C90新刊『太平洋における電子と情報の戦争 1935-1945』書評

くだん書房さんにて委託販売があるとのこと。 https://twitter.com/kudan2002/status/765084417911947266 http://www.kudan.jp/
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司史生@減量中 @tsukasafumio

東京芝浦や日本電気といった国内の電気産業は、圧倒的な資本と特許権に太刀打ちする能力はありませんでした。GEやウエスチングハウス、ウェスタン・エレクトリック、ジーメンスといった欧米先進企業から資本参加と技術指導を仰ぐことで生き残る道を選んだのでした。

2016-08-16 23:16:00
司史生@減量中 @tsukasafumio

こうした戦前の電気産業の歴史を見ると、海外製品のコピーに終始して独自技術の研究開発が無かったというのも、当事の民間技術者や経営者の資質に帰しては酷な問題だったと言えます。最初から国内では完結できない技術体系だったのですから。

2016-08-16 23:20:42
Ka-Ka @ka_ka_xyz

入手済み。技術論に入る手前の段階の、冒頭にある一人当たりGDP推計の話から既に心が折れるのでお勧め。 / “C90新刊『太平洋における電子と情報の戦争 1935-1945』書評 - Togetterまとめ” htn.to/F19bWX

2016-08-17 15:16:09
Phlox / DJ TenGa @PhloxSubulata

C90戦利品ピックアップ。風虎通信さんの「ソビエト・ロシアの固体燃料式ICBM」「太平洋における電子と情報の戦争1935-1945」。固体燃料式ロケットの基礎、開発の歴史、大東亜戦争時の日米技術格差から紐解く戦争の推移。分厚いよ!w pic.twitter.com/owUY6tuNWh

2016-08-17 22:17:10
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gRik @gRik23

風虎通信、太平洋における電子と情報の戦争1935-1945 読了。 「ドイツの技術は世界一(略」系の台詞をネタ枠としか受け取れなくなる。そのぐらいの技術格差。22pの「海軍の電気機器のノイズ対策は、船体と海という低インピーダンス導体に甘やかされていたのだ」という一文が重い。

2016-08-18 02:39:44
gRik @gRik23

貧すれば鈍するを地で行く当時の日本の思考と技術状況を見て暗澹たる気分になるが面白さは保証できる。 副産物として、リアル系架空戦記(覇者の戦塵など)に素直に乗れなくなるのだが。翔竜のフィードバック制御はどこから出てきたんだろう、的な。もう坊主がSG未来情報持ってきたでもいいか。

2016-08-18 03:08:15