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まも（C102お疲れさまでした）
@Kojimamo
川内の進水日というので鹿児島の川内に川内に会いに行った。 彼女は川内原子力発電所の夫とケッコンをしている。 駅を降りて川内川沿いに海の方へ。 バルプ工場のプラントと煙突が美しい…。 #ドボク鎮守府 pic.twitter.com/1mju2kYUd3
2016-10-30 20:19:40
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@Kojimamo
川内川の南岸をゆらゆらとゆく。 堤防上には護岸ブロックの保管ヤード。 川内川は古来より暴れ川であった事を認識させる。 彼女の夜戦の強さも川の強さから来ているのではなかろうか？ #ドボク鎮守府 pic.twitter.com/5M44dPS7u1
2016-10-30 20:24:43
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@Kojimamo
軽巡は船名が河川名に由来するだけにドボク要素が強い。 艦娘を引退した後、沿岸に終の棲家を構える個体も多いと聞く。 帰巣本能みたいなものだろうか？ 河川沿いの自治体では団地定住への軽巡娘誘致活動も盛んだ。 #ドボク鎮守府 pic.twitter.com/KDKAEHsEKy
2016-10-30 20:27:51
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@Kojimamo
やっと海にでて川内原子力発電所に辿り着く。 門衛に「え？クレーン船？は？クレーン船が徒歩できたの！？」 と驚かれつつも親が会いに来たのだと説明して構内に入る。 クレーン船だって地上を歩いてもいいじゃないか。 白亜に水色の波模様の原子炉建屋が美しい。 #ドボク鎮守府 pic.twitter.com/3hBZShKIKf
2016-10-30 20:37:04
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@Kojimamo
幾度のセキュリティチェックを受け、川内の夫である川内原発の中央管理AIがいる 中央司令所に辿り着く。 途中、職員に「ドボク提督さん、くれぐれも配管に欲情しないでくださいよ。敏感なんですから」と釘を刺された。 #ドボク鎮守府
2016-10-30 20:42:51
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@Kojimamo
どうやらここ南九州にまでガッコンドッコンの噂が広まっているらしい。 困ったもんである。風評被害だ！まったくけしかんらんらん♫ らんらんちらんちゃ。知覧茶はいいぞ。 #ドボク鎮守府
2016-10-30 20:52:47
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@Kojimamo
「あはは、こりゃどうも。お久しぶりです」 中央司令室脇の応接室で知覧茶をズズズーっと啜っていると、頭を平身低頭しながら 灰色に青のストライプという作業服を羽織った青年が部屋に入ってきた。 #ドボク鎮守府
2016-10-30 20:57:33
まも（C102お疲れさまでした）
@Kojimamo
川内原子力発電所中央管理メンタルモデル。 建屋から滅多に外へ出歩かないからか、やや青白い肌は健康的ではないようにみえる。しかしそれは24時間無休憩のメンタルモデル故の宿命だ。 #ドボク鎮守府
2016-10-30 21:10:25
まも（C102お疲れさまでした）
@Kojimamo
「どうだね？嫁さんとは仲良くやっているかね？ン？」 熟女特有のジブの上から目線な質問を投げかける。 「あ、あはは。なんとか共に原発ライフしとります」 うむ、ストレステストは合格だ。 #ドボク鎮守府
2016-10-30 21:22:21
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@Kojimamo
「たまには川内と臨界状態になるんだろう？」 「あまり炉を酷使すると検査に引っかかるので…。夜間プルサーマルとかで」 「そっかぁ。こんど、燃料棒の交換クレーンを見せてよ」 「いいですよ。引き抜きの作業光景は妖艶ですよ」 #ドボク鎮守府
2016-10-30 21:29:24
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@Kojimamo
（意味が理解できない…） 提督の付き人の朧は目を白黒させている。 姉妹の漣、曰くこれが「ドボい」という事らしい。 でも朧はそんな提督が好きだった。起重機船は原子力発電所の構造体の製造運搬にもにも携わるマザーマシン。つまり、目の前の発電所の男も提督の子供なのだ。 #ドボク鎮守府
2016-10-30 21:41:12
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@Kojimamo
提督「で、あんたの嫁さんは何処に？」 川内原発「それが、ちょっと喧嘩しちゃって…。飛び出していきました」 提督「どうしたん？」 川内原発「嫁が電撃魚雷に充電するのにタコ足配線してたので注意したら…」 #ドボク鎮守府
2016-10-31 01:02:52
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@Kojimamo
提督「何その魚雷」 川内原発「夜間の電力需要が落ちる時の有効利用で。嫁との共同開発です」 提督「仕方ないな、港の方にでも行ったんだろう。ちょっと探してくるよ」 別れ際、原発の夫よりトミカの「原子力発電所災害鎮圧車輌セット」なる箱を頂く。 うむ、実に良い。 #ドボク鎮守府 pic.twitter.com/BjN3wSJVLj
2016-10-31 01:06:23
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まも（C102お疲れさまでした）
@Kojimamo
発電所から送迎のバンに乗って川内港までゆく。車ですぐだ。 朧「提督、川内さんってなんで発電所さんとケッコンしたんです？普通は提督とでは？」 バンの後部席から朧が問いかける。 #ドボク鎮守府
2016-10-31 02:14:31
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@Kojimamo
提督「原発は海がないと生きてけんからな。冷却水と核燃料キャスクの搬入とか…。だから海の守り人つうことで川内どうしのエンで結ばせたのさ」 朧「はぁ…、まぁ川内さんが幸せならいいんでしょうけど」 #ドボク鎮守府
2016-10-31 02:18:41
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@Kojimamo
それに私は原発の格納容器製造に関わった事がある。 工場との共同作業で造り上げ貨物船への水切り作業時に魂を吹き込んだ。 人々の生命を支えるエネルギーの心臓である容器に祝福アレと。 だから原発は私の子供なんだ。 産業機械“マザーマシン”が子供を守るのは当然だ。 #ドボク鎮守府
2016-10-31 02:23:14
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@Kojimamo
九州の人々の産業の生命を支える川内原発と、海原を駈け敵を打倒し海を護る艦娘の軽巡川内。 まさにうってつけだと思った。 #ドボク鎮守府
2016-10-31 02:39:51
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@Kojimamo
やがて私たちを乗せたバンが川内川河口の河口大橋を渡る。 朧「わぁ～。川幅広いなぁ。あっ、提督見てみて！向こうに火力発電所の煙突が見えます！」 うんうんドボクだよな。 #ドボク鎮守府 pic.twitter.com/5vG9z7f1i5
2016-10-31 02:50:05
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@Kojimamo
やがて川沿いの入江を造成して出来た川内港の岸壁にバンが到着する。 運転手に別れを告げてぶらつく。 お目当ての彼女は…居たいた。 朧「あれ、船娘さんかな？」 ガット船＜せんだい＞と車止めのブロックに腰掛けて釣りをしているようだ。 #ドボク鎮守府 pic.twitter.com/dAmhmsVADT
2016-10-31 03:03:26
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@Kojimamo
接近する。 川内とガット船はじっと水面を見つめたまま気づかない。 朧に指に手を当てて(しっ）とサインを送る。 あと10ｍ。5ｍ…。1m…。 戦闘艦なのにここまで近づいて気づかないとは如何なものか。 もそもそと川内の耳の傍で囁く。 「愛、覚えてますか？」 #ドボク鎮守府
2016-10-31 03:12:40
まも（C102お疲れさまでした）
@Kojimamo
川内「リィイイイインン！！」 DOOPOONN！ 川内「ミンメイ！」 思わず髪の毛を逆立てて立ち上がった川内がバランスを崩し、川内港へ。 謎の奇声を残してブクブクと沈んでいった軽巡に呆然とするガット船に挨拶。 「せんだい＝さん。ドーモ。ドボク提督です。ご安全に」 #ドボク鎮守府
2016-10-31 03:16:41
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@Kojimamo
「ご、ご安全に…って。いやいやいや、あんた何してうんです！？川内ちゃんが沈んでしもたないですか！こや危険行為ですねん！」狼狽えるガット船娘。 アタシのジブを海へ回し、潜水士妖精を潜らせて川内をサルベージした。 びしょ濡れになり、むすっと座り込んだ川内。 #ドボク鎮守府
2016-10-31 03:24:50
まも（C102お疲れさまでした）
@Kojimamo
ガット船娘に聞くと同じ船名同士、息が合ってこうして港や甑島で釣りを楽しんいるようだ。大物が釣れた時はガット船のクレーンバケットで釣り上げるという。 提督「びっくらこかせてごめんな。川内。実はお土産持ってきたんだ」 川内「はぁ…。毎度、提督には驚くよ…」 #ドボク鎮守府
2016-10-31 03:31:18
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@Kojimamo
提督が腰の重量品置場の甲板からもそもそと、取り出したのは巨大な長方形の箱型のタンクらしきもの。 「なにこれ？」渡された川内は首を傾げる。 「おまえの母からのプレゼントだ。M菱長崎造船所嬢から」 「か、かあさんが！？」 #ドボク鎮守府
2016-10-31 03:40:40