『幽霊屋敷のニコラとファントム』まとめ・パート2

・このタグはフリー素材です ・タグをつけて呟くだけで参加可能だ。本編(?)投稿から、ネタぶん投げ、三次創作、アナザーエンド、IF展開、その他もろもろなんでもオッケー ・一つ目のわらびもちがミステリーとか現代怪奇モノとか自分の好きな要素を欲望の赴くままぶちこんだ結果がこれだ!だからみんなも好きに呟いて!そして読ませて! 続きを読む
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ものわらび @monowarabi

突然人々が目覚めなくなる事件が発生。被害者の共通点はカジノを訪れていたこと。そこに乗り込んだ二人は事件の手掛かりを巡り怪しいディーラーと賭けをすることに。 しかしディーラーが相手に指名したのは博士ではなく、普通の人は見えないはずのファントムだった…! #幽霊屋敷のニコラとファントム

2018-03-07 18:20:07
ものわらび @monowarabi

最初は普通に博士が賭けやってたけど負けて魂を奪われて、それを取り返すためにファントムさんがディーラー悪魔メッフィーと対決する展開でもいいな #幽霊屋敷のニコラとファントム

2018-03-07 18:26:25
ものわらび @monowarabi

屋敷から自分以外の足音がするのを「ああファントム君か」とスルーするニコテス博士と、幽霊なのでいつもふわふわ浮いているファントムさん #幽霊屋敷のニコラとファントム

2018-04-17 21:26:07
ものわらび @monowarabi

屋敷の玄関をノックする音に(ニコラか)と扉を開けるファントムさんと、空っぽの駐車スペースと、玄関の鍵と同じキーリングに通してある車の鍵 #幽霊屋敷のニコラとファントム

2018-04-22 21:57:42
ものわらび @monowarabi

その日の晩 「ファントム君。激しい雨の夜道、それも電灯のない通りを車で走ったことはあるかい?あれは恐ろしいものだよ」 「ほう、亡霊であるこの私よりもか?」 という会話をする二人と、雨水に滲んで消えていく玄関外の黒いシミ #幽霊屋敷のニコラとファントム

2018-04-22 22:16:32
ものわらび @monowarabi

この二人で「つっこむぞ!つかまれ!」のパロ見たい #幽霊屋敷のニコラとファントム

2018-04-22 22:27:46
ものわらび @monowarabi

「どうした、ずいぶんと機嫌が良さそうだな」 窓から射し込む朝日を意にも介さずゆらりと現れた亡霊が問えば、雷電博士はたしかにその口元を平時よりも幾分か綻ばせて答えた。 「おはようファントム君。見てくれ、遠方の友人たちからバースデーカードが届いたのだ」 #幽霊屋敷のニコラとファントム

2018-07-10 23:38:58
ものわらび @monowarabi

その腕に山と抱えられているのは、封筒、カード、あるいは国際郵便などなど、その身に祝いの言葉を乗せて各地から旅をしてきた便りの数々。 「ポストからはみ出すほど届いていたよ。ふふ、自分でもすっかり忘れていたというのに、周りは覚えてくれていたのだなあ」 #幽霊屋敷のニコラとファントム

2018-07-10 23:45:37
ものわらび @monowarabi

ニコラはそう言うと手紙を抱えて書斎へと向かい、祝いの便りを几帳面にも種類ごとの山に分け、綺麗に積んだ。 そして書斎机の引き出しから気に入りのペーパーナイフを取り出すと、封筒の束の上から一枚手に取り、水面を滑る木の葉のように滑らかに、そうっと開けた。 #幽霊屋敷のニコラとファントム

2018-07-11 00:04:59
ものわらび @monowarabi

ファントムは、手紙を抱えて去ってゆく背中を、何を言うでもなく見ていた。階段を踏みしめる度にニコラの長い髪が揺れ、やがてそれすら見えなくなると、いつも浮遊している身体を珍しくも傾け、沈み、そうしてリビングのソファにごろりと横になった。 #幽霊屋敷のニコラとファントム

2018-07-11 00:19:26
ものわらび @monowarabi

天井を見るともなく見つめてぼんやりと考える。 誕生日。亡霊たるこの身ならば、命日がそれにあたるだろうか?しかし死んだ日を祝うというのもおかしな話である。 もっとも、そのどちらもはっきりと覚えてはいない。興味もない。 ……いや待て、それはどうだろう。 #幽霊屋敷のニコラとファントム

2018-07-11 00:30:40
ものわらび @monowarabi

屋敷と■■が私の全て。それ以上に重要なものなどない。だがこの頃、なにか…なにか、気になるような。 ファントムの目はいつのまにか、険しく細められていた。それは霧に迷い、見えないながらにその先を見ようと、手がかりを探そうとするような目だった。 #幽霊屋敷のニコラとファントム

2018-07-11 00:49:16
ものわらび @monowarabi

だが、霧の中にあって何かを見つけ出すなど、いかに高名な狩人であっても無理な話である。 亡霊は諦めたように目を閉じると、二階の書斎へ意識を向けた。屋敷の主である─ニコラもそう主張しているが─ファントムにとって、屋敷の様子を知ることは懐を探るより容易い。 #幽霊屋敷のニコラとファントム

2018-07-11 01:03:39
ものわらび @monowarabi

ニコラは未だ手紙を読んでいるようだった。いつもより時間をかけて読んでいるような気がしないでもない。ただ単に、膨大な量の文章が書かれているだけかもしれないが…それにしても。 「……誕生日、か」 心拍のないファントムの胸のうちに、かすかな気まぐれが弾けた。 #幽霊屋敷のニコラとファントム

2018-07-11 01:12:06
ものわらび @monowarabi

川の流れに浮かんでは消える泡沫のようにささやかなそれは、同時にソーダ水の炭酸のような刺激も備えていた。 風に捲られるページのような動きでソファから身を起こすと同時に、ファントムは書斎へと移動する。 #幽霊屋敷のニコラとファントム

2018-07-11 01:20:23
ものわらび @monowarabi

「ドクター・ライトニング。今日という日に生まれ落ちた男よ」 亡霊のマントが音もなく広がりニコラを包み込む。 「それらを全て読み終わったら、私の元へ来い…お前の望む調べを奏でてやろう」 天才の頭脳は、亡霊の言わんとすることを瞬時に理解したらしかった。 #幽霊屋敷のニコラとファントム

2018-07-11 01:45:06
ものわらび @monowarabi

「ふむ、曲数はいくつまで?」 「まあ、いつもより奮発してやろう」 書斎机を飛び越えて一回転。空色の瞳がきらきらしているのが憎らしいような、そうでもないような。 「あまり待たせるな?亡霊はあまり気が長くないのだ」 背中から扉を通り抜け、書斎を後にする。 #幽霊屋敷のニコラとファントム

2018-07-11 02:00:47
ものわらび @monowarabi

生者の誕生日などどうでもいいのだが、まあ、ほんの気まぐれだ。たまにはいいだろう。 「おめでとう。雷電博士」 あえて聞こえないように、そっと呟いた。 #幽霊屋敷のニコラとファントム

2018-07-11 02:08:33
ものわらび @monowarabi

あぜ道のいぞうさん、というシリーズの存在を知ってこのタグでコラボしたい欲がむくむくと沸いてくるの巻。日常に潜む怪奇とか好きなんだよー #幽霊屋敷のニコラとファントム

2018-08-14 02:53:55
ものわらび @monowarabi

ニコテス博士の「幽霊のいる部屋は冷たく感じると聞いたことがあるが、君と同じ部屋にいても全く涼しくないな」発言に立腹したファントムさんにより屋敷全体の温度が低下、博士が室内で遭難しかける回 #幽霊屋敷のニコラとファントム

2018-08-15 15:35:20
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