アイドル髭切・FC会長膝丸【温泉旅行編】

旅行の思い出
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アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

「はぐれちゃった?どうしよう……あ、いるじゃないか。捕まえたっ!」『……っ驚いた』「ありゃ……えっと君は、僕の膝丸かい?」『ふふ、貴方が捜している膝丸なら、あちらの階段を上った先の神社にいるぞ』「えっあ、有難う……?」『どういたしまして。では、俺はこれで』「うん。……今のは?」

2016-08-06 20:03:36
アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

@gengi_bot_furi 『いたいた。はい、かき氷…どうしたんだい?』『……懐かしい方に会った』『ああ……。あの頃の僕だね』『覚えていたのか?』『うん、それはそうさ』『……向こうは気付いだのだろうか』『気付いていないよ』『それなら結構だ』『知らないほうがいい事もあるからね』

2016-08-06 20:13:41
アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

っ兄者!「膝丸っ!」良かった。心配したぞ「僕だって……あ、」ん?「わぁ……こんなに近くで。圧巻だね」……綺麗だな「……」……「……膝丸」……?「……沢山の思い出を有難う」弟として当然の事をしたまでだ。兄者が喜んでくれたのならそれで。 pic.twitter.com/GXuGZYFcyk

2016-08-06 20:25:05
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アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

「ねぇ、膝丸。お前は幸せになるんだよ。いつまでも僕に縛られず、自分だけの幸せを手に入れて欲しい」……?どういう意味だ。俺は兄者がいれば充分幸せだ「……」兄者?「……花火、終わっちゃったね。本丸に帰ろう。車の中で話すから」……ッ「僕なんかより、お前はずっと強い。大丈夫。きっと……」

2016-08-06 20:39:41
アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

(鶯丸自室)鶯丸!何故兄者が帰らねばならんのだっ!『俺にそれを言われても困る。……ん?俺はてっきりお前も大泣きするものだと思ったんだが。泣かなかったのか?』兄者の方が泣きそうだったのに、俺が泣けるわけ無いだろう!そんな事より、兄者が未来に帰らずに済む方法を教えてくれ!

2016-08-06 21:27:07
アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

『それが分かっていたら髭切だって諦めていない』だが兄者を独りにするなどっ!『……随分変わったな、膝丸』……?『いや、なんとなくだ。そうだなぁ……歩いていける距離なら会いに行くのも簡単なんだが』……歩く?『物の例えだぞ』いや、その手があった。そうだそうすればいい!ではな!『……?』

2016-08-06 21:32:59
アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

俺が、……耐え抜くだけでいいのならいくらでも。兄者が悲しまないのであれば、それで……。

2016-08-06 21:40:05
アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

(自室)兄者っ!「ッ驚いた……なんだい?」大丈夫だ!なんとかなるかもしれない!「へ?なんで?僕は未来に帰るんだよ?一緒に逃げたりも出来ないし」あー…っと、正確には一旦お別れだ。だがまたすぐ会える!「……どういう事だい?お前の言いたい事が読めないんだ。詳しく説明してくれかい?」

2016-08-06 21:47:36
アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

……俺もここで言い切ってしまいたいのだが、気の遠くなるような長い道のりだ。期待させておいて、もし万が一があったら困るから話す事は出来ない。だが、……俺は貴方を独りにするつもりはない。「っ、……不思議だ。お前にそう言われると、例え不確定な話でも、信じてみたい。信じてるからね、膝丸」

2016-08-06 21:54:18