エロゲネタ・業界板ベストエロゲー投票評価点別ランキング　シナリオ編

よろづ集計人＠2021年ベストエロゲー投票まで充電中 @besterogeyorodu

さて、ベストエロゲー投票には「評価点」という制度がございます。 これは2007年よりカレー好き集計人氏が考案したもので、投票した作品の特に評価する要素を集計するために付与するもので、細かなルール変更を重ねつつ現在まで続いている制度です。

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現在の評価点は以下の5項目。一作につき2項目まで付与可能です。 S　シナリオ(Scenario) C　キャラクター、声(Character,voice) G　絵、演出(Graphic,effect） M　音楽(Music) P　ゲーム性(Playability)

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その特性上、評価点の配分は偏る傾向にあり、上位作でも票があまり集まらないものもあります。 例えばランスなら1点はPがほぼ確定、もう1点はCに多く取られがちでSやGは伸び辛い、等ですね。 このため評価点とは各要素の絶対値を図るものではなく、相対的な傾向を図るものだとご理解下さい。

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このため評価点毎のランキングというのは、必然的に上位作が有利になる・長所が複数ある作品ほど各項目は伸び辛い等の理由で、実はあまり意味がなかったりします。 とはいえ、上位に並ぶのはやはりその年を代表する作品群。並べてみると意外な結果が見えたり、この作品はあの頃かと懐かしめたり。

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そんな訳で、今年の宣伝を兼ねた感想紹介は 「各年度の評価点別ランキング」 を行います。 今年は開催直前まで毎日少しずつ行う予定ですので、よろしければまた見てやって下さい。

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さて、最初にご紹介する評価点は ・S　シナリオ(Scenario) と致します。 シナリオゲーが強いベストエロゲにおいては花形と言える評価項目。 実際に、評価点S1位の過半数は総合1位を獲得しています。 この各年のベストテンの感想を1日毎にご紹介致します。

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それでは早速、初めて評価点が導入された2007年より。今年は先に順位から発表致します。 2007年　評価点Sランキング 1位　99p　世界でいちばんNGな恋 　 　 2位　79p　キラ☆キラ 　 　 3位　55p　カタハネ

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@besterogeyorodu 4位　49p　赫炎のインガノック -What a beautiful people- 5位　35p　そして明日の世界より── 6位　33p　R.U.R.U.R -このこのために、せめてきれいな星空を-

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@besterogeyorodu 同位　33p　こいとれ -REN-AI TRAINING- 　 8位　29p　続・殺戮のジャンゴ -地獄の賞金首- 　 9位　26p　いつか、届く、あの空に。 　 10位　25p　月光のカルネヴァーレ 次点　22p　ひまわりのチャペルできみと

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世界でいちばんNGな恋(Hermit/2007S1位/総合1位) 相も変わらず魅せてくれた、丸戸流｢めぞん一刻｣。 ダメな人間ばかりなのにそれがとても暖かい。 ｢ずっとこの世界に浸っていたい｣と思わせてくれる、丸戸の真骨頂を存分に発揮した作品。 pic.twitter.com/7rxc3pEFxC

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@besterogeyorodu ・丸戸の安定感はやはり鉄板 更に重くなりすぎないプチ修羅場が好きでトコが気に入った俺にはもうクリティカルヒットで終始ニヤニヤだった それにしてもいちばんを漢字にしてる奴多すぎだｗ

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@besterogeyorodu ・シナリオは丸戸ファンなら納得の出来。 初見でも「あぁ丸戸ってこんな話書くのね」という認識は持てるかと。

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@besterogeyorodu ・なんのかんのと今年一番に楽しめた作品 こんにゃくよりままらぶの方が好みの自分には当たりだったと思う。 ありえない日常と、ある意味であり得ない程出来る主人公と周りの人達ですが、ダメダメだけど楽しい日常を感じさせる人情味あるシナリオは当たりでした。

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@besterogeyorodu ・うわ、なんだこの修羅場 グダグダで嫉妬ぶかくて、まるでめぞん一刻を読んでるようだが・・・ 悪くない！決して悪くないぞ！ああうまい、なんだか懐かしい味だ そうだ、これは子供のころ嫌いだった味だ

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@besterogeyorodu ・テキストを読んでくのが楽しくて疲れない、ってのはノベルゲーの武器として最強だなあ。 それにしても最後近くまで何がNGなのかよくわかってなかった俺アホスｗ まあRUNEとか好きな俺からしたら○学生ぐらい別に、ねえ？

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@besterogeyorodu ・登場人物たちの年齢的な目線の高さと精神的な目線の高さのギャップを上手にシナリオ上で表現させていた。 またいつもの時系列処理を使ったシナリオ構成と違って、ワンクール連ドラタイプの直列的なストーリーを読者に届けることにも成功していたように思う。

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@besterogeyorodu ・８０年代TVドラマ的主題を上手くエロゲ化した感の良作。 このライターの前作（「この青空に約束を」）はまるで肌に合わなくて途中でギブしたが、これはイイ。 修羅場・嫉妬スレ住人でもある俺には文句無しで０７年最高の一本。

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@besterogeyorodu ・安定した丸戸節。相変わらずテンポがよく楽しいです。 今回は濃い野郎キャラと名古屋ネタが多いのが特徴。 東海地方に住んでいた事のある人には強くお勧め。

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キラ☆キラ(OVERDRIVE/2007年S2位/総合2位) 第二文芸部は最強なのです。 「青春」を描く事に関して独特な見解があるブランドで、これまた独特な作風を持つ作家が巧く融合した感じ。 pic.twitter.com/V0jmN0JxRu

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@besterogeyorodu バンドを通じたサクセスストーリーを経て、家庭に問題を抱える主人公とヒロインとの交流を描く。 エンタメを重視した序盤とシリアスに心理的葛藤を描く終盤と二面性を持つ。 個人的にはライブ感覚の音を演出したところに感心した。

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@besterogeyorodu 一風変わった趣向なので、エロゲに飽いた人に向いてるかもしれない。 爽やかな感動とドロドロとした感情が同時に残る、妙な作品。

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@besterogeyorodu ・シナリオと音楽で見れば他より一歩抜けている、純粋に面白い 主人公をヒロインよりも大切に扱っているところに好感 鹿ルートのみの評価で良いのならば文句なしで+2

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@besterogeyorodu ・初瀬戸口。シナリオ、テキストともに非常に良かった。個人的にはここ2、3年でベストの出来。 キャラの性格、思想をなにげないセリフの端々や状況への対応で見せ、 それが違和感なく、芯の通った人物として見られる、説得力のある描写が実に見事。

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@besterogeyorodu ・今年ダントツ。 序盤のエンタメ路線で盛り上げ、中盤はやや中弛みするものの、終盤の各ヒロインが抱える事情と、その解決に至る道筋の描き方は秀逸。 特にキラリバッドから鹿乃助後日譚にかけては最高の一言に尽きる。 ただ、鬱要素が強いので万人受けはしない

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@besterogeyorodu ・このライターの根本の人間性というか思想は自分と相容れなくて受け入れられないんだけど、 きらりルート×２は除いても、とりあえず第二文芸部としての文化祭やライブツアー等のさわやか青春バンド活動がホントにもう楽しすぎたのでそれだけでこの評価。