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春夫の手紙開封時セリフから 太宰は芥川賞絡みで春夫に何をしたのか

自分用 具体的にどんな手紙を送られたのか 春夫側はどう思っていたか(小説:芥川賞を中心に) 太宰に対する春夫の評価と態度 春夫について言及した、春夫以外に宛てた手紙 続きを読む
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余談

フラワードクトリン@東5テ33a @flowerdoctrine

太宰が芥川賞前後の一時期、かなりヤバい感じで春夫に執着してた様子を布教たというか 太宰が4mの手紙を春夫に送りつけた事、他にも沢山手紙を出したと知って掘り返したら、もっとヤバい物件が埋まっていたって感じなんだよ…例えて言うなら太宰はユダで、芥川は神で、春夫がキリストなんだよ…

2016-12-10 15:48:03
フラワードクトリン@東5テ33a @flowerdoctrine

文アル太宰が、春夫に対してああいう事(手紙)言うのは メンタルどん底の時に自分を認めてくれた春夫に対して、絶望の淵から掬い上げてくれた、というのがあるのかなとおもった。 だから、春夫から目を逸らされるのは、救い主からも見捨てられたような気がして太宰はつらい

2016-12-04 16:12:06
フラワードクトリン@東5テ33a @flowerdoctrine

文アル太宰は、もう彼が惑乱する原因の一つであった芥川賞関係ないし、神様芥川はいるし、そこまでヤンデレではないっていうか、可愛げのあるかまってちゃんレベル…だといいな春夫の為にも

2016-12-10 22:41:20
フラワードクトリン@東5テ33a @flowerdoctrine

文アル文豪は、史実と作品の適度なMIXでまあ採用されないリアルネタもあると思うんだけど、太宰と春夫に関しては芥川賞絡みで春夫がどれだけ粘着されたかはぶっこんでくると思う。 キャラ紹介に4m手紙の事出てるし。

2016-12-10 16:34:45

太宰が春夫に父を重ねていた可能性

フラワードクトリン@東5テ33a @flowerdoctrine

やっぱ芥川賞周りで、太宰が春夫にかけた迷惑の半分くらいは、芥川賞というより、春夫に亡父の面影を重ねて妄執していたことに端を発しているのでは…?そうでないと川端相手には2,3回で引きさがり、他の委員をスルーし、ここまで春夫に迷惑をかけた意味が分からない。

2016-12-22 00:10:26
フラワードクトリン@東5テ33a @flowerdoctrine

太宰が、谷崎の娘さん(春夫と千代の再婚後、佐藤家に)と結婚したがっていたが、回避されたというネタ自体は知っているが、これ檀の証言読むほどじわじわ来るな。

2016-12-21 23:20:34
フラワードクトリン@東5テ33a @flowerdoctrine

檀先生の証言 ・熱海に太宰を請け出しに行った時※1に、太宰がいきなり鮎子嬢との結婚を言い出す ・当時の鮎子嬢には既に婚約者が ・太宰は既婚者 ・なので檀は最初冗談だと思った ※1走れメロスの着想元らしい、檀人質事件 ※2谷崎と千代の娘、春夫と千代の再婚後、母と共に春夫の所へ行った

2016-12-21 23:36:27
フラワードクトリン@東5テ33a @flowerdoctrine

檀先生の証言2 ・太宰が彼女を好きだなんて夢にも思わなかった ・婚約者がいてもうすぐ結婚することは知れ渡っており、太宰はそれを知っていた ・太宰が彼女の事に言及したのは一度だけ「狐みたいな、いい感じだね」 ・その上で、大丈夫だ、自信あるんだ、と謎の回答をする太宰。

2016-12-21 23:44:20
フラワードクトリン@東5テ33a @flowerdoctrine

檀先生の証言3 ・太宰「鮎子さんを貰ってきて、自信がある、佐藤先生に取り次いでくれ、実現さしてくれ」 ・檀は、冗談かなんかだと思って当然相手にしなかった ・太宰は実現の可能性に思い惑っていたように見えた※ ※繰り返すが当時の太宰は既婚者です

2016-12-21 23:51:32
フラワードクトリン@東5テ33a @flowerdoctrine

檀先生の証言4 ・檀自身、実際にこれらを太宰の口から聞いているが、到底信じられなかったし、檀以外の証人もいないから、長い間黙っていた ・ただ、太宰が佐藤春夫に宛てた数々の手紙を見ると、太宰の気持ちの底のどこかにそのような妄執があったとはっきり分かった。

2016-12-21 23:55:40
フラワードクトリン@東5テ33a @flowerdoctrine

太宰は、春夫に、ずっと自分を構ってくれなかった実父を重ねてた可能性高いなあ。父親に甘えてるのと同じだから、わがまま言って押しかけて駄々をこねてワーワー泣いて平気なんだ。小説『芥川賞』で、小学生が父兄や教師に訴えるような口調だったと記されるのも多分まちがってない

2016-12-18 07:55:38
フラワードクトリン@東5テ33a @flowerdoctrine

だから、太宰の東京八景はどうも概ね事実らしいんだけど(井伏解説)、あそこで春夫がモデルと思しきSさんは「君には意地悪かったような気もするが、かえってそれが良い結果になったみたいで、僕は嬉しいと思ってる」的なことを主人公に言う。この考え方が、なんだか子別れする獣のそれっぽい。

2016-12-18 22:49:22
フラワードクトリン@東5テ33a @flowerdoctrine

佐藤春夫の小説『芥川賞』の副題が『憤怒こそ、愛の極点』であること、 春夫は、太宰の才への称賛と愛と同時に、その痛ましさと文才を巧みに利用して、春夫側を貶める事態を招いたことをひどく怒った。太宰の才が気に入ってるから腹立たしかった。その結果がこれを書いたというのは以前に言った。

2016-12-23 00:23:02
フラワードクトリン@東5テ33a @flowerdoctrine

そして、この春夫の小説『芥川賞』の副題『憤怒こそ、愛の極点』は、太宰が妄想で春夫を非難した『創世記』内『山上通信』の一文でもある。つまり、春夫は作品をちゃんと読んだ上で、太宰の妄想を指摘し、それを叱る小説を書いたわけです。それに対する太宰の反応が『HUMAN LOST』のあの箇所

2016-12-23 00:30:37
フラワードクトリン@東5テ33a @flowerdoctrine

まあ、なんだHUMAN LOSTでの反応を見る限り、春夫の反応は、太宰の希望とは微妙に違う感がすごいよな。太宰が春夫に求めていた父の愛とは、神の子キリストがユダも全ての人類の罪も背負ったような、無条件の受容であって、獣の子別れのような反応ではなかった。

2016-12-23 00:40:30
フラワードクトリン@東5テ33a @flowerdoctrine

どれだけ泣いても縋っても迷惑をかけても、外でどんな罪を背負っても、太宰の存在を認めて、赦して、愛してくれる存在。それが多分、実生活でついに実父の承認を得られなかった太宰が、欲していた「父親」 春夫は、どん底の太宰に承認を与えたことで、その「父親」に重ねられてしまった。運が悪い。

2016-12-23 00:44:39
フラワードクトリン@東5テ33a @flowerdoctrine

やっぱ太宰の「春夫と旅行できなかつた話」って随筆は、パパと遊園地に行けなかった子供が、休み明けに同級生にそのことを笑われて、キレてわめいているような文章、ってあの第一印象間違ってなかったかもしれない…

2016-12-18 10:10:45
フラワードクトリン@東5テ33a @flowerdoctrine

芥川賞絡みの手紙攻勢と押しかけもトラウマだろうけど(そっちは手紙開封台詞の方だと思う) 春夫の太宰絡みの最大トラウマ(目を逸らす)は、痛ましくも才能ある弟子が痛ましいまま自殺したことだと思う。可愛いと思ってた息子に先立たれて、ショック受けない親はいないようなもんで

2016-12-18 22:33:52
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