映る花火。私の目にも見える?」僕は彼女の目を覗き込んだ。大きな花火が開いた。そして彼女の眼球が吹き飛んだ。@23novel #twremix
2016-08-13 09:53:09
#twnovel 夏の休日、たまには平和に花火をするはずだった。でも抑えきれない無意識の衝動があったのかもしれない。気がつけば花火とは違う火薬を手にとっていた。信じてほしい。今日は何もしないつもりだったのだ。 #世界もう滅ぼしたい協会
2016-08-12 23:31:33夏の休日、今日はみんなで花火をするはずだった。その中に君もいる。何度も告白しては断られを繰り返してきたから、今更こうやって顔を合わせても気まずくない。でも抑えられない無意識の衝動があったのかもしれない。気づけば花火ではなく君の手を握っていた。@23novel #twremix
2016-08-12 23:36:45花火大会の準備で幾台ものトラックが河原に機材を運び込んでいる。打ち上げ用の無数の筒。花火が入ってるらしい段ボール箱。男達がそれを運んでいる時にうっかり落としてしまい箱の中の機関銃や爆薬が見えた。外国人らしい男が僕を見た。@23novel #twremix #世界もう滅ぼしたい協会
2016-08-13 10:02:09
#twnovel 「彼が君の右腕だ」と一人の壮年を紹介されたので早速今までの右腕だった青年を外して装着してみた。人生経験が豊かなだけに右腕の動きも前よりスムーズだし、こっちの意図を考えて動いてくれる。年齢のせいか少し多少重いが、これから私の右腕としてよく働いてくれそうだ。
2016-08-12 23:41:04取り外した右腕は廃棄処分か他の主に引き取られる。私はどちらでも良かったが彼は運良く貰われていった。しかも引き取られた先でとても優秀な右腕として成長していた。私がモノとしてしか扱わなかったのに対し、新しい主は右腕の尊厳を認めているらしい。@hyuugahikage #twremix
2016-08-12 23:49:56#twremix @ce1039 私は新しい主人の右腕として活躍していた。ある日主人が言った。「君は今まで私の右腕としてよく働いてくれた。そろそろ君も右腕を持つといい」それで私にも右腕、つまり右腕の右腕ができた。主人が歩くと、右腕である私の右腕にである彼は頭を擦って痛そうだ。
2016-08-13 00:01:12ある日、また新しい右腕が来た。しかしご主人様の右腕の右腕の右腕の右腕までいっぱいだ。もう右腕が入る余地はない。彼はきっと廃棄処分になるだろう。「じゃあ私の左腕になってくれるかい」ご主人様は不自由になるのを覚悟で右腕を左腕に付けた。@hyuugahikage #twremix
2016-08-13 00:08:16右腕とその右腕と右腕と右腕と、左腕の右腕とその右腕と右腕と右腕と、優秀な右腕は増えたが。私は最初の右腕の壮年を外して、これからは彼が新しい主人だと皆に告げて引退した。空っぽ両腕。不便だが身は軽い、第二の人生が始まる。 @ce1039 @hyuugahikage #twremix
2016-08-13 02:19:40
復讐のための最強の武器が完成した。あとは宇宙で最も濃縮なエネルギーと言われるツァーロスを手に入れるだけ。それがデウアン銀河空域にあることも調べは付いているが、あそこは無法地帯。特に宇宙海賊マレフィクスの縄張りだから簡単ではない。でもここまで来たんだ。やるしかない。#twnovel
2016-08-12 23:29:40俺らの縄張りに単身乗り込んで来るとはいい度胸だ。宇宙の塵になる覚悟はあるんだろうな? #twremix @ce1039 骨のある奴は嫌いじゃない。ツァーロスが欲しいんだろ?来な。但しあれは扱いが難しい。本当に宇宙の塵になる覚悟があるなら持って行け。本懐を遂げたらまたそのツラ見せろ
2016-08-13 00:22:29
お疲れ様でした。続きはこちらです。