ついに完結!島本和彦がGガンダム連載を振り返る

『超級!機動武闘伝Gガンダム』が最終話を迎えました。島本先生の最終回直前のツイートを中心にまとめました。
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漫画家島本和彦 @simakazu

Gガンの連載もついに次が最終回まで来た……いろいろあった……途中にTwitterで山口亮太さんとかが褒めてくれたおかげでなんとかやってこれた……モチベーション維持するのが大変だった……自分的ベスト回はあれとあれだ。あれも入れておこう。あれとあれもよかったなぁ。

2016-07-27 15:24:32
漫画家島本和彦 @simakazu

Gガンの漫画、アニメに寄せた話にするかそうでないかはその回の内容による。初期の頃は今川監督自身もいろいろと不満要素が残ってたらしくていろんな注文があった。島本が勝手にやりやがったと読者が思ってるところが意外と今川監督の指示だったりするのだ。どこがどうだったかは大体覚えている。

2016-07-27 15:28:44
漫画家島本和彦 @simakazu

ネオメキシコの回は、本編のストーリーに抵触しないだろうから好き勝手にやらせてもらった回。途中、追っ手が……キョウジからのメッセージが…は監督の指示。結構これは好きな回。ガンダムファイトが感情のこもらないただの試合……どっちが勝ってもストーリーに影響しない……凄くいい感じだと思う。

2016-07-27 15:32:20
漫画家島本和彦 @simakazu

ありがとうございます‼︎頑張りました‼︎ twitter.com/tomonomaya/sta…

2016-07-27 15:32:53
漫画家島本和彦 @simakazu

後半は名場面が目白押しなのだが、アニメと違って一気に読むコミックスだと全部同じテンションにすると肝心なところが目立たないという事と、残りページ数、コミックス数の関係上さらっと終わらざるをえないエピソードもあったがまあこれはこれでいいと思っている。

2016-07-27 15:35:22
漫画家島本和彦 @simakazu

アレンビーの立ち位置が、アニメではわかりにくいところが自分的にあったのでそこは心を鬼にしてアレンビーの立ち位置をビシッと決めた。ちなみにアレンビーは最初にGペンで描いてたがしっくりこないので2回目から?丸ペンの細さでアレンビーの細やかさを表現した。しっくり来たので以後丸ペンで……

2016-07-27 15:37:48
漫画家島本和彦 @simakazu

最初にデビルガンダムが出る新宿編は凄く気合が入って、もうここで全部表現しちゃおう的なぶっつけ具合で描写した。新宿・東方不敗4巻は魂の巻だ。当時1ヶ月120ページを超えていたがこの2話をよく描いたと思う。ロボット漫画として他にない最高に燃える戦いになっているはず。

2016-07-27 15:44:04
漫画家島本和彦 @simakazu

キラルの回を書く前に藤田さんと戦うNHKのれんまん!という番組で惨敗した。なのでキラルの回からはその悔しさをバネにカッコいいベタな表現を追求することにした。数ヶ月の研究ののちに描いたチボデー対ドモンの戦いは自分でも号泣できる最高の漫画になった。印刷されたガンエー本誌を読んで泣いた

2016-07-27 15:47:47
漫画家島本和彦 @simakazu

爆熱・ネオホンコン5巻に収録されているチボデー対ドモンの一戦は自分漫画史上、俺を初めて号泣させた素晴らしい回になった。本当にものすごい量の涙が俺のほおを伝わり落ちた。藤田と戦って俺は俺自身を感動させる力を得ることができた。

2016-07-27 15:53:01
漫画家島本和彦 @simakazu

そのあとのネオフランス、ジョルジュ戦、母が危篤状態のため作画を病院でやるしかなかった。意識のない母の横でタブレットを使って描いた。ネームでは完璧な回のつもりだったが慣れないタブレットでのキャラクター描写が、拙かったかもしれない。

2016-07-27 15:55:43
漫画家島本和彦 @simakazu

とにかくシャッフルのメンバーとドモンとの最終決戦、決着をつける回だったので、簡単にドモンには勝たせなかった。アニメ版のプロットを崩さずに、本当の物語はどこにあるのか考えて考えて見つける戦いだった。ジョルジュ戦も素晴らしい回答を見つけた‼︎と思った。マリアルイゼの成長が勝利なのだ。

2016-07-27 15:59:18
漫画家島本和彦 @simakazu

サイ・サイ・シーとの戦いはアニメ版のがもう文句のつけどころのない完成度の高い出来だったし、監督も何かにつけこの回でTVの人に褒められた話をするので、変更はしないでそのまま書こうかと思ったが、真・流星胡蝶剣が敗れ去るのが許せず、なんとかサイ・サイ・シーに勝たせたい‼︎と思った。

2016-07-27 16:02:25
漫画家島本和彦 @simakazu

しかしストーリー上ドモンが勝つ流れは崩せないので、サイ・サイ・シーは勝つ。しかしドモンが勝つ。というストーリーを考えた。これも何日も悩んだ挙句正解が閃いた。最高だ。この連載の難しいところは、この話はもっと良くなる、と思った回よりもそもそも完成度が高い回のコミカライズである。

2016-07-27 16:06:35
漫画家島本和彦 @simakazu

後半になるとそういう回がぐっと増えてくる。宇宙に行ったあとの展開でも、頭おかしいんじゃないか?と言われるくらい大幅なストーリーの変更を打診したが、昔からのGガンのファンに対してどうか、という考えもあり、むしろアニメよりに進めることでシュバルツもキョウジも東方不敗も散っていった

2016-07-27 16:09:54
漫画家島本和彦 @simakazu

俺を追うな、は今川監督の考えたセリフです。(Gガン秘密メモ) twitter.com/4ew8i5ggnl3et0…

2016-07-27 16:11:31
漫画家島本和彦 @simakazu

あと最近出たコミックスで最終決戦編3の中で好きなのは170ページの宇宙に散ったミカムラ博士。コミカライズで何人かアニメと完全に違うキャラクターにしているのがあるが、ミカムラ博士は1番違うかも。レインのお父さんがカッコいい髪型ですらっと立って欲しかったのと、おそらくアニメとは違う…

2016-07-27 16:18:38
漫画家島本和彦 @simakazu

アニメとは違うキャラクターになるだろうと思ったから。キャラクターの心情、動機が違う人物になるな、と思った場合、アニメと違うデザインにしたところがある。そうでないとアニメのキャラクターに引っ張られてしまいそうで。読者に対する宣言みたいな感覚。ドモンの父さん、東方不敗もちょっと違う。

2016-07-27 16:20:57
漫画家島本和彦 @simakazu

Gガンの最終回直前でなんかインタビュー記事があるかも…ということでつい語りモードになって連投してしまいました。魂を描けた回もあったり、描けなかった回もあったりしましたが、自分的には奇跡的な良作もたくさんあるGガンコミカライズ。これから最終回描きますがちゃんと終わるといいなあ(笑)

2016-07-27 16:29:23
漫画家島本和彦 @simakazu

あ、あとかなり長い連載になったし私だけの著作ではないので、コミックス集めるならば連載中でないと、あとから集めるのは不可能な作品になりうるので、アニメの中で好きな回が書いてある巻だけでも揃えてくださると嬉しいですね。オススメは先ほど書いたお話…ネオメキシコ戦、新宿編、ネオホンコン編

2016-07-27 16:37:57
漫画家島本和彦 @simakazu

でも今後は自分のオリジナルの漫画で号泣するものを作らないとダメだな、結局アリもの?人様の作ったものにのっかてるからな。まだまだ登らないといけないステップは遥かにあるな。つい油断すると真剣に作品に向き合ってなくなるから、Gガンは毎回原作アニメとの戦いだったから真剣勝負だった。

2016-07-27 16:43:02
漫画家島本和彦 @simakazu

当時のアニメ製作側の方から褒められたと言うか後押しされると言うことは本当に有難いパワーになりました。 twitter.com/staffwhy/statu…

2016-07-27 20:40:22
漫画家島本和彦 @simakazu

なんだその……漠然とした問いかけは⁉︎答えを知っている者だけがフフンと余裕持って問いかける、ズルい高みからの問いかけは⁉︎ twitter.com/ufujitakazuhir…

2016-07-27 20:42:19
漫画家島本和彦 @simakazu

俺は心の中のフヂタと戦っていたのだ!俺の心の中のフヂタはそれはもう立派なやつだ‼︎そして俺はそいつに勝った‼︎妄想フヂタなど敵ではない‼︎ twitter.com/ufujitakazuhir…

2016-07-27 20:44:06
そして最終回の掲載誌が発売
リンク マイナビニュース これが最後のガンダムファイト!島本和彦「Gガンダム」がダムエーで完結 島本和彦「超級!機動武闘伝Gガンダム 最終決戦編」が、本日8月26日発売の月刊ガンダムエース10月号(KADOKAWA)で完結を迎えた。
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