冥銭・幻想郷縁起

冥銭・幻想郷縁起
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又‡ι∫ζ” @nukillizo

冥銭 死後の世界の通貨。日本では三途の川の渡河料金として六文を副葬するのが一般的である。 死後の世界で人は欲望や煩悩の無い存在になるという考えから、そこに辿り着くまでに必要とされる渡し賃六文以上の貨幣が副葬されることはあまり無い

2016-10-14 22:19:22
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諸外国では死後の世界でも貨幣が必要と考えられている土地もあり、死後の世界で通用する通貨として作られた紙束を燃やすことでそれが死後の世界へ届くとされており、寺院や墓前、自宅の玄関先などで焚き上げが行われる。 @nukillizo

2016-10-14 22:21:09
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今回の幻想郷縁起は冥銭と呼ばれる死後の世界の通貨を模して作られた。 棺桶に忍ばせる六文銭と同様に、死後の船旅をより快適にする為のものである。 @nukillizo pic.twitter.com/in5Z0yoF2c

2016-10-14 22:25:28
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自宅の玄関先で燃やすことにより冥界へ金銭を送ることができるという素敵な貯蓄術を可能とするが、近年はゴミの分別も厳しくなり、宗教的な意味を持つものであっても個人での焼却行為は気を使うものであると思う。各自の責任の範囲で無理なく行って頂きたい。 @nukillizo pic.twitter.com/j6mM6N8XCJ

2016-10-14 22:33:21
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購入を催促するわけではないのだが、当然ながら沢山買えば買うだけ、燃やせば燃やすだけ死後の生活は快適なものとなる。購入を催促しているわけではない。お金で買えない幸せもあるし、お金で買える幸せもある。購入を催促しているわけではない。 @nukillizo pic.twitter.com/OPMlM1ayUx

2016-10-14 22:37:12
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縁起の編纂は転生の準備として必要なもののひとつであり、閻魔様へ報告するための形式のひとつとして冥銭の形をとった。 @nukillizo pic.twitter.com/BmblsKCr1P

2016-10-14 22:39:21
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死後の世界が当たり前に存在すると認識されている現代においても、死の不安を拭い切る事はできない。人の生とは死しても尚終わることは無いのだ。不安を抱える人生にひとつの安心をお届けできたら幸いである。 @nukillizo pic.twitter.com/AemcS0c6db

2016-10-14 22:41:36
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又‡ι∫ζ” @nukillizo

それでは、幻想郷縁起をよく読みよく燃やし、素敵な貴方に安全で快適な死後の幻想郷ライフを。 @nukillizo

2016-10-14 22:43:21