披露宴の新定番？　紹介ビデオについて

Yoshiki Ishikawa / 石川善樹 @ishikun3

結婚式の司会をさせて頂くことが多いのですが、打ち合わせをしていると、いつもウエディング・プランナーの方と喧嘩になります。彼女たちがつくるプランは、新郎新婦の動きを中心に型どおりに式を組み立てるので、会場全体の動きとか雰囲気とか、全然考えていないとしか、僕には思えないのです。

Yoshiki Ishikawa / 石川善樹 @ishikun3

披露宴の不思議① 司会をたくさんやらせて頂いてる関係で、披露宴については、不満が多いです。その代表が、新郎新婦の紹介ビデオ。不思議なほどにみんな、二人が生まれた時から今に至るまでの時系列で構成されていますが、どうかなあと思います。

Yoshiki Ishikawa / 石川善樹 @ishikun3

披露宴の不思議②　僕は個人的には、新郎新婦の紹介ビデオは、今から昔に、時系列をさかのぼった方がいいに決まっていると思っています。というのは、その結果同じことを紹介しても、最後に聴衆に伝わるメッセージが、全然違うからです。

Yoshiki Ishikawa / 石川善樹 @ishikun3

披露宴の不思議③　昔から今に時系列をならべるビデオでは、「これからも二人をよろしくね」がメインメッセージになります。しかし、今から昔にさかのぼった場合、最後の画像は二人が生まれた写真になり、そこでのメッセージは、「お父さん、お母さん、産んでくれてありがとう」になります。

Yoshiki Ishikawa / 石川善樹 @ishikun3

披露宴の不思議④　後ろで式を見守る親にしても、今から昔に遡るほどに、想いは募る一方だし、もう最後の生まれた時の写真になったら、涙どころか嗚咽が止まらないようです（笑）その様子をみて、最初は半信半疑だったウエディング・プランナーの方も、「こんなの初めてです！」と認めてくれます。

Yoshiki Ishikawa / 石川善樹 @ishikun3

披露宴の不思議⑤　まあ、そんなこんなで、今の披露宴のシステムには非常に不満が多く、そんな話を各所でしていると「じゃあ、僕たちの結婚式も取り仕切ってください！」なんて初対面の人から言われることも多く（笑）・・・けど、やっぱり新郎新婦に対する想いがないと、僕は司会できないでので。

Yoshiki Ishikawa / 石川善樹 @ishikun3

披露宴の不思議⑥　・・・と、結婚もしたことない男が、えらそうに語ってみました。すみませんm(_ _)m