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メディアが報道しない本当のシリア・中東シリア・化学兵器の真相⑸〜回避された破局・米国とアラブ諸国との関係変化

東グータのサリン事件後にわき起こった怒涛のような打倒アサドの声を受けて、武力制裁実行が数日後にまで迫っていた。シリアが第二のイラクになることが火を見るより明らかであるように思えた時、不可能の壁に風穴を開け、絶対不可避の戦争を回避した男がいた。彼の名はセルゲイ・ヴィクトロヴィチ・ラヴロフ。一発の弾丸も発射することなく、ただ言葉だけで不可能を解決した1人のロシア人外交官に光を当てつつ、シリア化学兵器問題の顛末を辿ります。
国際 シリア・中東(政治・国際)
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The Sun Snorer Press @taiyonoibiki
メディアが報道しない本当のシリア・中東 シリア・化学兵器の真相⑸ 〜回避された破局・米国とアラブ諸国との関係変化
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@taiyonoibiki ❶東グータのサリン事件後にわき起こった怒涛のような打倒アサドの声を受けて、武力制裁実行が数日後にまで迫っていた。シリアが第二のイラクになることが火を見るより明らかであるように思えた時、不可能の壁に風穴を開け、絶対不可避の戦争を回避した男がいた。
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@taiyonoibiki ❷彼の名はセルゲイ・ヴィクトロヴィチ・ラヴロフ。一発の弾丸も発射することなく、ただ言葉だけで不可能を解決した1人のロシア人外交官に光を当てつつ、シリア化学兵器問題の顛末を辿ります。 pic.twitter.com/KggKmKIsd9
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@taiyonoibiki ①東グータ地区の化学兵器事件の被害が明らかになるにつれてアサド政権の責任を問う国際世論は沸騰し、軍事制裁の可能性が声高に議論されるようになっていった。
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@taiyonoibiki ②「バッシャール・アサドはヒトラー以来最悪の殺人鬼」という常套句がメディアおよびソーシャル・メディアで繰り返された。
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@taiyonoibiki ③事件の詳細もアサド政権が実行したと言う証拠も何一つ提示されないまま扇情的な<未確認>イメージが<確認された>事実であるかのように一人歩きし始め、やがて暴走に転じていく様はイラク戦争開戦時そのままだったが、
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@taiyonoibiki ④それに対して警鐘を鳴らす者はほとんどいなかった。
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@taiyonoibiki ⑤サウジアラビア、トルコなどは声を枯らして武力行使を主張し、西側では米、英、仏政府が急先鋒となってアサド政権武力懲罰の国民的議論を導こうと躍起になっていた。
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@taiyonoibiki ⑥国際法上禁止されている残酷な化学兵器を使用した(とされる)アサド政権に対し限定懲罰的にシリア政府・軍の施設を巡航ミサイルで攻撃し破壊する短期作戦だと言う。
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@taiyonoibiki ⑦しかし、7万の地上戦力を投入し、そこから対シリア全面戦争に至る具体的計画がすでに8月21日のサリン事件発生以前から総合参謀本部で検討されていたことは全く知らされていなかった。数日中にも攻撃開始の可能性が伝えられた。
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@taiyonoibiki ⑧ところが各国ではいずれも政府に比べて国民と立法府議員たちの方がずっと冷静だった。
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@taiyonoibiki ⑨2013年9月7日付けのフランスのル・フィガロ紙は、68パーセントの国民がフランスのシリア軍事介入に反対、32%が賛成だったが、この反応は8月29日付のものと比較すると反対が9ポイント増え、賛成が41パーセントから32%に減少したと報道する。
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@taiyonoibiki ⑩同時に、国際社会がシリアに軍事介入することの是非を訪ねた質問については、8月29日付では反対が45%だったものが9月7日付では64%に急伸し、賛成は55%から36%に急落したと報道して、時間が経過するに従って介入反対の機運の盛り上がりを明示した。
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@taiyonoibiki ⑪9月9日付のニューヨーク・タイムズ紙は、オバマ大統領が議会の承認を得ないでシリアに軍事介入することに69%が反対し、56%がオバマ政権のシリア政策を支持せず、また、74%が反体制派武装組織に通常武器を供与することに反対したと報じた。
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@taiyonoibiki ⑫多くの米国人は、米国は(外国の)政権を崩壊させることには長けているが、国を再興する能力には欠けると考えており、シリア介入はイラクの二の舞を演じることになるだけだと多くの米国人が認識しているとも伝えた。
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@taiyonoibiki ⑬米国TV局CNNは9月9日、72%がシリアへの軍事介入は米国にとって無意味な行動であるとし、69%が米国の国益に合致しないと答えたと伝えた。一方でアサド政権が化学兵器を使用したことに疑いを抱く国民は25%に満たなかった。
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@taiyonoibiki ⑭英国のキャメロン首相が軍事介入について議会の支持を求めると、議会は8月29日に政府の要請を僅差で否決した。
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@taiyonoibiki ⑮米国内の国民世論と議員の反応を見たオバマ大統領は8月31日、シリアに対する懲罰行動として軍事力の使用を許可したとしつつ、議会に同意を求めると発表して議会での議論を要請した。
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@taiyonoibiki ⑯ロシアは反発する。プーチン大統領は、米国政府がアサド政権を非難するばかりで証拠を提示できていない。いかなる軍事行動も国連安保理の承認を得なければ侵略行為だと主張し、軍事介入に反対する立場を明確にする。
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@taiyonoibiki ⑰加えて、議会の説得のために強い表現を使ってアサド政権を非難し続けるケリー国務長官については嘘つきだとトーンを上げた。シリア国内の反体制派国民調整委員会でさえ、シリア問題は政治解決を求めるべきで外国の軍事介入には絶対反対であるとの声明を発表した。
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@taiyonoibiki ⑱ 武力行使を回避するために、アサド大統領も猛然と行動し始めた。同大統領が外国メディアのインタビューを受けることはそれほど頻繁ではない。
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@taiyonoibiki ⑲しかし、8月21日のサリン事件が起きて国際世論がこぞってシリア政府を非難し始めると、大統領は外国メディアのインタビューを積極的に、しかも矢継ぎ早に受けて国際世論に働きかけ、各国政府の軍事介入の動きを牽制しようとした。
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@taiyonoibiki ⑳8月26日にはロシアのイズヴェスチア紙、9月3日にはフランスのル・フィガロ紙、10日は米国のCBSテレビ、12日にはロシア24TV、17日には米国のFOXニュース、23日には中国のCCTV、26日にはラテンアメリカのSUR・TV、
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@taiyonoibiki ㉑30日にはイタリアのRAIニュース24TV、10月4日にはトルコのテレビと新聞に、10月6日にはドイツのシュピーゲル誌のインタビューを受けて、その都度記者たちの質問に耳を傾け、逃げることなく正面から詳しく、シリア政府毒ガス使用を否定するのだった。
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@taiyonoibiki ㉒アサド大統領の捨て身の外交はかなり効果を上げた。
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