朝搾り専用彼女2話
ワンアイディアで限界に挑戦するpart2
※エロ要素はありません
今回はちょっとキャラ掘り下げ的な
- MikanPolarin
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みかん🌈
@MikanPolarin
「そうなの? 君がそう言うなら……うん。じゃあ今日は二度寝しちゃおー」 「あ、あさなさんベッド使っていいですよ。俺は下で寝るんで」 「だーめ♪ 君も一緒にベッドで寝るのっ」 「このベッド狭いですし……」 「男なら覚悟を決めろー。そい!」
2016-10-25 23:42:56
みかん🌈
@MikanPolarin
あ、この言葉は前も聞いた気がする。とか思っている間に、押し倒されてそのまま2人でベッドに並ぶ形になってしまった。 「えへへー」 「う……」 数センチの距離で見つめ合うのはさすがに恥ずかしい。彼女のことをじっと見つめることができなくて、視線を外した。
2016-10-25 23:43:02
みかん🌈
@MikanPolarin
そういえば、起きたときも隣で寝転んでたし、今日は寝不足だったのかな? 「ね、ちゃんとわたしを見て」 「…………」 お願いされてしまえば、逆らうことはできなくてどぎまぎしながら、あさなさんと目を合わせる。
2016-10-25 23:43:16
みかん🌈
@MikanPolarin
「わたし、ここにいるよ」 「はい」 「わたし、君のところにいるよ」 「はい」 あさなさんが、もぞもぞと動いて俺の胸元にそっと抱きついてくる。 「今日1日が、君にとって良い日になりますように」
2016-10-25 23:43:23
みかん🌈
@MikanPolarin
女の子と同じベッドで寝るなんて、普通なら脳がおかしくなって眠るどころではなくなりそうなのに、不思議と目は冴えなかった。あさなさんの匂いや温もりが、そうさせているのかもしれない。
2016-10-25 23:43:46
みかん🌈
@MikanPolarin
すぅすぅというかわいらしい呼吸音を聞いているうちに、俺もどんどん瞼が重くなって、まどろみの底に沈んでいく――。 「また来るからね」
2016-10-25 23:43:54