ナンパ脳と大喜利脳
- marianna_ave
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最近友人に誘われてネット上での大喜利大会に参加してるんだけど、ナンパ脳と大喜利脳はわかりやすい意味で対照的だなとつくづく思う。
2011-02-16 20:27:32ナンパ脳と大喜利脳、わかりやすい例で言うと、誰かの発言にリアクションを返す時のことを考えてみてほしい。ナンパ脳は相手に応じて反応を臨機応変に変える。60度の角度で射し込んできた光と45度の角度の光とで、上手に反射させるために鏡の置き方を変えるのは当然。
2011-02-16 20:30:50逆に大喜利脳は、相手にリアクションを返すときでも、その対象は自分自身に設定している。相手はただお題を与えてくれただけで笑わせる対象はあくまで自分自身。周りにウケてるてのは結果的にそうなってるだけの話。そういう意味で大喜利はものすごく閉じた思考。
2011-02-16 20:33:16人によってそれぞれ笑いのツボは違う。一般的にいわれる「面白い人」っていうのは、いわゆる高尚な笑いのツボを持っていて、かつ自分で自分を笑わせる技術を持っている人のことをいうのだと思う。
2011-02-16 20:35:19ちなみに高尚な笑いのツボを持ってるにもかかわらず自分自身を笑わせる技術を持たない人は、容易に相手を「面白くない」と言ってこきおろすし、理屈っぽい、俺にとっては、ひたすらめんどくさいだけの人になる。
2011-02-16 20:37:56高尚な笑いのツボってなんじゃコラっていわれると正直わからんとしか言いようがないけどな。今は「洗練されてどんどん狭くなった」とでも言っておこう。
2011-02-16 20:44:29ちなみに自分はナンパを始めた頃は典型的な大喜利脳だったのでかなり苦労した。相手を置いてけぼりにして自分で自分に笑ったり感心したりしてることが多かった。
2011-02-16 20:46:29それで、カウンセリングに喩えると、ナンパ脳=「カウンセラー」大喜利脳=「クライアント」だなということに今日はふと気付いてしまった。なかなかの慧眼である。
2011-02-16 20:50:24あと、Twitterに例えると、俺にとって「ツイートを書く」のは大喜利で、「ツイートを読む」のはナンパ。どちらかというとというくらいの意味で。だから飛ばされてきたリプライを読んでそれに返信するときにたまにすごい混乱するんだと思う。一貫性をとるか、柔軟な対応をとるかで。
2011-02-16 20:55:33でも例えば俺が「大量のRTをしてもらえるようなツイートしたいなー」とか考えてツイートするようになるとそれは大喜利脳の思考ではなくなってくる。それは正確にはナンパ脳のそれでもないんだけど、どちらかといえばナンパ脳に近い。
2011-02-16 20:59:41優秀なナンパ脳は大喜利脳に働きかけることによって大喜利脳を活性化する。これはつい最近高石 @lesyeuxx さんから学んだ。twitterの例で言うと、優秀なナンパ脳ツイートは、それによってフォロワーのRTやふぁぼを促すんじゃなくて、そいつの思考やツイートそのものを促す。
2011-02-16 21:03:31世の中には大喜利脳同士のカップルが多すぎるし、ナンパ脳を持ってる奴からすると、そいつらの不仲が本気で馬鹿らしく見えると思う。
2011-02-16 21:11:32というわけで一応の結論を。Twitterを介した二者間の関係とカウンセリング上の二者間の関係は構造としては一緒。ナンパも。あと、俺が大喜利ですべってても俺はナンパ脳代表なので大目に見てください。
2011-02-16 21:13:51性とナンパについて渋谷で考えた http://d.hatena.ne.jp/qqille/20110217/1297919802 "昨日「ナンパ脳と大喜利脳」について連続ツイートしたところ、フォロワーの方にtogetterで…「ナンパ脳って何ぞや?」という人たちは是非一読を。"
2011-02-17 17:02:15