- HayakawaYukio
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流紋岩質溶岩流やその黒曜石部分の中に時たま見られる構造です。あまりにSiO2成分が高い(70~%)ので普通に結晶を作って固まることができず、石英と長石の微結晶が同心円状に積もっていくことでできます。 twitter.com/thankyoumusic/…
2016-09-04 13:50:09昨夜のブラタモリ佐渡の録画したものを2度見た。球顆流紋岩の丸い粒状の石英が気になる。石英とか水晶とか、結晶の形しか知らなかった。何で球状になるんだろう?岩石や鉱物って、名前よりもどうやって出来たのかが気になる。 pic.twitter.com/FcjGw2W32R
2016-09-04 12:18:41日本でも幾つか産地がありますが、北海道の白滝ジオパーク geopark.engaru.jp に有名な産地と詳しいプロの人がいます。
2016-09-04 13:52:28(150年前にフンボルトのコレクションで見つかったのが起源で、アメリカにはメートル級のサイズの球顆/スフェルライトもあるらしい)
2016-09-04 13:57:14球果と球果の間は空隙でした。溶岩流ではなく、気相晶出か熱水晶出だろうと思いましたが、違いますか?私はこの方面、専門から遠いです。@geoign
2016-09-04 15:29:04@HayakawaYukio (自分にとっても専門外なので良くない表現だったかもしれませんが)、球顆はメルトの中で成長しますし、メルトの組成変化から独立に考えることができない案件だと理解しています(Breitkreuz, 2013) pic.twitter.com/1RlD1aVe30
2016-09-04 15:38:23@geoign その図でも、メルトの中というよりvapor phaseで球果ができると描いてるんじゃないですか?ゴールドが出るそうだから、地下でマグマがゆっくり固結するときの最後の最後に。
2016-09-04 15:45:08@HayakawaYukio (読んでいただたほうが早くて正しいかと思いますが)、少なくとも形成開始については、この著者含めもっと早い時点という認識だと思います。そもそも流紋岩は火道の時点でかなりbrittleですし、また流理で変形している球顆という産状もあります。
2016-09-04 16:04:08@geoign いや、きのうブラタモリで放送された球果は噴出岩の中でできたようには見えませんでした。密集してたし隙間があった。
2016-09-04 16:10:22@HayakawaYukio 番組見てないので個別の産状はわかりませんが、熱水変質でガラスが抜けて球顆だけ残ったという事も考えられないでしょうか。
2016-09-04 16:13:12. @HayakawaYukio すみません、今見ました。この2枚目は放射状のファイバー構造が保存されていますね。同心円の成長と言ってしまいましたが、ミクロスケールでの成長はこのファイバーが放射状に伸びることによります。ファイバーの幅が広いほど高温とか言われているようです。
2016-09-05 10:27:43. @HayakawaYukio この3枚目は解釈が悩ましいですが、中心の白い部分がイレギュラーなので元々は(晶洞のような)空隙であった可能性が考えられ、分類としてはスフェルライトよりlithophysaeの一種かな?という気がします。
2016-09-05 10:29:23