自衛隊

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伊勢崎賢治 @isezakikenji

南スーダン自衛隊の撤退で9条は守れるかもしれませんが、9条の精神は守れないと思います。国際社会が南スーダンを見放すなと言っている時に。:南スーダンの自衛隊を憂慮する皆様へ〜誰が彼らを追い詰めたのか? gendai.ismedia.jp/articles/-/497… #現代ビジネス

2016-10-03 11:30:45
伊勢崎賢治 @isezakikenji

駆けつけ警護なんていう用語は現場ではない。「国連セキュリティ計画」の中の「プロテクション」で、自衛隊だから日本人を助けるなんていう考えはない:なぜ日本政府はPKF部隊派遣にこだわるのか? 自衛隊「駆けつけ警護」問題の真実 gendai.ismedia.jp/articles/-/480…

2016-10-24 10:43:03
伊勢崎賢治 @isezakikenji

自衛隊はPKOではなくPKFです。PKFの「武力の行使」と一体化しないという政府の「一体化論」はウソです。:自衛隊「海外派遣」、私たちが刷り込まれてきた二つのウソ〜ゼロからわかるPKOの真実 gendai.ismedia.jp/articles/-/478…

2016-10-25 10:05:06
伊勢崎賢治 @isezakikenji

「我が国における、法的な意味における「武力紛争」が発生したとは考えていない」って、アンタ。日本から送り出す時は国内法でも、送られた現場は国際法の世界なんだから、国内法と国際法の「武力紛争」の定義が一致しないと自衛隊が一番困る。もう。 kantei.go.jp/jp/tyoukanpres…

2016-10-26 12:33:46
伊勢崎賢治 @isezakikenji

南スーダン① 国連は、今年7月の”衝突”によって人道的危機を招いた責任の所在を国連「統合指揮」の失敗とし、国連平和維持軍の最高司令官の首をすげ替えました。⇨

2016-11-02 09:55:23
伊勢崎賢治 @isezakikenji

南スーダン② 自衛隊も、戦時国際法・国際人道法上の戦闘員の識別義務である戦闘服を着用し、国連章を身につけ、国連地位協定の下で活動する以上(日本は南スーダンと二国間の地位協定を締結しているわけではありません)この指揮下にあります。⇨

2016-11-02 09:55:49
伊勢崎賢治 @isezakikenji

南スーダン③ 「東京に指揮権がある」という歴代の政府の言い分は、国際社会では通用しません。bbc.com/news/world-afr…

2016-11-02 09:56:37
伊勢崎賢治 @isezakikenji

南スーダン自衛隊① 現場の国連平和維持軍司令官の解任は国連PKO史上本当に異例なこと。一千人のケニア部隊の士気の低下とケニア政府の顔に泥を塗る外交リスクを冒してまでも、7月に起きた”衝突”による人道危機への対処の失敗を「統合指揮」の問題にせざるを得なかった国連本部のジレンマ。→

2016-11-03 12:56:22
伊勢崎賢治 @isezakikenji

南スーダン自衛隊② 住民の保護。つまり、そもそもその国の国軍の主権責任である「国民」の保護を国連PKOがやらなければいけない、ましてや、その国民への脅威がその国軍そのものである状況で、国際人道主義が渇望する「住民保護」の使命にどう応えるか。→

2016-11-03 12:56:24
伊勢崎賢治 @isezakikenji

南スーダン自衛隊③ 守るべきは自国の国民ではない(つまり、あんまりヤル気のない)多国籍の国連PKO部隊の士気を、”他国の”「住民保護」に向けてどう高めるか。もともと無理のある多国籍軍の性を、”より真剣”な「統合指揮」の発露に求めるしかない。→

2016-11-03 12:56:27
伊勢崎賢治 @isezakikenji

南スーダン自衛隊④ 「住民保護」のジレンマ。この真っ只中に自衛隊は置かれている。でも、日本国内の事情で、自衛隊即撤退、という話ではない。撤退の代わりに何をするか、だ。aljazeera.com/news/2016/11/k…

2016-11-03 12:56:29
伊勢崎賢治 @isezakikenji

「交戦権」の問題が回避できる現場として日本が自衛隊派遣を積み重ねてきた国連PKO。期せずしてそのPKOが「交戦」するようになって9条2項の矛盾が最大限に顕在化している南スーダン。:紛争の現場から見る「憲法9条」「交戦権」:伊勢崎賢治 fsight.jp/articles/-/416…

2016-11-04 08:51:41
伊勢崎賢治 @isezakikenji

交戦権と自衛隊① 相手が「国家」でなければ「武力の行使」つまり「交戦」にはならない。つまり9条に抵触しない。 この考え方は、日本国内の右・左を問わず全ての有識者、政府関係者、政治家に深く浸透しているようです。→

2016-11-04 12:09:01
伊勢崎賢治 @isezakikenji

交戦権と自衛隊② しかし「交戦」を規定する国際人道法の運用は、77年のジュネーブ条約追加議定書でも、「紛争当事者」として同法を遵守する「交戦の主体」の定義は、国家だけでなく、ある程度の指揮命令系統を持ち、ある程度の地域を支配する民兵組織(日本流だと広域暴力団)に拡大されています→

2016-11-04 12:12:09
伊勢崎賢治 @isezakikenji

交戦権と自衛隊③ 自衛隊が送られている南スーダンがまさにこれで、国連PKOは、自らを「紛争当事者」として、同じく「紛争当事者」である民兵組織に、同法を遵守して対峙することになっています。→

2016-11-04 12:12:55
伊勢崎賢治 @isezakikenji

交戦権と自衛隊④ これは、1999年発行の国連事務総長告知「国連主導多国籍軍による国際人道法の遵守」で更に明確化し、そして南スーダンでいえば、今年7月の首都ジュバでの”戦闘”による人道的危機を受けた安保理決議2304でも繰り返し強調されています。→

2016-11-04 12:13:28
伊勢崎賢治 @isezakikenji

交戦権と自衛隊⑤ つまり、日本が打撃力を行使しても9条に抵触しないと考えている「相手」の定義は、国際法には何の意味もありません。ていうか、敵対行為における合法性を勝手に決められる権利は、どの国にも認められていません。youtu.be/wJ7RwGwPhLc

2016-11-04 12:14:41
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