景観する循環カフェ10/31 夜の部 まとめ

*ネタばれを多分に含みます。そしてあくまで個人的主観に基づくものです。訂正・追加・修正大歓迎!ぜひお知らせください。トーク部分については実際の質問の前後や言葉じりなど、異なる部分もあるかと思います。どうかご了承いただくとともに、そういった点もどうぞお知らせください。他の回の方への情報提供、同じ回参加のみなさんの記憶を呼び起こすことができれば幸いです。
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Ⅰ.スターパインズカフェの施設について(整理番号順に整列~着席まで)

 ・18:40ごろから1~50、51~100、101~150の三列に分かれて並ぶ。スターパインズカフェ横の道に整列。みんなで声を掛け合って並ぶ馬の骨たち。待っている間にスターパインズのスタッフさんがドリンク&フードメニューをまわしてくださる。ドリンクは600円から。細かいお金が必要。
・整理番号メールと会員証を見せて入口へ。入るとすぐ下りの階段。その階段にケイオスのスタッフさんがお二人いて、名簿と会員証・メールを照らし合わせてくださる。
・そのあとカウンター(地下1階)でドリンク代お支払い。チケットを地下2階のバーカウンターに渡してドリンクを受け取る。
・地下1階から地下2階へは少しらせん状になった階段をおりる。その階段にドリンクまちの列。先に席を確保してからドリンクの列に並ぶよう促される。
 (ここからはステージからみた視点で地下2階:1階、地下1階:2階と表記)
・席は1階:横8列×縦13列ほど?椅子がぎゅうぎゅうに並んでいる。中央には通路用にあいている部分あり。途中前から9列目のあたりで一段上がっている模様、前の人に邪魔されず見やすそう。向かって左に大きな柱が2本ありそのサイドにも椅子とテーブルあり。一階後ろにはテーブルが使える席もある。
   2階:1階にやや張りだす形。見た感じ5列位あった印象。(平野さんは2列と書いておられたのでそちらが正確かと思います。)左側にも数席カウンターつき席あり。右側にはさらに上がったところに(イメージとしてはボックスシートみたいな)席あり。
・開演まではミラーボールがゆっくりと回っている。BGMはゆったりとした弦楽器アレンジされている(と思われる)曲。(知識がなく判断できませんがブラックスターと聞こえたのでデヴィッドボウイかと思われます。「ボウイだった」とおっしゃっていたフォロワーさんもおられました。)
・会場の中には1・2階ともに録画していると思われる小さいカメラがいくつかあり。円盤化期待。
・グラスの飲み物は始まるまでに飲んでしまった方がよさそう。スタッフさんがあいたグラスを回収してくれたり、席での追加注文を聞きに客席を回ってくださる。
・自分が空調の真下にいたのかスタッフさんがエアコンの温度について確認してくださった。少しひんやりと感じたのでそのようにお伝えしその後は暖かくなった。
・ステージについて。中央と向かって左にテーブルとイスが1セットずつ(トーク用)。向かって右に演奏用の機材(マイクが二つ。歌唱用と録音用)。
・左端には謎の装置(けっこう大き目、黒くて長い)が斜めに立てかけてあるように見える。
・ステージ背景は岩みたいな感じ。照明で赤茶色い感じ+青い感じになっている。

Ⅱ.トークタイム

 ・ステージに平野さんが現れ本日の流れについて説明。トークタイム40分、休憩15分、ライブ60分の予定。「それでは平沢に登場してもらいましょう、拍手でお迎えください」岩の陰(出入口)から平沢さん登場。割れんばかりの拍手。

 ・客層について
平野さん「久しぶりのファンクラブイベントですね。今回はお客さんとの距離が近い。」平沢さん『ここもみなさんが来るまではテーブルが並んでて、食事とかしながら楽しめる感じになってたんですよ。聞いてた話ではそんな感じだったのに。ヒラサワなんかいてもいなくてもいい、みたいな。』『前になんかイベントしましたっけ?』「えーと、11年ぶりです。前にはメカノの店長さんや折茂さんとトークをしたり、あとICE9発売記念イベントもありました。」『(やや食い気味に)あーあーICE9ね。』「あのときはもう少し遠かったですよね、ステージも少し高かったですし。今日は本当に近い。」『こう、何十年もライブをやってると、お客さんの顔つきが変わってくる。昼の部の顔も違ったとスタッフと話していました。』「ファン歴はみなさんどのくらいなんでしょうね?」「ここ3年くらいで平沢の曲を聴くようになったという方は?」(挙手)(見渡す平沢さん)「おーなるほど、では10年以内、というかたは?」(半数くらい挙手)「多いですね。では20年以上というかたは?」(挙手)『あーありがとうございます。』「若い方がいっぱいですね。」『一つ飛ばして、ってやつですね(ニヤリ)』
 「じゃあさっそく事前にいただいた質問に答えていただきましょう。」

・ファンとの遭遇
  平野さん「えーと、まずは軽い話題から。平沢さんは出かけられた際に実際にファンの方とあったことはありますか、だそうです。」平沢さん『どこに出かけたとき?』「いや、普通に外出、ってことじゃないですかね?」『まーそうですね、古いファンの方は知っているかも知れませんが、P-MODEL時代にはわーとかきゃーとかってのはありました。若いころ、(原宿)駅で人を待っていて、本を読んでたんですけど、向かいのホームから『でた、ヒラサワの読書』って言われたことがありました。』『あと電車で隣の席の人にぐわっと(顔を動かすジェスチャ)顔をのぞきこまれて『ヒラサワさんですよね?』って言われたら逃げられない。』『あとここにはいないと思うから言いますけど、以前SAで向こうからわーっと(腕でジェスチャ)女性が走ってきて、『ヒラサワさんですよね!?』って聞かれて『違います(ロシアントビスコープを彷彿とさせる発音)』って言ったらまたわーって向こうに走って行った。』『あ、と、は…これもここにはいないと思うから言ってしまいますけど、去年自宅から徒歩圏内の靴屋に行って、歩く靴を買いに行ったんですけど、あのー、私足が小さいんですね。それで履いてみて、中敷きを入れましょうということになって、履いては入れて、履いては入れて、ってどんどん中敷きを入れられていくわけです。それを後ろで一部始終見ていた人がいて。どーしたらいいかわかんなくてめんどくさかったんで無視しました。』

・ラインスタンプについて
  平野さん「読みますね。これは質問と言うか提案なんですが(ここで少し平沢さんがんっ?ってなった気がする)ラインスタンプを発売されないんでしょうか。多くのアーティストが発売されています。とのことです。」平沢さん『ライン(英語のLineの発音)というものをやらないのでよくわからないんですが…Skypeを昔から使っているので。』「私もやらないのでわかりませんが、こう、言った、言った、という会話の途中にかわいいイラストを入れられるんですよ…ね?(お客さんの方を見ながら)アーティストさんで発売している人もいるみたいです。」『それはなに、みなさんが購入するの?イラストを?』「1個いくら、とか、何個かセットでいくら、とかなんですよね?」『いくらくらいなの?』「いくらくらいなんですかね?300円とか500円くらい」(前の方のお客さんから○○円だよー、いくつセットだよーという声が上がる)『(少し考えて)それはー、もう私の管轄外ですね。物販担当に…』「では今後の予定はなし、ということで。」「そういえばポケモンやらない発言もありましたね。ここに、こう、(スマホもつジェスチャ)ポケモンいるよってスクショとか撮らないんですか?」『すくしょってなんですか?』「あ、スクリーンショットのことです。」『あれもね、みんな一斉に位置情報がオンになって、誰がどこにいるかわかるようになって、、、いかがわしいですね。』『まぁみんなが寄ってたかってうわっと使いだすものにはあまり関心しませんね。猫も杓子も、っていうのは…そういうのにはなりたくない。ここに来てるみなさんもそうでしょ。こんな集まりにきて。』
  平野さん「こんな感じで和やかに行きましょう。」平沢さん『和やかなのこれ?(ちょっと笑いながら)』

・夢について

  平野さん「私は同じ町が舞台の夢を繰り返し見ます。平沢さんにも印象深い夢やよく見る夢はありますか?という質問です。」平沢さん『子供のころよく見ていたのは大きい球体と小さい球体の夢ですね。小さい球体は凄く重くて、それと同じ質量の大きな球体があって。それをつーーっと(手をまっすぐ横に動かすジェスチャ)一本の線が貫いている。その夢をみると決まって具合が悪くなり、発熱しました。』「夢のなかですけど、重さは感覚で分かるんですね。」『そうですね。』
『あとは若いころ空中に毒物をたらす植物の夢をよく見ました。続きものになっていて、あとあと、その植物は味方だってわかったりするんですけど…それは25、6歳くらいまで見ていました。夢日記とかもつけていました。』『あ、あと茶色い棚の夢。棚がこう(手で下から長方形を作るようなジェスチャ)があって、下からきれいにものが整理されて置かれているんですけど、4の倍数の棚だけぐちゃぐちゃに散らかっている。その夢を見たときも親にしがみついて泣いたりしていましたね。そのうちこの子は頭がおかしいんじゃないかってことになって、脳波をとったりしました。てんかんではないがてんかんの気はある、なんて言われました。それからは気休めの、プラシーボの薬を飲まされたりしましたが、駄目で、とうとう母親がどこかからもらってきた、仏像を描いた小さな紙を飲まされたりしました。』
「そういう夢はなにかきっかけがあって見なくなったんですか?大人になったから?」『はっきりとはわかりません。』「今でも見ますか?」『もう見なくなりました。ただ、そういった情緒にとらわれることは極まれにあります。昔はそういった情緒に囚われると、柱時計が生きているように見えたり、走っても走っても景色が全然動かなくなってみえるとか、そういうことがありました。』
 *会場内質問「夢をコントロールしたり、操作したことはありますか?」『そういうことができると聞いて何度か練習しましたけどうまくいきませんでしたね。(このとき少し顔がくしゃっとして笑顔のように見えた)』

・曲と曲のつながりについて
  平野さん「では次は少し音楽の質問を。平沢さんの曲の中には既存の曲が入っていることがありますが、それは曲と曲の物語や背景が地続きになっている、ということでしょうか?…とのことです」平沢さん『その通りですね(会場おお~)』『最近だと…マーチ、、、マーチって曲なかったっけ?マーチ(平野さんの顔を見る)そんな顔しないで…あ、マーチじゃなかった、パレードだ。曲いっぱいありますからね、覚えてられない。』「分かります。」『あれもそうですね、つながっています。』

・オーケストラについて
  平野さん「もうひとつ音楽について。以前にオーケストラについて言及されていたことがありますが、オーケストラをバックにライブをする予定は今後ありませんか?とのことです。」「以前ね、これ言っても大丈夫かな…ブルーリンボの高貴な城、という曲があって、それを海外の方が是非オーケストラでやりたいとご連絡くださったんですが…まず譜面を欲しいといわれて、申し訳ありませんがありませんと。では譜面に起こしていいですかといわれてどうぞと。少し変わってもいいですかと言われいいですよと。最終的には女性が歌ってもいいですかと言われいいですよと。こちらが結構折れて折れて、という感じだったんですけど結局なしになってしまいましたね。」『私の作る曲は実際のオーケストラではありえない音がでているんですよ。本来出ないはずの音域を行き来している。ヴァイオリンからヴィオラになって、それからいきなりチェロとか。ありえないんですね。だからまじめに(弦楽器を)やっている人には怒られるようなことをしている。今までにも何回かそういう機会はあったんですけど、譜面に起こせない。来てもらって、いざ収録、ってところまで来て、『この音出ません』って言われて、すいませんが弦、緩めてください、って言ったら激怒されました。怒られちゃうんで、無理ですね。もし、やってもいいという奇特な(貴重な、とおっしゃったかも)方がいらっしゃれば、どうぞ。』
   ~ここで1つエピソードがあるが、オフレコで、とのこと。今後雑誌などで発表されるかも知れないとのことです。~

・リカンベントについて
  平野さん「次の質問。先日ある漫画家さんが、リカンベントが原因かどうかはわかりませんが、リカンベントから転落したと思われる状況で亡くなっていたという事故があったそうです。リカンベントに乗るときの注意点やお勧めのポイントがあれば教えてくださいとのことです。」平沢さん『えー、おまえもきをつけろやー(棒読み)とのご指摘をいただいておりますが。アンチトマホークは今は私の自宅の敷地内にあります。GAZIOに貸し出していた間にシートが破れたりしてメンテナンスをしないといけない状態ですので今は乗っておりません。アップライトに乗っていても、リカンベントに乗っていても、転ぶ人は転びます。なのでリカンベントだから危ないとかそういうことは言えないのではないかと。基本的にはそういう方針です。あれ(リカンベント)は車高が低いので足もすぐ地面につくし、寝ころんだまま立ちこぎしている感じ。坂道は危ない、なんて言われますが、意外と大丈夫です。ただ、後ろは向けませんね。でもそれもバックミラーをつければ対処できます。』「ちなみにあれは荷物はどうしているんですか?」『背もたれのところにひっかけていますね。』「そうなんですね。前にリカンベントサークルなのかな、そういう集団の方たちを見ました。スタイリッシュだから(車体の)周りにかごとかなくて、みんなお弁当を背もたれとかお腹とかにくくりつけていたんですよね。かわいらしかったです。」『ああ、こう、ラッコみたいにね(お腹に手をやるジェスチャ)(かわいい)』『アンチトマホークはアメリカの○○社(失念。バーレイ、とおっしゃっていた気もする)のものです。アメリカの友人が頼んでもいないのに教えたので、ヒラサワね、カタログに載ってるんですよ。日本のミュージシャン、とかって。立派なカタログに。』
  *会場内質問「ライブで乗っていたものとアンチトマホークは同一のものですか」『そうです。』

・ハロウィンについて
  平野さん「今日はハロウィンということでそれに関する質問もたくさんいただいています。今やクリスマスやバレンタインをもしのぎ、カネが落ちるイベントとなったハロウィンについてどうお考えですか、ということです」平沢さん『昼の部でも少し話しましたが。ブルーリンボのときにいろいろと調べたんですよ。もともとはケルト人のお祭りだったものが、主催するグループがどんどん変わっていった。今はサタン復活のための生贄を捧げるという趣旨がメインなんですかね。カネが落ちるとは言うけど、商店街の人なんかは迷惑してるみたいですね。買わなくてもいいから帰ってくれって。中途半端にそういうことに手を出してる人たちを見ると生贄に見えますね。クリスマスよりそういうサタニズムのお祭りが凄くなってきているところに、世の中の暗い所が出ているし、そういう風潮になってきているところに陰謀を感じる。以前は今くらいの時期はどこもかしこもツリーがたって、コンビニもクリスマスケーキの予約をしていたのに、今はさっぱり見ない。クリスマスもよく見るとよからぬマークがいろいろと…。ごく一部の人たちの、世間とかではない、意思を感じますね。そう、一時期どくろのついた商品ばっかり出たことあったでしょう。あれだって、あんなに一斉にでてくるなんておかしい。だれか少数の人の意思を感じる。どくろのついたものを身につけるなんて…これ以上言うと、『またあんなこと言って』とか言われるからやめておきます。』

・生き方、心の持ちようについて
  平野さん「今度は生き方についてですね。平沢さんの曲から自分は自分として生きることというメッセージを受け取っている。そのようにしていきたいというときに、本当は自分にとって大事にするべき人(親・兄弟など)が自分にとってマイナスの影響を与えることがある。平沢さんならこういったときにどのように折り合いをつけますか。だそうです。ちょっと濃い内容ですね。」平沢さん『(何回も紙をめくりながら質問を確認)これは…そうですね、自分は自分として認めて生きるっていうのは自分はこうだから他人なんてどうでもいいとか、そういうのとは違います。…こういうこと言うと、いよいよヒラサワ教の集会みたいだな…。利己的になるというのと、自分を認めるというのは全然違います。そういうことを伝えてきたつもりです。…これやんなきゃダメかな(苦笑いしながら)』「あ、また書面での、会報での回答でもかまいませんよ」『…えーと、人は、お互いの相互作用の中で存在しているんですね。よく、掲示板やツイッターで、議論が混んでくると、「人それぞれですからね」っていう人いるじゃないですか。「ひとそれぞれ」っていう言葉が一番!大嫌いですね。それぞれ違う者同士が折り合いをつけようとしているのに、その活動が議論なのに、それを放棄する行為です。だから、嫌いです。相互作用を与えながら自分と言うものが存在していますから、この人がどうしてマイナスの影響を与える、と言いきれるかが分からない。なにかされたり、言われたりして、いやだな、と思う。なぜ嫌だと思うのかというところに答えがあるかもしれない。折り合いをつけるっていうのは本当に難しい。……もういいかな』「もうちょっとです、がんばって。」『…あーそう、SP-2ファイナルでは、そういったことが中心になります。SP-2達はそういった矛盾に真っ正面から向き合って、世界と折り合いをつけようとしている。そういうことをまとめられるようにします。』

平野さん「時間になりましたのでここでトークタイムは終了とします。では、平沢さんに大きな拍手を~」
マイクを左に置き、ぴょこんと椅子をおり、くるりと後ろを向く。舞台上に段差があるようでぴょこぴょこっとなりながら退場。段差でジャケットが少しひらっとする。

・平沢さんのスタイル:黒いジャケット&パンツ、黒地に白模様のシャツ(いわゆる雪の宿シャツ)、黒いストール(まとめず、首に引っかけて垂らす感じ。)
・冒頭に平野さんのマイクの調子が悪くなり、心配そうに見つめる平沢さん、すぐに直りほっとした感じに見えた。
・お水はペットボトル(緑のキャップだったのでいろはす?)、一回だけ直接口をつけて飲んでいた。トークの合間を見て邪魔にならないタイミングを選ばれていたように思う。
・トーク中のBGMは足らず講釈のVTRのときの曲と似ていたように思う。

Ⅲ.ライブ

 ・(一生懸命メモしていたら会場が暗くなり、知らないうちに平沢さんがステージ上にギターをもって現れていた)そのまま1曲目ロタティオンへ。
 ・2曲目:電光浴
 ・3曲目:CHEVRON(お客さんも参加)
 
 個人的感想:演奏中、平沢さんにスポットライトが当たって幻想的な光景。以前に「工場見学」とおっしゃっていた意味がよくわかった。音を少しずつ組み合わせて、パズルのように音を組み立てていく。毎日こういうことをしているんだな、と思った。その場でギターを重ね、バカコーラスを作っていくので足も手もせわしなく動いている。三曲ともアレンジが全く違い、歌い始められるまで全然わからなかった。コーラスを重ねるときはギターに手をやり、(実際に弾いていたのかもしれないが発声時は左手がギターから離れていたので違うと思う。)発声する音の確認をしておられるようだった。高音を出すときは身体が伸びて、指先もふるえていて、それが印象的だった。会場が小さいので腹に響く、と言うよりも地面から伝わってくる、という感じで圧倒された。
  三曲目ではマイクを通さない平沢さんの生声が一度響いた!ということだが自分は全く認識しておらず無念。
 
・馬の骨も参加(3曲目)
  平沢さん『ではみなさんにも参加してもらいましょう。えー昼の部ではファルセットを要求しましたらばシャウトになってしまいました。みなさんはうまくいくように頑張ってください。男性でも、女性でも出せる音ですからね。(ギターを弾きながら)うぅ~♪、この音です。では合図をしたら出してください。……(右手でギターをたたきながら)さんはい!(右手で我々を指すジェスチャ)』(うぅ~)『さんはい!』(うぅ~)『(やや大きな声で力強く)さんはぁい!』(うぅ~!)『もっと!さんh』(うぅ~!)(リズムを守るみんんさ)『さんはい!』(うぅ~!)
  平沢さん『じゃあ一回聞いてみましょう…(体を前屈させて足元の機械を操作)ぜんぜんだめですね、もっと大きな声で。』(もう一度同じように練習&確認)『うーん、機械の限界みたいですね。ちょっと小さくしてもらうことで調整してもらいましょう。大丈夫かな?(1階後ろに卓、問いかける)』スタッフさん「大丈夫です!」

・実際の3曲目演奏中、向かって右の録音用マイクを我々の方に向けてセッティング、口パクとジェスチャで(いいな?)という仕草。練習通り頑張るみんな。もう一回、や、OKと手でジェスチャしてくださる平沢さん。我々の声の上にどんどん低音高音を重ねていく平沢さん。
・フェードアウトはあまりうまくいかなかった様子でぷつりときれてしまうこともあった。

・そして問題のお土産タイムへ…
・演奏後…平沢さん『アンコールは昼の部はなしでした。今回もやりません。』(((えー!!!!)))『……そのかわりといいましてはなんですが、ここにディスプレイしてある、ピックがありますね?以前ピックについて話をしましたら(ツイッターでのことか)オリジナルのものを作りなさい、と言われましたので、作りました。ひとつはバーコードがひねくれたデザインのもの。バーコードに対してはこういう姿勢ですよ、というものです。下にS.HIRASAWAと書いてあります。もう一つは直筆のサインをプリントアウトしたもの。これを二つセットでプレゼントします。なんと今なら黒い台紙つき。…こっちの方がいいのか?普通のアーティストは投げたりしてあたりーとかやったりしますが…あと手渡しはしたくないのである方法でお渡しします。ではまたあとで。』一度はける平沢さん、入れ違いに現れるスタッフさん。組み立てられる謎の装置。四本の雨どい。察してざわつく馬の骨。準備するスタッフさんのまわりで、いつの間に戻られたのか、やや手持無沙汰そうな平沢さん。
 平野さん「鎮西さんお手製の装置です!昼の部から改良されています、固定してもらってぐらつかなくなりました~!」(((ワーパチパチ!)))「この装置越しに順番に皆さんにお渡ししますので順番に出てきてくださーい、電車の都合で早く帰らないといけない方はいますかー?」
平沢さんは流すのにわりと一生懸命な感じ。やや背伸びしてた?四つ全部にお客さんがいるわけではないこともあるので「そっちか」みたいな感じで行ったり来たり。自分の後ろからお姉さんの声で「ほんとにあんなことやるの?ばかみたい!」と聞こえたのが印象的だった。
お土産はものすごく暖かかったです。衝撃の暖かさ。