序章
(鶴丸「よっ、と。久しぶりだな! 突然だが企画の知らせだ。明日一日限定でやさくりが【野菜化】する。自動もあるし反応は鈍めだ。消音等、各自で対策頼む。何分特殊すぎる上に突発企画なので探り探りになるが、大目に見てくれ。」)
2016-08-02 21:32:27(鶴丸「本当は折角なら月末にやりたかったんだが、どう足掻いても無理そうだったからな。やさの日、というのも悪くないだろう?例によってやさくりには知らせずにやるから内緒で頼むぞ(唇の前で指を立てて片目を瞑ってみせて)」)
2016-08-02 21:34:58貞宗祈願の宴会とやららしいが、本当に飲み会がすきだな、うちの連中は…(ぼやきながらも上機嫌に宴会場に向かい)
2016-08-02 23:04:07(長谷部「まもなく野菜化企画を開始する。消音等は各自で対策するように。 …何だ、光忠。…は? 倶利伽羅がどうしたって?!」(宴会場に入った途端眼帯の男に捕まる。それとなく中を覗くも、件の男の姿はなかった)
2016-08-02 23:49:07やらかした…。酒の席で光忠をべた褒めしてしまった。席を外していたからと完全に油断した。まさか聞かれるとは…。気持ちがばれたら困る。光忠が離れてしまう。そうでなくとも最近別任務が多くて、共に居られる時間が少ないのに…(血の気の引いた顔を俯かせて)
2016-08-03 00:02:44光忠が何も言わないのをいいことに、寝に帰ると宴会場を飛び出したはいいが、明日からどう顔を合わせればいい? 既に俺の気持ちに気付かれていたら? 今後避けられたら、どうすればいいんだ…(項垂れて頭を抱え)
2016-08-03 00:04:29他の誰かも同じように褒めれば良かっただろうか。…いや、我ながらかなり贔屓していたから同じは無理だ。いっそ避けられる前に、何か言われる前に、避けるか…。(虚ろな目でぶつぶつと呟いて)
2016-08-03 00:05:57くそっ…言葉が交わせるからこんなことになる。物言わぬ道具のままなら、不安も何もなかったというのに…(酔いの影響かそのまま布団に寝転ぶと静かに寝息をたて始め)
2016-08-03 00:08:09@yasa_kuri (鶴丸「やさくりがひとり不穏だが、企画はこのままやるぞ。質問があれば俺か長谷部が答えよう。 しかしまさかああいった考えにいたるとは…伽羅坊も難儀な性格だな。いっそ告白してしまえば祝ってやれるのになあ。」)
2016-08-03 00:11:47企画開始
(目を覚ました…はずだったが、いつもと何かが違った。横向きになっているつもりなのに自分の手が見えない。身体も動かせない。見回すように首を捻る仕草を思い描くと、視界がぐるぐる回転した。止まったところにあった姿見には、トマトが映っている)
2016-08-03 08:30:54[何だ、これは…俺、なのか…?](声を発することなど出来るはずもなく、鏡の前で途方にくれる。だが普段とあまり変わらない視界の中に見慣れた猫の影を見つけ、思わず跳び跳ねた)
2016-08-03 08:35:03[く、来るんじゃない、今は、駄目だっ!](必死に念じるも虚しく猫は近寄ってくる。濡れた鼻が触れたかと思えば、肉球でつつかれた)[爪さえ気にならなければ気持ちいいが、爪が怖い…](ふるふると震える物体に猫は首を傾げている)
2016-08-03 08:40:06(部屋から去る猫を見送り、内心でホッと息を吐いて)[一体何がどうなっている…?また、さにわの仕業か…。まさか本当に野菜になる日が来るとは…しかしこれでは光忠と距離を詰めるどころではないな。…いや、会いづらかったからちょうどいのか]
2016-08-03 09:10:46(長谷部「さて、朝餉に行くか。…どうした、光忠。…ああ、猫か。着いてこいと言っているようだな。行けばいいだろう。ついでにあれも起こしてこい」)
2016-08-03 09:00:09[…いかん、幻聴で光忠の声が…ん?本物か?!](猫が部屋に戻ってきたかと思えば、空いた隙間から件の男が顔を覗かせる。いつもと同じ調子で呼ばれても、向ける顔がなかった)(物理的な意味で)
2016-08-03 09:30:35光忠「…ご飯も食べずに散歩かな。…ん?何でこんなところにトマト?」 [っ?! 来るな! このっ、触れるな…拾うな! 光忠、っ…近い馬鹿っ!!](首を傾げながら真っ赤な物体を見つめた男は、震えるそれを指先でつついてから徐に拾い上げて掌に乗せて顔を寄せる) 光忠「…腐ってはなさそう」
2016-08-03 09:35:04光忠「こんな立派なもの、いつの間に収穫したんだろう…そんなに食べたかったのかな。でも本当に綺麗だ。床に転がっていたのに傷一つない。美人さんだね」(そっと包むように持った野菜に語りかける顔は、畑で見る穏やかなそれだった)
2016-08-03 09:40:04(真っ白な出で立ちの男が部屋に来たかと思えば、状況を理解しているようで爆笑された) […戻ったら覚えていろ](睨み付けたつもりでいると、何かを察知したらしい白い男は肩を竦めてみせる。)
2016-08-03 10:04:47(自力でわかったのか、との白い男の問いに首を傾げた黒い男は、次の言葉で隻眼を見開く) 鶴丸[それ、伽羅坊だぞ?] (暫しぽかんとした後で事態に気付いた途端、黒い男は慌て出し、手の中にあったものが宙に浮いて……) [っ?! おい馬鹿光忠!!]
2016-08-03 10:05:09(浮遊する感覚に死を思い、これまでのことが頭を巡る) [こんなことなら昨夜、勢いに任せて光忠に告げてしまえば良かっただろうか。しかし最高に格好つかない終わりになってしまうな](内心自重の笑みを浮かべるも、すんでのところで温かい手に受け止められ) 光忠「倶利伽羅!」
2016-08-03 10:10:18