ソシャゲ『ユバのしるし』考察

DMMオンラインゲーム『ユバのしるし』の関連ツイート。 古代中南米の世界観を持つ個性的なゲームなので、考察していきたいと思います。 ユバのしるし - 公式 - DMM GAMES 続きを読む
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しろうと @sirouto

語る意味について少し補足すると、現時点でのゲームには「貨幣があろうとなかろうと同じ」でしょうが、たとえばSLG要素を足したときに、貨幣を中心とするのか、物々交換かだと、システムが違います。また、もし貨幣経済なら、キャラも祈り人に商人がいないと不自然になってきます。

2016-08-12 00:27:42
しろうと @sirouto

あと前提として、アステカは文字と貨幣を持っていたけど、インカは持っていなかったとか、両文明とも鉄器は持ってないとか、そのへんの史実との距離感もあります。

2016-08-12 00:39:45
しろうと @sirouto

今まで述べた特徴を全体的に見ると、「古代文明感」があります。そんなの当たり前のことだと思うかもしれません。でもたとえば、ドラクエには教会があるように、日本のRPGは自然と中世西洋の世界観をベースにしてきました。

2016-08-12 00:46:01
しろうと @sirouto

対して、本作では神殿はあるが教会はありません。また、おそらく祈り人は役割ではあるが職業ではないでしょう。中世西洋では教会が宗教勢力として台頭し、職業集団として宗教的権威を独占しました。それがごく当たり前のことに思えるのは、固定観念がすでにすり込まれているからです。

2016-08-12 00:52:09
しろうと @sirouto

古代文明民「ハァ、貨幣(経済)も無エ、文字も無エ、自動車以前に車輪が無エ、生贄(狩り)毎日ぐーるぐる」 なんていう生活は想像しづらいですが、そういう時代は実在していたわけです。

2016-08-12 00:56:59
しろうと @sirouto

もちろん大多数のユーザは、作品に対する感想としては、ばくぜんと「雰囲気が良い」としか言わない。けれど、それを言語化すると、大変な世界観の違いがあります。とくに創作的にオリジナルな世界を構築したい人は、どう組み立てられているのか、構造を知る必要があります。

2016-08-12 01:00:16