仙石忍と恋する話

0
波月💛💜 @jocmink_rack11

今回の忍くんのカード見て、 自分が、その世界で1番の忍者の仙石忍がついに捕らえられた先の城の姫で、弱った頃にこっそり忍に会いに行って、最初は威嚇されながらも日を重ねて会いに行って少しずつ距離を縮めていく という妄想するところまでいった

2016-09-28 22:56:33
波月💛💜 @jocmink_rack11

「…忍者って強いのね」「!!」「…1週間も放置されていてまだ生きてるわ」「フーッ!」「わたしはあなたに興味があって、黙って勝手に来たの。…武器もなく拘束されていても、あなたの方が強いのはわかっているわ。そんなに警戒しないで」

2016-09-28 23:20:34
波月💛💜 @jocmink_rack11

彼が不自由なのは両手と口。捕らえて数日は誰も近づけず、食糧が尽きて弱ってきたところを2日前にやっと拘束したらしい。それでも爛々と光る右目はまだまだ死んではいなかった。…左目。なぜそれは髪で隠されている?見てみたくなって、一歩二歩、足を踏み出す。長い前髪に手を伸ばしたとき、

2016-09-29 00:11:22
波月💛💜 @jocmink_rack11

彼の右目が大きく見開かれ、拒絶の色を示した。後ろに一歩踏み込んで体当り、倒れたわたしの腕を足で押さえつける。「…わかった、もう無理に見ようとはしない。今日は帰るわ、退けて」わたしの意図を読んだらしく、ひとつ鋭く睨みつけたものの、それ以上は何もせず部屋の奥へ消えていった。

2016-09-29 00:25:00
波月💛💜 @jocmink_rack11

「こんばんは」翌日、わたしは再び彼が監禁されている部屋に来た。「ねぇ、そろそろ空腹も限界でしょう?水と白米、持ってきたわ」暗闇で光る一つの目がわたしを捉える。「そのまま見てて」わたしはおにぎりを割って一口食べ、水筒を開けて水を一口飲んだ。「食べかけだけど置いておくね」

2016-09-29 00:55:37
波月💛💜 @jocmink_rack11

「じゃあまた明日」それだけすると、わたしは自室に戻った。また翌日。部屋に入ると、おにぎりと水筒は昨晩のままの状態。まあ、想定内だ。「新しいの、置いておくから」昨日と同じように一口ずつ毒見をして、同じ位置に置く。「もったいない」昨日のおにぎりを食べながら、わたしは部屋を後にした。

2016-09-29 01:16:32
波月💛💜 @jocmink_rack11

また深夜。今日もダメか。何が悪いのか聞いてみようか。彼を探して部屋を見渡す。「あれ…?」見る方向に気配が感じられずに、数歩踏み出す。「姫殿」後ろで声が聞こえたかと思った瞬間、彼の片手が口を塞ぎ、もう片方は両手を捕らえた。「詰めが甘いでござる」

2016-09-29 12:05:41