戦艦「陸奥」主砲、横須賀移設作業レポ

前説

船の科学館に長年展示されていた戦艦「陸奥」の主砲ですが、平成32年（2020年）に開催される東京オリンピック・パラリンピックに伴う周辺の再開発のため、移設か廃棄の選択が迫られていました。
※かろうじて初代南極観測船「宗谷」は、かつて「羊蹄丸」が居た場所に移動することで残されることになっていました。

そこで移設に名乗りを上げたのが、戦艦「陸奥」を建造した海軍工廠があった横須賀。
海上自衛隊出身の元統合幕僚長、齋藤隆氏が立ち上げた「陸奥主砲里帰りを支援す る会（陸奥の会）」の活動により、3万3千人の署名と約2600万円の寄付が集まり、戦艦「陸奥」主砲の横須賀移設が叶ったのでした。（横須賀市も2000万円支出し、総費用は4600万円ほどとのこと）

※補足
船の科学館に展示されていた主砲は第4砲塔（もっとも艦尾側の砲塔）の右側。
片割れは呉の大和ミュージアムの屋外にスクリューや方向舵などと一緒に展示されています。
その他、長野県麻績村の聖博物館にも主砲の砲身が展示されています。（どの砲塔のかは調べたけどわかりませんでした）
また、江田島の海上自衛隊第一術科学校には、大改装で取り外された第4砲塔そのものが展示されています。

移設前日

２０１６年９月１１日、東京ビッグサイトで開催された「艦これ オンリー同人誌即売会 砲雷撃戦！よーい！」の帰りがけに船の科学館に寄りました。

移送計画

船の科学館からの移送日

青葉は任務につき移設作業を見に行けませんでしたが、
その様子をツイートされている方が居ました。

ウキウキで準備をするワレアオバ

横須賀への到着日

天気について悪態をつくワレアオバ

なんか空母みたいのが動いてる！？

いずもは霧に消えていった