【冤罪】欅坂46の演出は親ナチというデマを流されただけで反ナチズムであるKeyakizaka46 is Anti-Nazi

CDB＠初書籍発売中！ @C4Dbeginner

普通にありますよ。SWCがいちいち相手にするかどうかはともかく、法務省の反ヘイトスピーチキャンペーンを秋元康がプロデュースするくらいは普通にありえる。東京オリンピック的な愛国主義と法務省的差別禁止は矛盾しないどころか、「日本を一つに」という文脈で完全に一致する。手強いですよ彼。 twitter.com/k3_neoproteste…

k3_neoprotesters @k3_neoprotester

ここで秋元氏が、今回の件を契機にサイモン・ウィーゼンタール・センターと仲良くなったりして、NoHateSpeechをスローガンにNHS48とか作ったりする、、、という展開はないもんだろうかね？ ・・・まぁないか。

2016-11-02 12:35:35

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さて、今から話をします。秋元康をボロクソに言いつつ、ここまで僕が欅坂46のライブそのものの是非について一切触れていないのは、僕がその実際のステージをメディアを通して断片的、間接的にしか見ていないからです。その断片情報をジグソーパズルのようにつなぎ合わせながら考えたことを書きます。

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結論を先に言うと、僕が推論する仮説は「秋元康がクソとか左翼がクソとかそういう話はいったんわきに置いて、欅坂46のライブにはやはりナチス賛美とは別の意図があったのではないか、それは『偶然似てしまった』とかではなく、はっきりとした反ナチスのメッセージがあったのでは」ということです。

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まず重要な点として「あの衣装は実は2部構成である」わけです。これはSWCの画像を借用したスクリーンショットなんだけど、ナチスに似ているのは左側の帽子とコートの「外側」で、その中にはスカートと赤のリボンのガーリッシュな服が仕込んである。こっちはナチスと似ても似つかない少女制服なわけ pic.twitter.com/30tGL2SgsW

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これは抗議を報道するテレビ朝日のニュース映像だけど、10秒くらいから「メンバーは黒を基調とした帽子とマント姿で登場」とアナウンサーの解説が入っている。つまり「ナチスに似た服」は入場時のものであるわけです。 youtube.com/watch?v=yX4NVu…

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そしてこの動画の1分23秒から欅坂46が「サイレントマジョリティー」を歌う実際のライブ映像が流れるんだけど、このとき欅坂はあのナチス風の帽子とマントをつけておらず、ガーリッシュなスカートで歌っている。つまりどこかでそれを脱いでいる。 youtube.com/watch?v=kVIj3d…

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実演を見てない僕の予想でしかないけど、「ナチス風軍服で登場した欅坂が、それを脱ぎ捨てて少女服に変わる、つまり全体主義を否定する」という演出意図だったのではないか。そしてこれは「サイレントマジョリティー」の世界観とぴったり一致するわけ。uta-net.com/song/205640/

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これは本当に僕の当て推量でしかないので、22日に横浜アリーナで実際のライブを見た欅坂46のファンの人に聞くしかない。何しろ秋元康のクソ野郎は「俺は見てない」だから。実際の演出はどうだったのでしょうか？どこかであの「帽子とマント」から「スカートとリボン」に変わる演出があったのでは？

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「仮に僕の仮説が当たっていれば」の話ですけど、これは現場のスタッフも欅坂も悪くないし、むろんナチス風の帽子とマント画像を見て「なんだコレは」と思って抗議した人やSWCもまったく悪くない。誰が悪いのかというと、そういう「演出意図」を説明する最も重要な責務を放棄した秋元康が悪いわけ。

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謝罪したというけど、ここまで欅坂サイドの「演出意図」は一切、誰によっても説明されていないんですよ。何を表現しようとしたのか、という最も重要な部分が一切語られないまま「表現の自由か規制か」という議論だけがある。僕の仮説の正否を置いても欅坂の「演出意図」は必ず説明されるべきだと思う。

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「そういう演出意図だとしてもナチス表象を軽々しく使うべきではない」という批判もあると思います。しかし秋元康の謝罪文は、現場はかっこよさでナチスの服を作ったバカ、欅坂の子たちは何の疑問もなくそれを着て歌ったお人形アイドルで、俺は何も知らないから何も悪くない、という責任回避でしかない

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1分40秒から欅坂のメンバーがこのファッションの（軍服でない方）の解説をしてるんだけど、『帽子とマント』の入場ファッションと正反対のシックなガールズファッションなわけです。明らかにナチス風軍服のアンチテーゼでデザインされている。 youtube.com/watch?v=kVIj3d…

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@xxlilac_ デザイナーの意図と実際のステージ監督の演出が合わないこともありますしね。

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鍵アカウントの人からもらった当日の感想だと、曲の中でぱっと脱いで変わるようなメッセージ的な演出はなかったとのことです。基本的に入場時にファンにキャンデーを投げる時に着ていたらしい。演出的にもあまり上手く行ってなかったのかな

海法　紀光 @nk12

ナチスコスプレについて。私は表現の自由は大切だと思うので、ナチスコスプレをする自由もあると思う。一方で、コスプレの目的が自分や皆を楽しませようとすることで、かつ、ナチスコスプレが多くの人の人にとって、つらい思い出を喚起するものと知らなかったのなら、考え直したほうがいいだろう。

海法　紀光 @nk12

大勢の人を不快にさせる表現に抗議が来るのは当たり前の話で、例えば日本人にとっても面白半分に扱ってほしくない戦争の思い出は一杯あるだろう。 その上で、「抗議を受けてもやりたい表現」なのか「そこまで考えてませんでした」なのかは、大きな違いだ。

海法　紀光 @nk12

表現の自由が他者の危害となる時、二つの人権のぶつかりを見て、どうするか考える必要がある。ナチスコスプレをする自由もあると書いたが、その自由は、現状の社会においては、人種差別を主張する自由と極めて近いところにあるので、配慮すべきだと思う場合も極めて多いだろう。

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ドイツでのナチス衣装、『帰って来たヒトラー』のロケを見ると、批判的な文脈のパフォーマンスと受け取った市民や観光客が手を振って賛同したり、逆にどう見てもネオナチっぽい人が「俺たちをバカにしてるのか」と敵意を見せたり、やはり文脈が重要視されているのでは。

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『帰って来たヒトラー』という映画（あるいはその原作小説）自体が「文脈って何かね」「ポリティカルコレクトって何かね」というところを揺さぶっていく映画なので、ほんとあれ自体が一筋縄ではいかないんですよね。

Sad Juno @Sad_Juno

@C4Dbeginner 舞台の演出ではありませんが、「サイレントマジョリティー」という曲に関しては「最初から曲も振付も軍隊っぽい感じを取り入れたい」という制作サイドの発言が残されています。 excite.co.jp/News/entertain…

CDB＠初書籍発売中！ @C4Dbeginner

@Sad_Juno たぶんこのへんがポイントだと思うんですよね。軍隊的な統制に反発するという歌詞のメッセージを打ち出しつつ、映像表現としては明らかに軍隊的な規律と統制の力を打ち出している。

Sad Juno @Sad_Juno

@C4Dbeginner 歌うのが個人だったら有効に機能したと思うのですが、大勢のグループで軍隊風で、となると歌詞とのミスマッチが否めない、というのが個人的な印象です。そもそもあの歌詞からどうして軍隊を連想するのかが了解しづらい……

CDB＠初書籍発売中！ @C4Dbeginner

@Sad_Juno 今回の論争もその延長線上にある、というか、その終着点としてある感じですよね。「私たちは管理されている」「統制に反抗するんだ」という表現の中に軍隊的表現があるというのは部分としてはわかるんだけど。

CDB＠初書籍発売中！ @C4Dbeginner

確かに「まったく矛盾する表象を適当に両方ブッこんで『全ての謎が明かされる！』と煽って最後は明かさずに逃げればいいんだよ」というのはエンタメの最新テクノロジーではあって、その感じの「あいつらどうせアレだろ論」が実際に当たってる可能性は高いし、制作意図を全て汲め！というのも違うのだが

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ぶっちゃけ制作サイドでは演出意図を持ってる人と持ってない人、とにかくめんどくさいのが嫌いだから適当に当日に演出変更する人、騒ぎになったので部下を切り捨てて逃げる人、全ての責任を背負わされて沈黙する人などでカオスという気もする。