ついったーお題：ぬくみずシリーズ

ワトは歩く城 @watokadu

久しぶりのぬくみずシリーズ。バレンタインも近いから甘めにね！

ワトは歩く城 @watokadu

→僕を見返す。その目はどこまでも真っ直ぐで、思えばこの目が僕を疑った事は一度もない。「一人で寒かっただろ？ほら」そう言って僕の肩を引き寄せた山本の腕の中は確かに暖かく、人目があまりないのをいい事につい、しかしこっそりと寄り添った。

ワトは歩く城 @watokadu

→居酒屋で高校の同窓会を楽しむ綱吉君の姿。「…別に、好き好んで彼に張り付いているわけではありませんよ」口調がつい言い訳がましくなるのは過去が過去だからか。「護衛に割ける人員がいないからとアルコバレーノに頼まれまして…」「分かってるのな」レンズから外された眼差しは穏やかに細められ→

ワトは歩く城 @watokadu

→はずの山本武の姿があった。「何故君がここに」「それはオレの台詞。アジトに戻ろうとしたらお前の姿が見えてビックリしたのな。双眼鏡(それ)で見てたのって…ああ、あれか」やんわりと僕の手から双眼鏡を取り上げた山本はレンズを覗く。僕も先ほどまで見ていたものだ。ここから少し離れた→

ワトは歩く城 @watokadu

双眼鏡から顔を離し歩道橋の欄干についていた肘を下ろすと知らず溜息がもれた。吐息は白くそれだけで寒さが込み上げてくる。久しく掛けていなかった眼鏡に違和感を感じ指先で少し持ち上げると「変装のつもり？」と頭のハンチングハットを取り上げられる。はっと顔を上げると、仕事で並盛を出ていた→

ワトは歩く城 @watokadu

眼鏡…正チャン……→ watokaduさんは、「夜の歩道橋」で登場人物が「寄り添う」、「眼鏡」という単語を使ったお話を考えて下さい。 http://shindanmaker.com/28927 #rendai