サンバーンさんのメモ
- cipacipaalud
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◆忍◆ ニンジャ名鑑#189 【サンバーン】 ザイバツのマスターニンジャ。ニンジャソウル由来のサイキック能力をサイバネ改造と組み合わせたカトン・ジツで恐れられている。圧縮されたカトン・ボールを両掌から生み出して相手に投げつけ、着弾時に膨れ上がる球状の爆風で焼き尽くす。 ◆殺◆
2011-10-01 10:09:32◆忍◆ ニンジャ名鑑#121 【プロミネンス】 発熱機構を指先にサイバネ移植したソウカイ・ニンジャ。敵の身体を内側から熱で破壊する残虐なジツの持ち主だが、ニンジャスレイヤーとの戦いにおいてあまり良いはたらきはなかった。 ◆殺◆
2011-05-02 08:04:19「ビーフイーター。センチュリオン。コンジャラー。デスナイト。ディヴァーラー。デジタルワスプ。グラディエイター。インペイルメント。モスキート。パーガトリー。スローハンド。ソーサラー。サンバーン。トーメンター。……デスナイトとグラディエイターは殺した。残り12人。今からオヌシを殺す」
2011-10-03 18:33:41「モスキート=サン、インペイルメント=サンはどこ吹く風だ。奴らネオサイタマだからって余裕こいてやがる。川向こうの山火事ってな」ディヴァーラーは言った。「ムカつくぜ」「放っておけ」吐き捨てるように言いマグロを二つまとめて口にいれた大柄なファイアーパターンニンジャは、サンバーン。
2011-10-04 23:00:41「とにかくワシらにとって火急の問題なのだ、これは」サンバーンは言った。「やるべき事をやるのみ」センチュリオンは頷いた。「死んだ奴らは心構えが足りなかったのだ。イクサの心構えが」「ンー!ンー!」初老の男は猿ぐつわを噛まされていたが、必死にもがいた。「黙れ!」
2011-10-04 23:04:06「で、そのジジイってワケだよな。クククク」ディヴァーラーがほくそ笑んだ。サンバーンはスマキ市民を無造作に蹴った。「ンーンンー!」「パーガトリー=サンの助言は流石。所詮ニンジャスレイヤーなど組織立たない狂人のテロリスト、行き当たりばったりもいいところよ」
2011-10-04 23:11:00「イクサだ。篭城期間は終わった。打って出るべし」センチュリオンは勢い込んで立ち上がった。「今度は奴がネズミめいて逃げ回る番だ!」「違いない……クククク」「ガンバルゾー!」サンバーンが禍々しいバンザイ・チャントを唱えた。他の二人もそれに続く。「ガンバルゾー!」「ガンバルゾー!」
2011-10-04 23:15:54ディヴァーラー=サンとサンバーン=サンがマスターニンジャということは、 同格とおもわれる装甲タイル装束のセンチュリオン=サンもマスターニンジャか。 #njslyr
2011-10-05 00:10:23……「で、そこへニンジャスレイヤーのご登場ってわけか?エッ?」サンバーンがシメジを蹴った。猿轡は解かれたが、スマキのままである。「アイエッ!ニ、ニンジャ……ええ、タカギ=サンのことですか?」「タカギ?誰だ」センチュリオンが首を傾げる。「タカギ・ガンドーだ」とディヴァーラー。 15
2011-10-10 23:18:25「ガンドーとやらと共謀して、ふざけたビラ作り……」センチュリオンが吐き捨てるように言う。「ニンジャスレイヤーめ……」「ところで生き残った弟子はどうなったんだ?」サンバーンがイカのスシを二つまとめて食べながら口を挟む。「まだアプレンティスだろう?誰の預りだ?次もシテンノか」 18
2011-10-10 23:41:34「そんな話はいい!ニンジャスレイヤーを殺すのだ!」センチュリオンが机を叩いた。だがディヴァーラーは手を振って制し、「熱くなるのは戦闘時でいいぜ、センチュリオン=サン……あれだ、そのアプレンティス、今はパープルタコ=サンの預りだとよ」「おう!そりゃまた!」サンバーンが笑う。 19
2011-10-10 23:47:08「それぐらいにしておけ!」センチュリオンが怒鳴った。彼は古強者めいて、冗談の嫌いな堅物なのだ。「作戦の委細を話せディヴァーラー=サン!」「ああ、すまんすまん。俺じゃない、サンバーン=サンが悪いんだぜ」「ハッハハハハ!」 21
2011-10-11 00:48:31しらじらしく青空の絵がペイントされた頭上の隔壁にも広告は輝き、人々を落ち着かせない。装甲ワゴン車の車内にもケモビールの物憂い歌は届いてくる。ディヴァーラー、サンバーン、センチュリオンはむっつりと黙っている。運転者はクローンヤクザ、シメジは簀巻きのままシートの後ろだ。 38
2011-10-11 19:09:30「この角を曲がると目的地です」カーナビゲーションを左目にインプラントしたクローンヤクザはハンドルを操作しながら告げた。「よオし!」助手席のサンバーンが拳を打ち合わせる。「ケチな路地だな。見ているだけで錆臭くてたまらんぜ」ディヴァーラーが鈑金工場の並ぶ道路沿いを見て呟いた。 39
2011-10-11 19:19:33「オタッシャデー」三人のニンジャを降ろすと、ワゴン車はしめやかに走り去った。サンバーンが簀巻きのシメジを山賊めいて担いでいる。ディヴァーラーがタバコを一服し、道路に投げ捨てた。「シミったれた印刷所だなァ?これがお前が守りたかったなけなしの財産か」「ンー!ンーッ!」 41
2011-10-11 19:37:29「結局死んだら終わりだな、エエッ?」とサンバーン。「ンー!ンーッ!」「自覚が無かろうと、ザイバツに楯突いた者はこうなるのだ。ニンジャでないという事実……それだけで貴様らは等しく原罪を背負っている。諦めろ」とセンチュリオン。「ンンーッ!」シメジは悔し涙を流すしかない。 42
2011-10-11 20:45:04「どっちにせよお前の人生は今日で終わりだ!」心底面白そうにディヴァーラーはシメジを罵った。「こいつをそこに捨てろ、サンバーン=サン!」作業机の上を指さす。「後はそこらに隠れて待つべし!」「ヨロコンデー!ハッハハハ……ウォッ!」シメジを担いでいたサンバーンの笑いが遮断された。 45
2011-10-11 21:37:09「「バカな……」」サンバーンとディヴァーラーは同時に後ずさり、同時に呟いた。赤黒のニンジャ装束に身を包んだ死神はゆっくりと立ち上がり、アイサツした。「ドーモ。ディヴァーラー=サン。サンバーン=サン。……ニンジャスレイヤーです」 53
2011-10-11 22:27:21「「バカな……」」サンバーンとディヴァーラーは同時に後ずさり、同時に呟いた。赤黒のニンジャ装束に身を包んだ死神はゆっくりと立ち上がり、アイサツした。「ドーモ。ディヴァーラー=サン。サンバーン=サン。……ニンジャスレイヤーです」
2011-10-13 13:48:34「ドーモ、ニンジャスレイヤー=サン。ディヴァーラーです」「ドーモ、ニンジャスレイヤー=サン。サンバーンです」恐るべき殺意に気圧されながら、二人のザイバツ・ニンジャは素早くアイサツした。ニンジャスレイヤーは彼らの名乗りを待つ。アイサツは神聖な時間であり、侵すことは許されない。 1
2011-10-13 13:51:56二者のオジギが終了したコンマ02秒後、ニンジャスレイヤーはセンチュリオンの死体を踏みしめ、ディヴァーラーへ飛び掛った。ナムサン!空中からの側転飛び蹴りだ!「イヤーッ!」「イヤーッ!」ディヴァーラーとの間に割り込んだのはサンバーン!丸太めいた腕が蹴りをガードする! 3
2011-10-13 14:02:59「イイィ……」ガードしたサンバーンの自由な方の手に力がこもる。何らかのジツだ!ニンジャスレイヤーはガード腕を蹴ってバック転し、飛び離れる。「……イヤーッ!」サンバーンの掌が明るく輝き出す。そしてそれを空中のニンジャスレイヤーめがけて突き出した!直後、オレンジの火球が爆発! 4
2011-10-13 14:18:06カブーム!「グワーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」三人のニンジャ……サンバーンすらも……は突如発生した小型コロナめいた爆発に吹き飛ばされた!そしてその爆発の中に巻き込まれたセンチュリオンの死体はなすすべなく爆発四散!備えていたサンバーンがまず起き上がる。「行け!」 5
2011-10-13 14:35:30