FF14うちの子妄想まとめ バッシュ君がプレゼント渡しました

ばかむーと @bakamut_ff14

「ねぇバッシュ。新しい可愛い服が欲しい」 「唐突だな」 「うん、なんとなく着たくなった」 「よし、作ってみるか…」 「えっ！？手作り！？バッシュが！！！？」 「なんだその反応は…まぁ、見ていろ」 pic.twitter.com/OUYftpE1av

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ーーーー 「ご飯はあんなに凄いのに…」 「五月蝿いぞ…ほら、出来たぞ」 「わぁー！早速着てみる…ってこの花飾りはいつの間に？」 「…いいから」 「えっ、サイズも丁度いい…黒で可愛いというかはシックな感じだけど…うん、お花が可愛いからちょうどいいね、ありがとうバッシュ！」 pic.twitter.com/C1CgqIoDNK

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ーーーー ～数日前～ 「な、なぁフレデリック…」 「ん、そわそわしてどうしたんだい？」 「いや…実は…ミルヴァに何か渡そうと思うのだが…何がいいかな、と…フレデリックなら良いものが解ると思って」 「ミルヴァちゃんへの贈り物？そうだなぁ、いくつか思い付くけど…」 「何がいい？」

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「んー、内緒」 「内緒か……えっ！？ど、どうしてだ！？」 「普段のミルヴァちゃんを見ていれば自ずと浮かんでくるよ」 「そ、そんな意地の悪いことしないでくれ…」 「ぶっ…！そんな困った顔するんだなバッシュ！ごめんごめん。じゃあヒント…ヒントというか答えに近いけど…」

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「バッシュが真剣に悩んだ末に選んだ物で良いんじゃないかな。大きなものでも良いし、小さいものでもいいと思う」 「は、はぁ……結局それでは自分で決めろと言ってるのと変わらんではないか…」 「バッシュからの贈り物ってだけで喜ぶと思うけど…(ぼそっ)」 「ん？」

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「いや、何も。ちなみに僕はバッシュがくれた木工器材はすごく嬉しかったし、更に上の道具があるけど、今でも使ってるよ」 「そうなの！？か！？」 「うん、もちろん。バッシュが自分で必要だと思って良く作ってくれたからね。」 「そ、そうか…」 「自信を持って、考えてごらん」 「…うむ」

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「と、言われたものの…」 フレデリックにあげたものは必要だというのが明らかだったからな。 ならば絵画用具か？いや、ミルヴァは割と自分で考えて好んで購入している…余計な物はよそう。 「あれ、バッシュ兄さん考え事です？」 「む、カゲツか…」 そういえば、和菓子が売ってたから買ったな。

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「カゲツ、なんとなく買った物だがこれでも食え」 「あ、お饅頭！！わーい！！」 はしゃぎながらお饅頭にかぶりついてるカゲツを見ながら、どうするか考えていると 「御馳走様でした。ところで何を？」 「…何かミルヴァに渡そうと思うのだが、何がいいか。とな」

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「うーん、長く使えるものがいいんじゃないですか？あとは意味を込めて物を送るとか…簪とか着物とかも贈るときに意味が込められてたりした事があったみたいですし…例えその物が意味を持っていなくても、ありがとう。とかそう言う思いを込めてあげたらそれだけでいいんじゃないんです？」

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「なるほどな。思いを込めやすい物を選んでみるか……かなり参考になった。助かったぞカゲツ」 「えぇ…兄さんが普通にお礼言ってき……」 「あ”…？」 「どういたしまして！！どういたしまして！！！！」 「それでいい。じゃあ、またな」

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と、言ってマーケットボードに来たものの… どれにする…！？ 服……いや、作れるな。 靴…もある程度作れる。 ってそこではない。 帽子…麦わら？は……季節はずれ…だよな、うむ… む、花飾りか……紅色のバラを使った髪飾りに目が止まる。 色が濃いものや、やや黒い赤もあるが…紅色か…

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ミルヴァの目の色も紅色だ。 髪は黒だし、恐らく似合うだろう… うむ、悪くないはず。 よし、これでも渡そう… ーーーー 買ったはいいが…… どう渡す…？何かあるわけではないのにいきなり？ 不自然だ。自然に行きたい。 と、そうこうしてる内に数週間過ぎた…馬鹿か俺は……

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ーーーー ～現在～ 喜んでるな。 とりあえず、不自然になることなく渡せてよかった。うん。 「ねぇ…どうしてバラの髪飾りを選んだの？」 「む？想いを伝えやすいものも思って考えた結果それにした。似合いそうだしな、うむ、悪くない」 「想いを伝えやすいもの……紅いバラ…えへへ…えへへ」

ばかむーと @bakamut_ff14

やけに…ニヤけてるぞ？ ミルヴァはくるくる回転しながら家に戻って行った。 どうした…？ ーーーー 「ん？ミルヴァちゃん新しい服かい？似合ってるね」 「バッシュにお願いしたら作ってくれたのよー！あと…想いを伝えやすいもので考えたってバラの髪飾りもくれたの！！」 「考えて…ほう」

ばかむーと @bakamut_ff14

「大胆だねバッシュも」 「ねー！！私嬉しくてどうしたらいいかしらー！！！」 「お、危ないから回りながら移動するのはやめておいた方が…行っちゃった」 「む、フレデリック」 「お、バッシュ。いい贈り物をしたね。すごく喜んでたよ」 「ほ、本当か？…ならよかった。うむ。よかった」

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「しかし大胆だね」 「は？大胆？」 「想いを伝えやすいものを考えて紅色のバラだろ？一部地域でも意味合いは変わるけど…凄く恋焦がれてるとか、愛の告白って意味が込められてるんだよ。だからやるなぁって、うんうん…ん、バッシュ？」 目の前のバッシュは完全に固まっている

ばかむーと @bakamut_ff14

「し、知らんぞ、そんな意味、知らん。知らぬ。俺は解らん！！！」 「ん、もしかして知らないでそう言って渡したのかい？」 「無論だ！！似合うと思ったから渡しただけだ！！！！決して告白の意味で渡したわけでは！！」 「あれ、好きじゃなかったのか」 「いや！嫌いじゃない！！」 「普通？」

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「ふ、普通…でもない」 「じゃあ好き？」 「…嫌いでもない、普通でもない。大嫌いというオチもない。」 「好きなのかい？」 「だから…嫌いじゃないと、大嫌いでもないと」 「ふふっ…じゃああのままで良いんじゃないかな」 「あー…困るような困らんような…あ”ぁ！もう面倒だな！！！」

ばかむーと @bakamut_ff14

ーーーー 「ミルヴァ！！！」 「えっ！？なに！？」 「勘違いはするなよ！？単に似合いそうだからバラにしただけだからな！！！告白はまだしたつもりはない！！！！」 「えっ？私、普通に真剣に選んでくれたのが嬉しかったんだけど…」 「お、遅かったか！？…あ」

ばかむーと @bakamut_ff14

「でも、“まだ“告白したつもりはないって…考えてくれてるって事だよね…！！」 僕はてっきりそう考えて渡したのかと思って話してしまったし、僕も花を贈るときはそれを考えてるからミルヴァも分かっていた体で話したけどそうとも限らない。そう話そうとしたらバッシュが走り出して…

ばかむーと @bakamut_ff14

間に合わなかったね…ごめんよバッシュ。 「は…！お…あ…！？」 顔は真っ赤。なんなら引き攣ってる。 「やだなー、もっと嬉しくなっちゃったなー！！」 「あ、ミルヴァちゃん耳塞いで！」 「え！？角だから耳な…」 その瞬間バッシュの大絶叫が木霊し、落ち着いた頃にバッシュは気絶していた。