仙波透(無知園児)的、ダンゲロスSSC2各キャラ感想おまけ付き

無知園児 @mutiennji

【長鳴 ありす】 本当に、格の高いありす師匠と、ホームグラウンドである病院でマッチングできてよかった。これが、今キャンペーン最大の幸運ですね。他の戦場だったら、普通に負けてた可能性も十分にあるからなあ。今考えても、かなり紙一重の勝負だったと思います。

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【蟹原 和泉】 個人的に、スゴく惜しいなーと思ってしまうキャラクター。何がって、三回戦劇場の方向性が良すぎたからです。フードファイトを期待され、フードファイターで終わってしまうには、あまりに惜しいキャラでした。しかし、二回連続フードファイトしたのも本人だから、仕方がない……！

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【蟹原 和泉】 実際、作者さんの二面性の書き方は本当にうまく、蟹原さん自身はスゴく魅力的なキャラでした。ただ、大原さんやありす師匠の二面性は、読者が求めるものではなかったんだろう、と……。難しさというか、テクニカルすぎる作風を感じました。変化球が切れすぎて、誰もとれない感じ？

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【蟹原 和泉】 仙波くんと戦うときは、仙波くんに一目惚れして、食らいつくしてもらう予定でした。愛以上に強いものはなく、それ故愛が食欲に変換された蟹原は無敵である、みたいな。硬化した皮膚も関係なく食らう蟹原に、仙波くん絶体絶命。問題は、攻略法を考えてなかったことですね。勝てない。

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【蟹原 和泉】 仙波くんは実はあんまし強いキャラじゃないから、こういう歩く暗黒みたいなキャラにとんと弱いんですよね。面白い筋とは思ってましたが、当たらなくてよかったなあと。ただ、蟹原さんのチョコレートパフェを食べる感じに人食する姿は描写したかったなあと、思ったりたり。

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【傀洞 グロット】 良いバランスを取っている戦術ファイター。本人の能力は、一般魔人と比較しても高すぎず低すぎずちょうど良いですね。戦術を練らなければいけないけど、応用次第と人海戦術でどうにでもできる。敵にも思考負担を与えるタイプのキャラクターですかね。

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【傀洞 グロット】 キャラがどんどん丸くなっていくのが、とても楽しかったです。このキャンペーンの性質上、敗北後も話を進めなくてはいけないというのが救いでもあり枷でもあると思うのですが、グロット君は(作者さんには申し訳ないけど)負ければ負けるほど味のあるキャラになった気がします。

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【傀洞 グロット】 仙波くんと当たった場合、人質戦術を取ることと、理想都市思想があるのに都市の住人にふさわしくない娘さんに魅力を感じているという矛盾を掘り下げよう……しか考えてませんでした。このキャラと戦うのは難しいです。

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【アリア・B・ラッドノート】 吸血鬼。想定の範囲内と言う人も多かったみたいですが、僕はかなり予想外でした。なるほどねー。能力名も……あ、なるほどねー、って感じ。言われてみれば確かにそれ以外ないんですけどね。

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【アリア・B・ラッドノート】 キャラ説も動きも、作者さんの好みが色濃く出ていて、とにかく情念を感じました。アリアちゃんのイイコ描写なども深みが出ていたし、未来ちゃんは終始くそレズですごく面白かった。まあ、僕にとってはかなり鬼門だったりもしたのですが。

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【アリア・B・ラッドノート】 仙波くんと戦うときの対策はなかったです。何もなかった。本気で困った。女の子を二人をかわいく、仲睦まじく、百合させるというのが……。でも、今回追い詰められた僕の脳みそは意外と侮れないことがわかったので、出たとこ勝負でなんとかな……ったかもしんない。

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【ナインオーガ】 謎が個性と言わんばかりの、面白さ溢れるキャラクター。プロローグから本戦から、雰囲気を作る能力ではトップクラスだったのではないでしょうか。特に第一戦は、敗北したものの、素晴らしく緊張感のある戦いを演出していました。

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【ナインオーガ】 終了後に公開したSSもとても面白く、三時間ではまとめきれなかった多くのプロットがあったのだろうと思うと、じっくり時間をかけて書き上げた短編も読んでみたいと思わせました。ナイン・オーガ完結編(全勝バージョン)とか、どうですかね！？

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【ナインオーガ】 仙波くんと戦うときは、クッキーとカタヌキ(菓子)の符号を使ってなんかしよう、としか考えてなかったですね。あとは、血液でクッキーをふやかすとか？ 鬼退治感を出すとか？ よくわかんねーメモが発掘されました。

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【芹臼 ぬん子】 仇敵。キャラとしては、明るい雰囲気、えげつない能力、メロスの存在と、取っ掛かりが多くて愉快なキャラでした。ただ、僕が書きやすいかというとそんなこともなかった。大阪弁難しかったです。かわいさを引き出せなくてすまそん。

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【芹臼 ぬん子】 この子は、なんと言っても最終戦ですね。これまでの全てを詰め込んだエンターテイメント。メロスの真の姿。そして、胸を打つエンディング。このキャンペーン全体を通しても、一二を争うくらい好きなSSです。

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【芹臼 ぬん子】 ぬん子戦は、完全にゼロからスタートで、すごく困りました。発電施設ってのもまたキツかった。そして、雑なこちらのSSに対して、ぬん子ちゃんはヤクザのお姉さんをうまく使って、痒いところに手が届くSSを書いていて、これはあかんなと思いました。自然な流れ、すごく大事。

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【芹臼 ぬん子】 そうそう、ヤクザのお姉さんはすごく良いキャラでした。せっかく関わりを持たせていただいたので、なるべく格高く、かっこよく描写させていただきました。お気に召していただいたら、ありがたいのですが。

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【鮎阪 千夜】 可愛いキャラクター性に、重い背景と凶悪な特殊能力のギャップ。実は、話に応じた時点でほぼアウトという点で、量橋並に強いのではないかと思います。逆に、無言の戦闘では極めて弱く、サブキャラの多さもあり、面白いSSを書くのに一工夫必要なテクニカルキャラだったのでは。

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【鮎阪 千夜】 個人的に、一回戦の能力運用はすごく好きでしたが、その後はあまり目立たなかった。ゴブリー戦の「サービスだから問題ない」は、かなり面白い理屈でした。実は、軽いノリのコメディラインに、すごく向いてるキャラなんだなあ、と。その方向性をもっと読みたかった気もします。

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【鮎阪 千夜】 仙波くんと戦うときは、重い背景同士なので、腰を据えてじっくり話し合うつもりでした。千夜ちゃんの境遇が似た語りを聞くことで、より強くヤスリちゃんのことを思い、結果として千夜ちゃんの語りを振り切るって展開にするつもりでした。

無知園児 @mutiennji

【量橋 叶】 今キャンペーンの最強枠。プロローグで、「誰も勝てないんじゃないのこれ」と思った人多数ではないかと。実際、「情報が出回ってる」「応答が必須」というデチューンしないと僕は勝てなかった。七坂さんは、超遠距離戦という模範解答を示しましたが、逆にそれ以外勝ち筋がない。

無知園児 @mutiennji

【量橋 叶】 能力が能力ならキャラも凶悪で、ヒールとしては素晴らしい存在感を出してくれましたね。僕はちょっと柔らかめにしちゃいましたけど、二回戦空港その２の邪悪格好よさには震えました。この人が、四回戦の「自分はまだ足りない」という結論に至るのは、なんだか胸が熱くなりましたね。

無知園児 @mutiennji

【量橋 叶】 仙波くんと対戦する際、メモには名前しか書いておらず、書きためもなかったです。ぶっちゃけ、一番やりたくない相手でした。どう勝てばいいのか、まるで思い付かなかった。ぬん子ちゃんがヤクザのお姉さん出しててくれなかったら、何も出来ずに負けてたかもしれません。

無知園児 @mutiennji

【量橋 叶】 で、出てきたSSは所々似かよっていて、しかも文章的な精度は明らかに量橋さんの方が上回っていたので、どうなるかなあーとかなりドキドキしてました。ここでも、ヤクザのお姉さんが格好よかったから票を入れてくれたコメントが多く、ぬん子ちゃんに感謝でした。