木曽路のエトランゼ(@fightin_dog)の『ジパング』の「みらい」に対する考察まとめ
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前にSATOH司令官やましゅう氏としたジパングのみらいの話を思い出しつつ、自分なりにみらいを考察してみようかな。 …晩御飯食べてから。
2016-08-21 18:19:43さーて、晩御飯食べたし始めるかぁ。みらいの武装は OTOメララ127mm、Mk.15×2、Mk.41(29セル)、Mk.48(48セル)、4連SSM発射筒2基、3連短魚雷発射管2基、搭載機が2機。イルミネータはSPG-62が3基とFCS-2が2基。 DDGにもDDHにも中途半端。
2016-08-21 19:23:01Mk.41には VLアスロック トマホーク 垂直発射型ハープーン(架空) SM-2ER と計4種のミサイルを搭載しているそうだ。たった29セルに。 海自標準の16発積みはとても無理なのでアスロックは8発に絞る。トマホークとハープーンは各4発とするとSM-2は13発、サルボ一回分だ
2016-08-21 19:32:04たった13発で艦隊防空なんて到底不可能。DDGではなくDDH扱いされているのもこの辺りが理由だろうか。 海自イージス艦はSM-2MRを搭載しているが、これはブースターによる射撃不能範囲の拡大を嫌った為らしい。みらいは近距離はシースパローに任せて射程の長さを取ったのだろう。
2016-08-21 19:41:4948セルとかいうバカに多いMk.48にはシースパローが詰め込まれている。原作に至ってはESSMがデュアルパックで96発(!) どう考えてもせいぜい32セルだろう。 そして、Mk.48がイージスシステムとどこまで連接されているかが最大の問題である。 …真田丸見るのでまた後で。
2016-08-21 19:56:10Mk.48がイージスシステムと連接しているかどうか。 他国のイージス艦にMk.48装備艦は存在しないので、連接させるには日本が費用を全額負担する必要がある。政治的配慮で排水量10000トンを越える護衛艦を配備していない「ジパング」の日本が予算を付けるとはは考えられない。
2016-08-21 21:23:19イージス艦用のESSMと非イージス艦用のESSMは互換性がなく、輸入にせよラ国にせよ二重に米に金を払うことになる。アニメ版のシースパローならそもそもイージスシステムに非対応。 ダメ押しとして、FCS-2を2基搭載している事が挙げられる。連接しているなら主砲用の1基で十分。
2016-08-21 21:36:35Mk.41VLSは64セル、Mk.48VLSにいたっては16セルで足りますね。それ以上積んでも、誘導の限界があるので twitter.com/fightin_dog/st…
2016-08-21 21:43:24Mk.48のシースパローはイージスシステムと連接しておらず、FCS-2のみで誘導するとすれば同時対処数は1基1目標の合計2目標。 イージスシステムを搭載しながら同時複数対処は1会戦分も怪しく、同時誘導しきれないシースパローが多いだけ、では防空艦たるDDG扱いされないのも当然か。
2016-08-21 21:55:30イージス艦であるばっかりにみらいをついDDG扱いしてしまう。艦番号に倣ってDDHとして見てみよう。(イージス艦捕まえてひどい言い様ではあるが) 艦隊指揮能力は及第点。広い上部構造物には護衛隊群を指揮する能力は十分にあると見て良いだろう。
2016-08-21 22:21:28単体のソナー性能は…?えーとOQS-4(バウ・ソナー)にOQS-21(サイド・ソナー)、SQR-19(曳航ソナー)だぁ?…突っ込み所しかないぞ。 OQS-21はバウ・ソナーとサイド・ソナーが一組でシステムを構築しているのに、何故バウ・ソナーだけ古いOQS-4にする必要があるのか。
2016-08-21 22:40:25バウ・ソナーやサイド・ソナーが国産なのに何故曳航ソナーだけ海外製?あたご型でも曳航ソナーは国産だぞ。1世代前のバウ・ソナーにサイド・ソナーは開発中の最新鋭(ていうか、やたら大きいと噂のOQS-21をゆきなみ型に積めるのか?)、曳航ソナーは海外製。 …対空装備に劣らずチグハグだぁ。
2016-08-21 22:57:35(何だか突っ込みを入れるのが可哀想になってきた。まぁここまで来たら最後までやるけど!) みらいに、DDH級の航空機運用能力は…残念ながらない、うん。 DD準拠の2機搭載では…ねぇ。DDHの名が泣くよ?こいつがはるな/しらねの後継だとすると護群のDDは常に2機搭載で相当窮屈だろう。
2016-08-21 23:08:54そろそろ眠いので結論。 みらい含むゆきなみ型は、DDGとしての艦隊防空能力もなければ、DDHとしての対潜能力もないくせに、イージスシステムを搭載している分バカ高いだけの産廃。汎用性だけはそこそこ高そうなのでBMD任務に集中させて、しらね拡大発展型でも作った方がなんぼかマシ。
2016-08-21 23:22:21@fukuokatype94 まぁヘリコプターを2機以上搭載している艦は全てDDH扱いされている可能性もなくはないのですが、そこまで考えると風呂敷が広がりすぎるんで艦種は現実準拠で考えました。2機でDDHならむらさめ型以降は全てDDH…まぁDDh位の能力はあるでしょうが。
2016-08-21 23:27:18木曽路のエトランゼ(@fightin_dog)の『ジパング』の「みらい」に対する考察まとめ togetter.com/li/1037406 これをベースにさらに考察した方が居られたのでその方の考察をベースに自分でももう少し。多分後でTogetterに追加する
2016-10-21 20:58:46頭から完全に抜けていたのが、当時のイージスシステムだと完全にBMDにかかりきりになってしまう為通常の対空警戒が疎かになってしまう点。FCS-2を2基搭載する理由の説明がつく。 FCS-2の対空監視能力は以外と高く、実際一部DEやミサイル艇では対空レーダーと砲FCSを兼ねている。
2016-10-21 21:14:05ただし、FCS-2を2基搭載したからといってFCS-2の全能力を発揮できる訳ではない。 イージスシステムがBMDと通常の対空戦闘を両立それぞれ専用のプログラムで動いていたからであり、つまるところFCSだけ増やしても戦術情報処理装置からのデータがなければたいした意味はないという事。
2016-10-21 21:47:26対空レーダーその他からの情報を基に目標の識別や脅威度評価を行い、FCSに照準すべき目標を指示する。これが対空戦闘時の戦術情報処理装置の役割。 つまり戦術情報処理装置がBMDモードだとFCS側で目標探知以下、射撃まで全て行う必要がある。 …高く見積もっても全能力の半分も活かせまい。
2016-10-23 10:04:56大体、FCS増やした位で対処能力が劇的に上がるんだったらあきづき型なんぞ造らず最初からやっとるわい、てな訳で。 FCS単独となると…戦術情報処理装置無しだと対空レーダーやESMその他の支援を全く(?)受けられず、FCS-2の探知距離に入った目標を片っ端から狙う、という形になる。
2016-10-23 12:39:46人力でデータ入力すればある程度は支援を受けられるのかもしれないが、やっている事がたかつき型レベル…まぁ、昨今の戦闘スピードを考えたら気休めですわな。
2016-10-23 12:43:03