#うちなー鎮守府 第54話「Destroyer-X 駆逐艦雪風」

まさや @Masaya_ok_jp

【突発開始】沖縄が舞台の実業系・時々何か…なツイ鎮艦これSS #うちなー鎮守府 12月分がまだだったんではじまるよー(当該ツイートにはタグつき、今回はラストで年末向けのお知らせあり)

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#うちなー鎮守府 伊勢「どうも、うち鎮です」 大和「今回も水○うみたく前枠後枠を取り入れてますが、同行者が多いですね」 伊勢「秋イベントでの新加入組の紹介がありますから」 大和「テストさんは前回後枠に乱入しましたけどね」 (続く

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#うちなー鎮守府 伊勢「それでは秋イベントの新加入のみなさん登場してください」 「朝風よ、覚えてね」 「山風…です」 「春雨だよ」 「谷風さんだよ」 「ボンジュール、コマンダン・テストです」 「サラと呼んでね」 (続く

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#うちなー鎮守府 大和「山風さん緊張してるのかな？」 春雨「大丈夫よ、ここは江風さん達もいるから」 山風「…そう？」 谷風「もっと元気出しぃや」 テスト「そこ、もう少し丁寧に接したら どう？」 サラトガ「テストさん優しいですね」 (続く

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#うちなー鎮守府 伊勢「今回は新入り同士でよく絡むね」 朝風「こんな感じですよ。谷風がボケてテストさんがツッコミみたいな」 大和「仲がいいのはよいことです」 (続く

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#うちなー鎮守府 大和「今回の秋イベは長門、オイゲン、酒匂の並外れな攻撃が話題になりましたが、うち鎮的には別のホットな出来事がありました」 伊勢「その物語が本編です、それではどうぞ」 (本編へ続く

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#うちなー鎮守府 第54話本編 12月1日、那覇市の鎮守府本部、提督部屋。甲レベルでの全海域クリアに沸いていた 千代田「やりましたね」 長良「12月はバス部門が忙しくなるので、これでかなり楽になります」 提督「そうだなー」 (続く

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#うちなー鎮守府 ﾎﾟｰﾝﾎﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ その時、提督部屋に緊急連絡が入った 提督「何？」 情報部の如月「任務から帰還途中の艦隊が襲撃された模様です」 提督「千代田、救援艦隊の編成を」 この日の秘書役の千代田が、編成にとりかかる。 (続く

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#うちなー鎮守府 その時、事態を知らない非番の雪風が提督部屋に入ってきた。「提督、あーそーぼ」 千代田が一喝。「今それどころじゃないの。任務から戻る艦隊が襲撃されたのよ！」 雪風の目つきが鋭くなった。 「千代田さんと如月さん、今の状況を教えてもらえるかしら」 (続く

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#うちなー鎮守府 如月「雪風さん出動してくれるの？」 雪風「行くよ。状況は？敵の規模は？救援には誰を出すの？」 秘書の机に置かれた待機組名簿と、大型画面に表示された情報を見た雪風。「決めました」 (続く

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#うちなー鎮守府 雪風「第1艦隊は私と蒼龍、赤城、アイオワ、愛宕、朝潮。第2艦隊は妙高、球磨、漣、萩風、島風、時雨。時雨には特殊装備つきでお願いします」 素早い指示に、編成を考えていた千代田は頷くしかない。 「じゃ、行ってくる」雪風は部屋を出た (続く

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#うちなー鎮守府 千代田と如月「…何あれ？」 長良「幸運の女神は、たまに天才肌なところを見せることがあるけど、ここまでのは初めてだわ」 提督「ひとまず戦況を見るとしよう」 4人は敵味方の位置を表示した大型画面に目をやった。 (続く

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#うちなー鎮守府 雪風率いる救援艦隊は、戦闘海域となっている波照間島の南700kmの海域へ移動していた。 時雨「救援出動の連絡はしないの？」 雪風「やらない。今回の敵には奇襲よ」 (続く

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#うちなー鎮守府 一方その頃、襲撃され艦隊は航空攻撃を凌ぎ、水上戦に移ろうとした。 第1艦隊旗艦の長門「翔鶴と大鳳、中破した酒匂は筑摩、磯波、霰と交代で第2艦隊に下がって。第1艦隊で突撃する」 翔鶴「航空支援が必要では」 長門「わかった、出してくれ」 (続く

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#うちなー鎮守府 雪風「私が前に出て敵を引き付ける」 その一言に救援艦隊がざわついた。「無茶よ」「相手は戦艦も空母もいるのよ」 雪風「隙を突くのよ。攻撃指示は私が出すから、それを合図にして。指示コードは『X』」 (続く

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#うちなー鎮守府 蒼龍「無理しないでね」 島風「何かあったら行くぞ」 漣「死ぬのは許さないよ」 心配する面々に、雪風はこう言って単身突撃した。 「私、沈まないので」 (続く

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#うちなー鎮守府 襲撃した深海側艦隊の様子 ヲflag「あれだけの空襲で撃沈0とは。うち鎮、噂通りの強さね」 戦艦棲姫「水上戦になればこちらのもの。水鬼もいるのよ」 戦艦水鬼「それにあちらは疲れてる」 (続く

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#うちなー鎮守府 その時、ヲ級flagのレーダーが単独で向かってくる艦娘を捉えた。「単独？いい度胸ね」 戦艦水鬼「やりますか？」 戦艦棲姫「当然でしょ」 深海艦隊は単独行動の艦娘を集中攻撃した。 (続く

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#うちなー鎮守府 無数の水柱、こもる爆煙。 「見てこいネ級」。勝利を確信した戦艦水鬼は戦果確認を指示した。 それから2分後、断末魔の叫びと共にネ級は消えた。 戦艦棲姫「何！」 その直後、深海艦隊を襲う魚雷。次々と命中。 (続く

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#うちなー鎮守府 狼狽える深海艦隊。水柱が消えると、戦艦水鬼の目の前には、顔に12.7cmの砲門を突き付ける雪風がいた。 「！」 直後の発砲音で、水鬼は頭を吹き飛ばされ果てた。 雪風「装甲は強くても、生身の体は強化に限界があるよね」 (続く

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#うちなー鎮守府 戦艦水鬼を沈めた雪風は、救援艦隊本隊に攻撃開始のコード『X』を送信した。 「このクソあまぁ！」 ヲ級flagが雪風の背後から殴りかかる。 雪風はひらりとかわし、至近距離からヲ級flagの左肩を撃つ。悶える深海の空母。 (続く

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#うちなー鎮守府 ヲflag「たかが駆逐艦ひとりに…」 雪風「ひとりと思った？」 その直後、ヲ級の体を20.3cmの砲弾が貫いた。 「おまたせー」特殊な連装砲を搭載した時雨だった。 雪風は、息果てる寸前のヲ級にこう言った。 「私、沈まないので」 (続く

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#うちなー鎮守府 その後、救援艦隊の一斉攻撃で、襲撃した深海側の艦隊は一掃された。 長門「来てるなら言ってくれよ。IFFで認識できたのは雪風が水鬼沈めた時だし」 アイオワ「すまない、雪風さんが奇襲でいくと言うから」 艦隊は無事帰投した。 (続く