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渋谷陽一過去コメントbot‏ sibuya69 今でも僕はツェッペリンが初来日した時の記者会見を鮮やかに思い出す事ができる。

日本の記者会見というのは非常に奇妙なもので、とにかく人がたくさん集まって、見た目はひどく盛りあがるのだが、肝心の質問となると全く出ないのである。 何の為に記者会見に来ているのか全くわからない。そのツェッペリンの記者会見も盛りさがったものだった。記者の中には寝ている者がいたりして、なかなかすごいものだったようにおもう。
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渋谷陽一過去コメントbot @sibuya69

こんばんわ渋谷陽一過去コメントbotです。過去コメント中心に渋谷陽一関連ネタをつぶやきます。非公式です。誤字・脱字・誤変換等ご容赦ください。

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渋谷陽一過去コメントbot @sibuya69

今でも僕はツェッペリンが初来日した時の記者会見を鮮やかに思い出す事ができる。日本の記者会見というのは非常に奇妙なもので、とにかく人がたくさん集まって、見た目はひどく盛りあがるのだが、肝心の質問となると全く出ないのである。

2016-12-05 23:15:08
渋谷陽一過去コメントbot @sibuya69

何の為に記者会見に来ているのか全くわからない。そのツェッペリンの記者会見も盛りさがったものだった。記者の中には寝ている者がいたりして、なかなかすごいものだったようにおもう。

2016-12-05 23:16:25
渋谷陽一過去コメントbot @sibuya69

しかし、それにも増して、ツェッペリンの態度はすごかった。寝ている記者には「起きろ、そこに寝ているの!」と言ってみたり、「スープがねえぞ、スープはどうした!」と机を叩いてみたり、全く好き放題だったのである。

2016-12-05 23:17:10
渋谷陽一過去コメントbot @sibuya69

今、そんな事をやったらひんしゅくを買うだけだが、当時はそうしたデカイ態度がスーパースターの特権というかダンディズムと考えられていた。そして当時のツェッペリンには、そうしたポーズが自然になじむ迫力というか美しさがあったのである。

2016-12-05 23:18:06
渋谷陽一過去コメントbot @sibuya69

ロックスターも徐々に高齢化が進み、ロックを単なる一過性の青春病として考えることができなくなっている。これまでほとんど冗談としてしか語られた事のなかった40代、50代、そして60代のロック・ミュージシャンが現実のものになって来るのだ。

2016-12-05 23:19:05
渋谷陽一過去コメントbot @sibuya69

考えてみればロックというのは青春の拡大再生産を続け、それで何とか新陳代謝を行ってきた音楽である。どんな場合も若いというのは肯定的なニュアンスとして語られ、新しい世代は古い世代を告発し、古い世代はそれに対し気弱げに対応するだけだった。

2016-12-05 23:19:50
渋谷陽一過去コメントbot @sibuya69

僕はどちらかと言うと若い時、早く大人になりたいと思っていた人である。青春というのは、何かひどく屈辱的な気がしたし、できる事なら早く通過して大人になりたかった。

2016-12-05 23:20:35
渋谷陽一過去コメントbot @sibuya69

32になって、いちおう回りに合わせて、オジンだからなどと言ってみるが、正直なところ自分の年齢に抵抗はあまり感じない。40代の自分は容易に想像できるし、それはそれでどうというものではない。20代より、むしろ30代、40代の方がいいんじゃないかと思う。

2016-12-05 23:21:27
渋谷陽一過去コメントbot @sibuya69

現実的にもうロックは青春の歌ではなくなってきているし、だからこそ初期衝動を超えたラジカルさを持ち得たのである。青春と年令に復讐されないよう、回りの人を安易にオジン、オバンと呼ばないように。あっという間だよ、年をとるのは。

2016-12-05 23:22:36
渋谷陽一過去コメントbot @sibuya69

カルチャー・クラブ『ロンドンライヴ83』去年の12月に行われたロンドン公演を収録した60分のライヴ・ビデオ。カルチャー・クラブについては説明する必要はないだろう。BCR以来、洋楽ア-ティストが誰も達成する事ができなかったオリコン・チャート初登場1位を獲得した偉大なるバンドである。

2016-12-05 23:32:32
渋谷陽一過去コメントbot @sibuya69

全13曲で、聞きたいヒット曲は全部入っている。余計な演出は一切なしで演奏のみを追っていく構成はとてもよい。オープニングで会場風景が紹介されるのだが、客のほとんどがボーイ・ジョージと同じヘアー・スタイル、ファッションをしているのでギョッとさせられる。

2016-12-05 23:33:13
渋谷陽一過去コメントbot @sibuya69

ただキョッとするのはそこだけで、後はステージに集中できる。カット割が的確で、観ていて気持ちがいい。ライヴ・ヒデオを観ていて一番イライラするのは観たいことろをカメラがちゃんと撮っていない時だ。それが全くない。

2016-12-05 23:33:44
渋谷陽一過去コメントbot @sibuya69

ロックを知らないスタッフが変に意欲的になると、画面を小さく切ったり、訳のわからないテクニックを多用して観る側の気分を逆なでするが、本当に無能な人間が意欲的になる事ほど始末の悪い事はない。

2016-12-05 23:34:30
渋谷陽一過去コメントbot @sibuya69

すでにVHDでは発売され、5月にレーザー・ディスクでも発売されるホール&オーツのライヴでもそうだったが、やはり反復が重要なビデオ・ディスクはオーソドックスに作られたものが一番いい。レコード未収録の〝メルティング・ポット〟は聞きもの。

2016-12-05 23:35:30
渋谷陽一過去コメントbot @sibuya69

【ピーター・バラカン】 渋:69年というのはこうして豊かな時代だったと同時に、すごく無邪気なロックの神話や、ラヴ&ピースのロックで世界が幸せになるという幻想が否定されてしまった時代でもあったよね

2016-12-05 23:39:03
渋谷陽一過去コメントbot @sibuya69

ピ:とはいえ、僕は未だに60年代の青臭い理想主義的な部分を捨てきれてない人間なんだけどね。ジェリー・ガルシアみたいな人は70年代も80年代もずっと活動続けてるし、グレイトフル・デッドはヒッピーの理想を継続しているグループだったし、ああいう可能性もなくはないなということも分かった

2016-12-05 23:39:54
渋谷陽一過去コメントbot @sibuya69

渋:僕も、ロックにおけるラヴ&ピース、フリーっていうのは死ぬまで手から離さないと思うし、それしか自分にないと思うけど、それを実現していくためにはそれだけを言っててもダメだと。そこに緻密な戦略がないと。ロックがものすごく大きくなってしまったから

2016-12-05 23:41:22
渋谷陽一過去コメントbot @sibuya69

ピ:そうだね。レコード会社が多国籍になって規模が大きくなった。大きくなれば保守的になって冒険しなくなるよね。60年代の方が何でもやってみようという意識だった。だから60年代が面白かったんだよ。冒険心の塊だったから。70年代に入ってからは、それが少なくなった

2016-12-05 23:41:45
渋谷陽一過去コメントbot @sibuya69

渋:今はどうしてもアメリカの勢いの方がすごいという感じなんだよね。だけど69年のリストを見ると、やっぱりイギリスは豊かだよね。ツェッペリン、クリムゾン、ビートルズ等がいて、ものすごく豊かなロックがそこに存在していて。一体なぜこのようなことが起きていたんだろうかと

2016-12-05 23:42:34
渋谷陽一過去コメントbot @sibuya69

ピ:たとえばサンフランシスコのバンドがやっていることとピンク・フロイドがやってることは全然違うし。69年ぐらいになると「このサウンドはブリティッシュ・ロックだ」っていうのがはっきりしてくる。67年くらいからはブリティッシュ・ロックという言い方が出来るかもしれない

2016-12-05 23:43:38
渋谷陽一過去コメントbot @sibuya69

渋:俺たちの国はロックの国イギリスだぜ!みたいのはない? ピ:何となく違ったな。ゼペリンぐらいにはそういうのはあるかもしれない。今回の特集記事を読んで、ジミ・ペイジが何を考えていたかということが初めて見えてきて、かなり意識してるよね

2016-12-05 23:44:20
渋谷陽一過去コメントbot @sibuya69

渋:イギリスであるということを? ピ:渋谷さんが言った、ブルースから離れることを。もちろんウィリー・ディクソンの曲をたくさんやってるだけどね 渋:やり方の切り口が全然違うんだよね。たとえばクラプトンがやったのとは全く違う

2016-12-05 23:45:30
渋谷陽一過去コメントbot @sibuya69

ピ:面白いのは、シタールを持ってたんだけど、チューニングの仕方が分からなかったら、インド人街に持って行って教えてもらったっていう。ジョージ・ハリソンも取り上げていない時代にそういうものに興味を示していたんだよね。その話が面白かった。この人はこういう感性だったのか、と

2016-12-05 23:46:26
渋谷陽一過去コメントbot @sibuya69

渋:で、すっかりツェッペリン好きになったと。聴いてみるといいよ。意外といいから ピ:もういやと言うほど聴いてる(笑)いや、皆が好きなのは分かるよ。うちの息子も大好きだし 渋:『プレゼンス』だけは真面目に聴いてもらいたいな。ロックが到達した最高の頂のひとつだと思います

2016-12-05 23:47:59