今日の夜空は何色ですか、と訊かれた。 「何色も何も、夜なのだから黒でしょう」 彼女は笑った。 「あまりにじいっと空を眺めているものですから、変わった色に見えているのかと」 秋の虫が夏を追い立てている、その横で二人。今夜の空は、ただの黒ではない。 #140字小説
2016-09-29 23:44:25@nakaniwa_kouka #twremix 明日の夜空は何色ですか、とも訊かれた。答は明白だけれど、少しばかり考えてから言う。 「明日になってみないとわからないから、また一緒に見ましょうか」 「そうしましょうか」 二人は穏やかな表情で空を見続ける。吹き抜けた風は冷たかった。
2016-09-30 07:50:04@paperman104 素敵な続きをありがとうございます、リミックスなんてジャンルがあるのですね…恥ずかしながら初めて知りました…(・ω・)
2016-09-30 08:05:44
#twnovel 9月31日は #世界もう滅ぼしたい協会 によって滅ぼされてしまった。計画が成功したはずの協会は、けれども喜んではいなかった。対抗する #世界もっと愛したい協会 の作戦がうまくいったのだ。実は9月31日は世界が滅びてしまう日だったのだ。
2016-09-30 23:29:02#twremix @23novel 世界は #9月31日もう滅ぼしたい協会 によって滅ぼされてしまった。計画が成功したはずの協会は、けれども喜んではいなかった。喜ぶも何も、彼らも世界ももう存在しないのだ。世界が消え去る瞬間、彼らはこれでよかったのかと思ったという。
2016-09-30 23:35:16@23novel #twremix 実は毎月何日か #世界もう滅ぼしたい協会 によって滅ぼされている。 それを阻止しようと #世界もっと愛したい協会 が消えた日を復活させている。最近季節と気候が合わないのは世滅協が優勢で日付と四季がずれているのです。
2016-09-30 23:38:58@23novel #twremix #世界もう滅ぼしたい協会 と #世界もっと愛したい協会 の力が均衡していることで、世界はとりあえず延命し、代わりに9月31日が滅んでしまった。という情報を最後にスマホは受信しなくなった。狭間に迷い込んだ私は、9/31付の書類を手に闇を見つめる。
2016-10-01 00:40:279月31日の世界滅亡を回避できた。でも一日をそのまま無くすことは #世界もっと愛したい協会 でも難しい。だから単純に先延ばしにした。今度の滅びは4年後の2月29日。この時も #世界もう滅ぼしたい協会 が気づかないことを願う。@23novel #twremix
2016-09-30 23:42:30#twremix @ce1039 4年後の2月29日に終末の日が来ることを突き止めた #世界もう滅ぼしたい協会 だが、当然待てない。そこで来年の2月28日のあとにうるう日ならぬうるう滅を作ることにした。さあ、来年が楽しみだ。その前に滅びるけど。 @23novel
2016-09-30 23:48:34
お疲れ様でした。続きはこちらです。