ソシャゲ『ユバのしるし』考察

DMMオンラインゲーム『ユバのしるし』の関連ツイート。 古代中南米の世界観を持つ個性的なゲームなので、考察していきたいと思います。 ユバのしるし - 公式 - DMM GAMES 続きを読む
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しろうと @sirouto

新作ソシャゲ『ユバのしるし』紹介3 - Togetterまとめ togetter.com/li/1010161

2016-08-11 22:35:03
しろうと @sirouto

「ユバ」について、前回もそうでしたが今回は、「紹介」というより「考察」に近い内容になってます。だからTogetterまとめの題名を変えるかもしれません。

2016-08-11 22:37:35
しろうと @sirouto

「自動アクション+世代交代システム」がゲームシステムのコアな部分なので、どうしてもその部分に対するコメントが多くなりました。が、キリがありません。

2016-08-11 22:40:12
しろうと @sirouto

コンピュータ分野では生命のシステムを模倣する流れがあります。たとえば、「ニューラルネットワーク(脳細胞)」「遺伝的アルゴリズム」「継承」などがそうです。

2016-08-11 22:42:34
しろうと @sirouto

継承だけというより、そもそもオブジェクト指向そのものが生命システムの模倣です。その概念を広めたアラン・ケイは、生物の細胞からオブジェクトの発想を得ていたようです。

2016-08-11 22:44:29
しろうと @sirouto

生命や人間のシステムが複雑だから、それをシミュレーションするとやはり複雑になる。それでも大きな可能性があるジャンルだと思います。というのもたとえば、今流行のディープラーニングだって、ニューラルネットの一種で、元は脳細胞のマネなんだから。

2016-08-11 22:47:52
しろうと @sirouto

話を戻すと、世代交代システムは複雑なので、未練を残しつつも世界観の解説と考察に移りたいと思います。

2016-08-11 22:48:56
しろうと @sirouto

世界観は「ユバ」の一番の魅力かもしれません。もちろん世代交代と自動アクションのシステムも、ソシャゲでは珍しくて面白いですが、かりに普通のRPGでも、この世界観に飛びついてました。ネットを見ても、世界観や雰囲気が気に入った、という感想が多いです。

2016-08-11 22:52:42
しろうと @sirouto

「ユバ」の世界観の解説と考察を述べていきましょう。まず、全体の雰囲気を作っているのが、古代中南米を元にした世界観です。マヤ、インカ、アステカですね。

2016-08-11 22:55:10
しろうと @sirouto

日本のファンタジーは中世西洋がメインなので、古代中南米は比較的珍しいと思います。たとえばCivシリーズでは、アステカのモンテは大人気だけど、洋ゲーだし、世界史全体を取り上げてるし、やっぱり珍しい。

2016-08-11 23:00:10
しろうと @sirouto

ただ正確に言うと、祈り人を見るに、環太平洋のデザインが入ってます。「俺屍」も和風を中心にした環太平洋のデザインでしたが、「ユバ」の場合は侵略者のデザインが機械をモチーフにしているところが違ってます。

2016-08-11 23:03:42
しろうと @sirouto

史実での中南米文明は、西洋からの侵略者に滅ぼされています。しかし本作では、史実を反転させた構図になっています。剣で銃と戦って勝っていく。もちろん史実とは違いますが、日本のゲーム(ユーザ)は「柔よく剛を制す」が好みなので、これで合っていると思います。

2016-08-11 23:07:38
しろうと @sirouto

本作主人公のユバは「王」ではなく「長」なので、主人公側は部族集団。対する侵略者は機械文明です。学者的な立場の祈り人が「(侵略者の)人形はお湯を沸かして動かしているらしい」といった意味のセリフを言っており、スチームパンク的なSF要素が入っています。

2016-08-11 23:16:40
しろうと @sirouto

本作の世界観の謎として、侵略者は人間なのか、機械なのか、というのがあります。機械っぽい敵が出てきますが、倒したときにドクロが出るので、どうやら中に戦闘員が入っているっぽいです。さらに公式ツイッターのイラストがダメ押しになってます。

2016-08-11 23:19:26
しろうと @sirouto

ユバのしるし 公式さんのツイート: twitter.com/YubaOfficial/s…

2016-08-11 23:20:33
ユバのしるし 公式 @YubaOfficial

【イベント予告のお知らせ】(2/4) 「ユバのしるし」の世界のこれからの展開に触れてゆくストーリーです。 「ユバのしるし」運営チーム #ユバのしるし pic.twitter.com/qt7H8md9K1

2016-08-09 18:47:26
しろうと @sirouto

しかし、機械の中に戦闘員が入っているが、その戦闘員も機械という可能性があります。公式イラストの顔の部分を見ると、ターミネーターみたいに肌の下から機械が露出している。侵略者は人間がベースなのか、機械がベースなのかは、解釈の余地があると思います。

2016-08-11 23:24:03
しろうと @sirouto

そして敵は機械文明なら、味方は神秘文明。主人公側には、神とその使い「シルシ1号、2号、……」がいます。彼らの「プロビデンスの目」のデザインは、ユダヤ教、キリスト教系のものなので、多少違和感がありますが、単にカッコイイから使ったのか、裏の意味があるのか。

2016-08-11 23:41:11
しろうと @sirouto

「シルシX号」は人間から外れたデザインをしているので、天使的な存在なのでしょう。2号がもうクトゥルフっぽかったり、後続ほど人間らしさを失うのに対して、シルシ1号は一番人間らしいです。しかしよく見ると、足も手になってます。4本手がある。

2016-08-11 23:45:05
しろうと @sirouto

シルシX号については、まず隻眼なのは、頭のピラミッドの眼にもってきてるのかもしれない。それから神に対する天使なんだろうとは思うけれど、祈り人の中に他の生命体や物質と同化している者がいるので、元人間とかかもしれません。

2016-08-11 23:47:25
しろうと @sirouto

いろいろ解釈はできますが、基本は人間が神と機械に挟まれている構図です。主人公は人間、味方は神、敵は機械。現実でも、無人機に攻撃される中東とか、AIに職を奪われる人間とか、そういう構図はよく見ます。

2016-08-11 23:50:02
しろうと @sirouto

ただ、この神とシルシX号たちが、いかにもマンガ・アニメ・ゲームの悪役っぽいセリフを言うので、ラスボスの伏線みたいだという印象はあります。思いつく路線ではたとえば、テスカトリポカとケツァルコアトルの戦争で、機械との戦いに見えて、じつは神対神の戦いに巻き込まれているとか。

2016-08-11 23:55:50
しろうと @sirouto

「ユバ」は時代背景が分からないけれど、かなり未開の文化に思えます。たとえば、貨幣を見ていない(正確には金髑髏ショップはあるが、おそらく課金の都合)ので、貨幣経済以前の世界かもしれない。

2016-08-12 00:02:31
しろうと @sirouto

一方、文字はあるはず。キャラの吹き出しに古代文字っぽいマークが表示されるし、前述の学者的な立場の祈り人(スーラ・レイ)が進化後に本らしき物体を持っているから。

2016-08-12 00:06:08
しろうと @sirouto

また、金属の精製くらいはできる技術水準を持った文明のはず。なぜなら、「剣の者」「鉈の者」というように、戦士が武器を使うから。また、コヒカという島の民の祈り人が「鉄串」で料理する、という意味のセリフを言うから。

2016-08-12 00:10:34
しろうと @sirouto

キャラのイラストを見ると、たとえば剣の者のピアスとか、金属っぽい装飾具もあります。だから、とにかく金属は使えている。もし金属の精製ができなくても、交易によって入手しているはずです。

2016-08-12 00:15:06