「矢口2世」なる揶揄は実在したのか？ 生駒里奈土下座騒動番外編 #声優総選挙

「矢口2世」という表現について

※この記事が公開された時刻は「2017/1/10 18:52」となっています。

"以前に元「モーニング娘。」の矢口真里さん(33)も同じような騒動を起こしていたため生駒さんは「矢口2世」とも揶揄されているが"

この部分がちょっと気になり、実際にそのような揶揄があったのかツイート検索をおこなってみました。

まず、J-CAST以外のニュースサイトで今回の件に「矢口2世」という表現を用いたニュース記事がないかどうか
Yahoo!ニュースのニュース記事検索で調べてみましたが、該当する記事は存在しませんでした。

J-CAST以外では、やらおんが「矢口2世」というワードを見出しに用いていました。
しかし記事を確認してみるとソースはJ-CASTのものになっており、やらおん独自の表現ではありません。
J-CAST以前に「矢口2世」という表現を用いた記事は存在しないことになります。

次に、Twitter上で2017年に初めて投稿された「矢口2世」というワードを含むツイートを調べてみました。

公式の検索機能を利用して発見できたのがこちらで、J-CASTの記事に対する反応でした。
投稿時刻はJ-CAST公式の約10分後。

つまり、2017年に初めて「矢口2世」という表現を用いたのはJ-CASTということになります。

揶揄は実在したか？

今回の騒動で生駒里奈に「矢口2世」という揶揄を向けた者は本当にいたのでしょうか。
丹念に検索してみましたが「矢口2世」というワードを用いたツイートは結局見つからず。

ためしにと、「2世」を漢字表記の「二世」にして検索した結果見つかったのがこちらのツイート。
たった1件ではありますが、揶揄する声は一応実在しました。

しかし、たった1件の揶揄を見出しにまで用いたのはどうにも解せません。
そうまでして矢口真里を拾い上げる必要はあったのでしょうか。

生駒に「矢口2世」という揶揄を向けたツイートは『声優総選挙』以前にもあったかどうか気になり、検索した結果がこちら。
またもやたったの1件。Twitter上にはどうやらこれら2件しかないようです。

どちらかというと、『声優総選挙』当日に多用されたのは「矢口枠」という表現だった様子。
多用といってもこれらがそのすべてですが。

「矢口2世」の実態