誰にもわかってもらえない決断を迫られるとき

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uroak_miku @Uroak_Miku

頭で考えたようにことは進まない。体で味わった。今後の大きな教訓としたい。後日語ることもあるかもしれない、ないかもしれない。

2016-09-21 20:40:17
uroak_miku @Uroak_Miku

映画『新幹線大爆破』で、緊急事態下のひかり109号で乗客がコイン電話を使おうと列を作り、そこに背広のおっさんが「どいてくれ急いでるんだ」と割り込もうとして「なによみんな並んでるんだから!」ときーきー言いかえすマダム。その場面のひとりになった気分でした。脳内で一人二役。

2016-09-21 20:44:09
uroak_miku @Uroak_Miku

「なんで事前にちゃんと考えておかないんだ!」「そんな余裕あるかバカヤロー!」 こういう怒鳴りあいが脳内で炸裂。それを冷静に見つめる人格といっしょに。

2016-09-21 20:46:36
uroak_miku @Uroak_Miku

家庭用の機械って、たいていは段ボール箱に詰められてるわけです。箱を開けて、とにかく部品をあれこれ取り出して、組み立てて、機械を作動させる。箱や包装物はただちに廃棄物扱い。ところが箱に収めなおさないといけないこともたまにあって(いろいろ事情ゆえに)[続く]

2016-09-21 20:54:54
uroak_miku @Uroak_Miku

[続き]そういうとき、どの部品をどの袋に詰めてどこに収納して箱に収めないといけないのかわからなくなって頭がパニックになります。自転車のタイヤ取り換えを自分でやろうとして、とにかくネジやらボルトやらを緩めて外していって、タイヤ取り換えになんとか成功しても[続く]

2016-09-21 20:57:30
uroak_miku @Uroak_Miku

[続き]さあ組み立てなおそうとして、どのネジをどこにねじ込むのか途方に暮れるという経験に通じる。行きはよいよい帰りは怖い。このまぬけな怖さは味わってみないとわからない。ひとに話してもなかなか通じない。ひとから教わってもピンとこない。[続く]

2016-09-21 20:59:53
uroak_miku @Uroak_Miku

[続く]機械の操作マニュアルといっしょに、箱に収納しなおすための手順マニュアルがほしくなる。今回は箱から取り出す過程をひとつひとつ撮影しておいたので楽勝だと思ったのですが、それでも途中からわからなくなった。自分で自分に「もっときちんと撮れよ!」と怒鳴りたくなった。

2016-09-21 21:02:48
uroak_miku @Uroak_Miku

切羽づまった状態を味わった。ごく主観的な極限状態。一切の判断を自力で下さなければいけない。それもものすごくいじましい判断。『母をたずねて三千里』でマルコも味わった、ものすごく不器用でまぬけな極限状態。馬車の車輪を修理すべく軸から外したら戻し方がわからず、このままでは夜に凍死…

2016-09-21 21:05:47
uroak_miku @Uroak_Miku

[続き]そんな地味でいじましくてまぬけで自己責任なトラブルでも、当人にとっては絶体絶命のドラマ。生きるとは、ひとに話しても伝わらないこういうドラマが隠し味として回る大きな水車。

2016-09-21 21:08:20
uroak_miku @Uroak_Miku

[続き]若いときのとんねるずは、この手のまぬけな絶体絶命を見事に語りきって笑いに昇華する天才でした。二人の深夜放送(昭和末から平成にかけて)を今聞くとそれがわかる。痛い経験からしっかり学んでいく。

2016-09-21 21:12:44