山枡信明氏( @nobuyamamasu )が語る、発声テクニックを教わる/教えること
- chor16seki
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1)「発声」 下あごの力を抜いて、舌がだらっと下唇について、よだれが出るようにと習ったことあったのですが、これは完全に間違えであったことが判明。しかしそれに時間がかかりすぎて、悪影響を長期間受けてしまった。
2011-02-15 07:53:432)またある時期には、喉仏に指で触れ、それを下げたままにして歌う練習を教わったが、これにも無理が多くて結局変な力が入るようになってしまった。
2011-02-15 07:56:323)さらに違う方からは、胸の上部、喉から15センチぐらいの点を意識して、そこから声を発するような訓練を受けたが、これはかなり良い方向だった。
2011-02-15 07:58:424) そして一番最近の先生から、舌を高く、奥へ引けと言われたときには、最初の先生と正反対だったのでギョッとした。それでも騙されたと思って続けると、実はこれが正解だった。
2011-02-15 08:01:475) 舌は舌骨を通して喉頭とつながっているから、下が後ろへ引っ込むと喉頭は低くなる。逆に舌が前に出ると喉頭が上がってしまう。当たり前じゃないか。
2011-02-15 08:04:24訂正 5) 舌は舌骨を通して喉頭とつながっているから、舌が後ろへ引っ込むと喉頭は低くなる。逆に舌が前に出ると喉頭が上がってしまう。当たり前じゃないか。
2011-02-15 08:45:237)何で今晩は発声のことなんか書き始めたのだろう。長い年月にわたる試行錯誤。錯誤の期間が長すぎた。最後の先生のやり方になってから、うそのように高音が楽になり、低音も良くなって、歌うことが初めて楽しくなった。
2011-02-15 08:09:038)ヴァイオリンではテクニックのかなりの部分が視覚的に調整できる。でも歌は全部肉体の中で起こっていることなので、視覚的に説明しにくい。そこで人にテクニックを教えるのが極めて難しい。
2011-02-15 08:11:289)人に教えるために、言葉でなんとか内部感覚を伝えようとする。身振りで伝えようとする。その多様なこと。おおよそ考えうるありとあらゆる方法。そのうちどれが有効なのだろう。ある生徒には有効でも他の人にはだめということもある。
2011-02-15 08:15:5910)人に声のテクニックを伝える言葉は奇想天外。ときに詩的であり、精神主義的であり、宗教的であり、神秘的であり、攻撃的であり、破壊的である。
2011-02-15 08:18:14@nobuyamamasu こえの出る前の準備から逆引きするように、音のイメージ、内観といったものが生まれるような気がします。何も知らない赤ん坊にとってこえ、すなわち操作できる音の表情とは、訓練で学んでいくものなのではと。
2011-02-15 08:27:40@miyasaca ありがとうございます。小さいころは、とくに声と感情が結びついていることを体で知ることが重要と思います。呼吸と感情によって声の行くべき道筋をつける(準備する)というのが私の大きなテーマです。
2011-02-15 08:35:19@nobuyamamasu 昨年、ソブラノの斉田正子さんとご主人で耳鼻咽頭医師(二期会オペラ研修生てイタリア留学)のレクチャーコンサートで、発声の医学的仕組みを学んだので、発生について話したいと思っていました。 昼休みが終わるのでまたツイートさせて頂きます。
2011-02-15 12:52:10@pinebtm 有難うございます。楽しみにしております。科学的探求とそれによる説明は客観化をもたらしてくれると思います。
2011-02-15 19:38:14@nobuyamamasu 私もいろいろな方からいろいろな言い方で発声を教わりました。舌根を下げるように、息を前に吹くように、声を投げるように等。今は息を吸うように声を出す事を言われていて、私には今の方法が正解のような気がします。
2011-02-15 09:21:13完全に同意いたします。@yoko_takahashi 今は息を吸うように声を出す事を言われていて、私には今の方法が正解のような気がします。
2011-02-15 19:40:21@yoko_takahashi 声を出すには息を吐いているのですが、ポジションというか口や喉や鼻の状態、(内部の形)は息を吸っているときの状態が好ましいということだと思います。
2011-02-15 19:44:14