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【会期延長決定!】ゴミ屋敷で催される現代美術の企画展「BARRACKOUT/バラックアウト」まとめ
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2016年に見た展覧会ベスト4 → 「奥村直樹ノ友達展」(DESK/okumura)、「縄文族 JOMON TRIBE」(TAV GALLERY)、Chim↑Pom「また明日も観てくれるかな?」(歌舞伎町振興組合ビル)、「BARRACKOUT/バラックアウト」(旧松田邸) pic.twitter.com/2Ie3M1HUil
2016-12-26 13:06:25![](https://pbs.twimg.com/media/C0kwThyUUAAiLlM.jpg:medium)
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大晦日、お正月、行くとこなくて困ったら#BARRACKOUTへ 【バラックアウト会期延長】 開催日:12/30・31、1/1・2・3・6・7・8 12:00〜20:00 東京都江東区扇橋2-3-2 入場料:500円(再入場無料)
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【会期延長!】 『BARRACKOUT/バラックアウト』 開催日:12/30・12/31・1/1・1/2・1/3・1/6・1/7・1/8 時間:12:00〜20:00 場所:東京都江東区扇橋2-3-2 旧松田邸 入場料:500円(お支払い後は再入場無料) #BARRACKOUT
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会期延長! BARRACKOUT/バラックアウト 開催日:12/30・12/31・1/1・1/2・1/3・1/6・1/7・1/8 時間:12:00〜20:00 場所:東京都江東区扇橋2-3-2旧松田邸 入場料:500円(再入場無料)#BARRACKOUT pic.twitter.com/asyYhISoTU
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みんな、ゴミ屋敷をまるごとインスタレーションに組み換えたと話題のバラックアウトが会期延長だってよ! twitter.com/yutumndotcom/s…
2016-12-26 15:42:24![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
会期延長が決定しました! BARRACKOUT/バラックアウト 開催日:12/30・12/31・1/1・1/2・1/3・1/6・1/7・1/8 時間:12:00〜20:00 場所:東京都江東区扇橋2-3-2旧松田邸 入場料:500円(再入場無料)#BARRACKOUT pic.twitter.com/C1mgJrgqjV
2016-12-26 17:22:27![](https://pbs.twimg.com/media/C0lrBjDUkAAaB6s.jpg:medium)
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インプットしたい時期からここのところアウトプットしたい時期のようで展示見るのをけっこう諦めたものも多かったんですがバラックアウトもエターナルポータルも諦めたがデブリだけは行かないとという気持ちでいます
2016-12-26 19:24:46![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
言わなくてもいいことを言えてしまう時代なので、バラックアウトについて言いたいことを散り散りに言います #BARRACKOUT
2016-12-26 22:19:30![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
①バラックアウトは言うまでもなく秋山佑太をこそ考えねばいけない展示。それは言うまでもなく当展は秋山氏がいなければ成立しないから。さて、秋山氏はいわきの《地蔵堂修繕》で作品の表には出ないが胆である土地の因縁を「文章」という形で出力した yutumn.com/archives/251
2016-12-26 22:26:31![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
②それは苦肉の策で、事実webにアクセスしない限り読み解かれることはなく「ただのよい空間」になってしまう。その反省を踏まえた展示が当展。今回は「文章」でなく「作家」を召還し、彼らに土地の因縁を語ってもらう趣旨になっている。そしてそれは見事に失敗した。 #BARRACKOUT
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③確かに土地/物件にあった資料との出会い(それを奇跡と呼ぶ人もいる)を基にいくつかの作品は作られている。が、それら資料は「どこに依拠して作品を作ればよいか」という、作品製作の動機/必然性を持たず迷う作家たちの「言い訳」として使われているように見える。 #BARRACKOUT
2016-12-26 22:38:35![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
④顕著なのは「四つ目アート横町」。「おまえらこういうことをやりたいんだろその言い訳のために場所を利用したんだろ」と言いたくなる。特に導入のキャプションがひどい。あのストーリーテリングのおかげで実際の土地の記憶すら陳腐に思えてしまう。これを杉本博司現象と呼ぶ #BARRACKOUT
2016-12-26 22:44:12![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
なんとなく聞き及んではいたけど、正式に会期延長になりましたね。見逃した方はぜひ。新芸術校生のみならず、前身のポスト・スーパフラットアートスクール生も、カオス作家もたくさん参加しています。 twitter.com/yutumndotcom/s…
2016-12-26 22:49:43![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
⑤中島晴矢氏が指摘しているように、作家がサイトと出会いそれを作品として昇華させることで以前よりその場所がおもしろくなったかが問われるべきで、そしてそれこそが近年の芸術祭などに対して「皆思ってるけど成されてこなかった議論」であると思う。 #BARRACKOUT
2016-12-26 22:52:14![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
バラックアウト展についてはTwitterでも、そしてトークイベントでも繰り返し言ったとおり、まずはオルタナティブスペースを使った若手のグループ展としては、主に会場設計の点で他の追随を許さないクオリティであり、ここ数年の若手シーンおけるひとつの達成だと思う。#BARRACKOUT
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と同時に「キュレーションの不在」という問題はどうしてもスルーできない。この辺はトークイベントで詳細に語ったので、そちらの記録が公開されたりするといいんですが、バラックアウト展においては、多くの作家が「場所」からの働きかけを曖昧にするような振る舞いが目立った。#BARRACKOUT
2016-12-26 22:58:12![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
⑥今日の長谷川新氏の講義で中島氏が同種の質問をしその解答としてそういったサイトをモチーフにする作品に対し「リサーチを終えた瞬間」「これでこういう作品が作れるに違いないと感じた時」が「作品にどう現れていて」「そのクオリティがどうか」こそが問われるべきだと言っていたように私は解釈した
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⑧話が逸れるが、今私は遺品整理業者の取材をしていて実際の現場に入って作業しているのだけど、どの現場もおもしろい。松田邸に負けず劣らず。ツアーとしてその家のそのままの状態を物語り、見せるだけで間違いなくおもしろい。 #BARRACKOUT
2016-12-26 23:02:28![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
トークではつい「横丁」を「終わらないデザフェス」と言ってしてしまったが、参加作家と同年代くらいの作家やウォッチャーが本展を評価する声の根底には、この「終わらないデザフェス」感がサイトスペシフィックな会場でも温存されたことへの喜びがあるような気がしてならない。#BARRACKOUT
2016-12-26 23:04:35![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
⑨どんな人でも一戸建ての実家を持って何十年も生きていれば自ずと様々なものを溜め込む。家族が離れ、相方を失い、身体が動かなくなれば、すぐにゴミ屋敷はできあがる。それを見つけたことを得意になってやんややんやとアートに昇華することは浅はかであると言わざるを得ない #BARRACKOUT
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これまたトークでも言ったが、べつにすべての作家が「場」の記憶や文脈を汲まなければいけないわけではなく、どうやろうが作家の自由である。しかし、バラックアウト展ではその内部で、違う方向を向いている作家たちが曖昧に同居していた。本当はもっと対立があったのはないか。#BARRACKOUT
2016-12-26 23:10:14