「大丈夫。」 フィンジ《霊魂不滅の啓示》 下野竜也&読響 第577回定期 2016.4.14

西岡純一 @NishiokaJunichi

下野竜也/読響@サントリー。今日も開演前と演奏中に熊本では震度5の地震が続いている。少しも収束の兆しが見えない。今夜のコンサートでは開演前にバッハのプレリュードが奏でられ、終演後には指揮者から義援金に呼びかけが。鹿児島出身の下野さんの心中はいかほどか。喜んで僅かだけど協力す。

西岡純一 @NishiokaJunichi

下野竜也/読響@サントリー。読響のポジションを離れる下野さんが東京で読響を振るのは今年はこれで最後。またいつか元気な姿を見せて下さい。的確なバトンテクニックと秘曲難曲に果敢に挑むチャレンジ精神は、邦人指揮者の中では群を抜く。彼のより一層の成長を見守りたい。楽しませてもらいつつ。

西岡純一 @NishiokaJunichi

下野竜也/読響@サントリー。先週と今日の２回聴いて最も感銘を受けたのは先週のフィンジ。永遠不滅の魂の啓示というタイトルが今になってはなんと暗示的に感じられることか。今夜の締めくくりはジュピター＝万能の神。収まらない厄災は、神に祈るしかないのか。はたまた神は試練を与える存在なのか。

西岡純一 @NishiokaJunichi

下野竜也/読響@サントリー。下野さんが大好きなドウォルザークが最も尊敬していた作曲家がモーツァルト。その最後の交響曲を読響のシリーズ最後に選んだんだな。ブル9も振りたかっただろうに。でも、彼はきっと帰って来てくれるはず。正指揮者に就任してからの絆は簡単には失われないと思うから。

西岡純一 @NishiokaJunichi

下野竜也/読響@サントリー。ちなみに、来月の軽井沢とか、来年の大阪や横浜で読響の舞台に立ってくれます。本当のお別れはまだまだ先ですね。