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茂木健一郎 @kenichiromogi
連続ツイート1852回をお送りします。文章はその場で即興で書いています。本日は、感想です。
茂木健一郎 @kenichiromogi
先日、「発想の種 IMAGINE」tokyodesignweek.jp/tv/imagine/ind… の収録に三潴末雄さん @mizumaart  がいらして、いろいろなお話をうかがった。詳細は放送を見ていただくとして、一つのことについて今朝は書きたい。
茂木健一郎 @kenichiromogi
三潴さんは、言うまでもなく、会田誠さん、山口晃さんなども所属するギャラリー mizuma-art.co.jp  を運営する日本を代表するギャラリストだけれども、ギャラリーというものの本質について、たいへんおもしろいことを言われた。
茂木健一郎 @kenichiromogi
ギャラリーの運営においては、「スケール」が大切だというのである。ギャラリーは、「無駄な空間」だという。天井が大きく、壁しか使わない(使えない)。そのような空間があることの意味は、アーティストの育成だと三潴さんは言う。
茂木健一郎 @kenichiromogi
小さなスケールで、小さなキャンバスで描いていると、どうしても作品がそこどまりになってしまう。「大きな作品は、ごまかしがきかない」と三潴さんはおっしゃった。大きなスケールで作品を描いて、初めてぐんと伸びるアーティスト性があるというのだ。
茂木健一郎 @kenichiromogi
絵のスケールで、マーケットも変わる。三潴さんはある時アーティストに出会ったが、その人は、才能はあるけれども、百貨店で売りやすいように小さなスケールの作品ばかり描いていた。その人の作品を三潴さんは買って、ギャラリーに移籍の交渉をしたのだという。
茂木健一郎 @kenichiromogi
三潴さんは、アーティストは、水の中を泳ぐ魚のようなものだとも言われた。小さな、水たまりで泳いでいたら、そこで終わる。大海に放てば、次第に感性や筋肉が発達してくる。ギャラリストの役割は、大海を用意することだと。
茂木健一郎 @kenichiromogi
三潴さんのお話は、芸術だけでなく、すべてのことに通じると思う。特に教育においては、広々とした空間で子どもたちがはねたり走ったり飛んだりできるようにすることが大切ではないか。広々としたスケールをどう確保するかは、普遍的な問題だ。
茂木健一郎 @kenichiromogi
昔、「大物を育てるには、天井を高くすれば良い」というコマーシャルがあった。自分が運動している空間のスケール感は、時々メタ認知し、チェックしてみるべき問題であるように感じる。三潴さんのお話、ぜひ放送で聴いてください!
茂木健一郎 @kenichiromogi
以上、連続ツイート1852回「人間を育てるには、スケールの大きい空間を用意すれば良い」をテーマに、8つのツイートをお届けしました。

コメント

じげん (目には目を埴輪には埴輪を) @jigen_the3 2016年8月11日
自身の気に入らない選挙結果に、選挙民を愚民扱いする程度のスケールの持ち主は、スケールの大きな話が大好きな模様。。。
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