アドナンさん若返り話(入れ替わりver)

今と過去のアドナンさんが入れ替わる話
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ばかむーと @bakamut_ff14

アドナンさん若返り話(入れ替わり) 現在のアドナンさん(30~2歳)が過去のアドナンさん(14歳)と入れ替わっちゃう話。 過去のアドナンさんの記憶と現在のアドナンさんが関わった過去の人の記憶は曖昧にされる。(現在が変わるから(場合によっては奥さんが生きてたりルートに変わる))

2016-02-25 11:46:52
ばかむーと @bakamut_ff14

「ごめんね、荷物持ちしてもらって」 「構わん、冒険続きだったからな。たまにはいいだろう」 今、木工をするのに必要な材料を取りにバッシュ君と黒衣森に来てる。 リテイナーにも荷物を沢山預かって貰ってて、僕自身も鞄に空きがほとんど無い。 バッシュにお願いして材料を持ってもらってる。

2016-02-25 13:20:49
ばかむーと @bakamut_ff14

「フレデリック、俺も手伝うか?」 「いや、大丈夫だよ。そんなに沢山取るわけじゃないし…まぁ、バッシュの方が上手だけどね」 「そんなこともないと思うが…疲れたら言ってくれよ」 「あぁ、ありがとう」 バッシュもなんだか最近は心配症になってきたような… ゴスッ あれ?変な音が…

2016-02-25 13:30:23
ばかむーと @bakamut_ff14

「今の音は木からか…?」 「…多分ね」 見たところ特に木に変わった様子は見られない 「なんだったんだろう」 「…何もなければいいだろう」 「そうだね…っ!?」 二人がエーテルの異変を感じると 「次元の裂け目!?何故ここに…ってうおお?!」 「フレデリック!!」

2016-02-25 15:32:06
ばかむーと @bakamut_ff14

次元の裂け目にアドナンが吸い込まれてしまう。 「待て!…ならば俺も!……ガッ!?」 バッシュも後を追おうと次元の裂け目に飛び込むが、入ることなくそのまま裂け目の後ろの木に勢い良く衝突した 「…っ…ってぇ…頭が…フレデリック…!」 軽い脳震盪により動けないまま裂け目を見つめていると

2016-02-25 15:36:20
ばかむーと @bakamut_ff14

「…?」 「…ぁあああああああ!?ってぇ…」 叫びと共に少年が飛び出てきた。 「…は?」 「ってててて…え」 少年と目が合う 「ど、ドラゴン?!」 「アウラだ馬鹿者」 俺は自然と返す。 「アウラ…?」 「…ここエオルゼアより東の国から主に来ている種族だ。こちらでは最近増えたか」

2016-02-25 16:29:19
ばかむーと @bakamut_ff14

「そ、そうなんだ……」 「……名前は?」 「えっ」 「お前の名前だ、俺はバッシュだ」 「俺は…」 ん、あの目の形と色、髪は… 「フレデリック・アドナンか」 「えっ、なんで分かったの?」 フレデリックはびっくりした顔で見つめてくる。 しかし…これはとんでもない事になってないか?

2016-02-25 16:47:16
ばかむーと @bakamut_ff14

「色々…な、話せば長いぞ」 「えー…」 「えー…とはなんだ、お前はどんな状況になってるのか不安に思ったり気にならないのか?」 「あ、そっか。俺ね、ガッツと遊んでたら変なのが前に出てきてそのまま…気付いたらここに来たんだー」 「そうか…」 まぁ、そうだろうとは思ったが…

2016-02-25 16:52:35
ばかむーと @bakamut_ff14

「落ち着いてるな」 「そうかな?バッシュさん目付きが悪いけど、悪い人じゃないみたいだし」 「悪かったな目付きが悪くて!……あと俺はバッシュでいい」 「うん、わかったよバッシュ」 「適応早いな?!」 フレデリックはマイペースな所はあるとは思っていたがこうとは……

2016-02-25 16:55:39
ばかむーと @bakamut_ff14

「あー、とりあえず家に行こう、今の状況を憶測ではあるが説明しながらな。ここも決して安全ではないから、離れず付いて来い」 「魔物がいるの?」 「魔物もだが好戦的な野生動物もいるからな、気を付けろ」 「う、うん」 「行くぞ」 「あ、木の実」 「……離れるなと言ったばかりだろう!」

2016-02-25 17:01:34
ばかむーと @bakamut_ff14

散々寄り道しながら家に無事に到着した。 「30分で着くところを1時30分だぞ…!?」 「ここの森は色々いっぱいあるね!栗ばっかりだけど焼いたら美味しいよ?」 「あぁ…そうだなってそうじゃない」 流されてしまう所だった… 「まぁ、入るか…」 「お邪魔します」

2016-02-25 17:05:44
ばかむーと @bakamut_ff14

「カゲツもルチルも帰ってないか…」 「?」 「同居人だ…まぁ、話を進めるぞ」 「うん」 「恐らくだが…君はここに居た今のフレデリックと過去のお前が入れ替わったんだ」 「え、ここの俺?何歳なの?」 「30だったな」 「え?!ここは16年後の世界?!えーー?!」

2016-02-25 17:10:23
ばかむーと @bakamut_ff14

「ではお前は14歳…今のフレデリックはどうしてるんだ………」 「んー、もし俺の居たところに居るならガッツと会ってると思うよ」 「あぁ、ハイランダーのあいつか…」 ーーーーー 「ふ、フレデリックー?!どうしちまったんだよー?!出てこいよー!!…お」 「……ぉおおおおおお!?」

2016-02-25 17:14:14
ばかむーと @bakamut_ff14

「あれ?!声が違う…!?」 とっさに離れるガッツ 「ったぁー……いてててて…ん?」 ガッツと目が合う 「あれ?ガッツちっちゃくなって…懐かしいねぇ…ここも…って」 「フレデリックじゃなくておっさんが出てきたーー?!」 「僕もフレデリックだよ、っておっさん……おっさんかぁ僕ー」

2016-02-25 17:17:15
ばかむーと @bakamut_ff14

えー…おっさんかぁ僕…まぁ、そうだよね。30だし、ちっちゃい子からしたらおっさんだよね。髭も生えてるしね、うん。 「え?おっさんもフレデリックなの?」 「お……うん、ガッツからしたら未来のフレデリックだよ、多分」 「えっ、すっげー!!俺ってどんな風になってる!?」

2016-02-25 17:23:24
ばかむーと @bakamut_ff14

「あ、そう言えば小さい頃のガッツって武闘大会のチャンピオンになるんだーって言ってたね」 「そうそう!!それ知ってるのフレデリックだけだからおっさんは本当にフレデリックなんだ!」 「おっさ……」 今は酒場のマスターだもんね。よくああなったよねー。 「んー、内緒」

2016-02-25 17:25:48
ばかむーと @bakamut_ff14

「え?!なんでだよ!?」 「そりゃあ未来がわかったらつまらないでしょ。今からの行動でも変わるから僕も保証出来ないしね。」 「えー、おっさんケチだな」 「おっさん…僕確かに30だけどさ…帰ったらガッツにおっさんって言ってやろ」 「え?30?じゃあ16年後か!おっさんだな!」

2016-02-25 19:13:56
ばかむーと @bakamut_ff14

「おっさんって言いやすいからおっさんって言ってるだろ…」 「おう!」 「まぁ素直……そっか、僕16年前に来てるのか。そっかそっか……」 あ、こっちの僕がいないと家が大変だね。どうしたもんか……現場を見ない限り信じてくれなさそうだし、いっそ別人として行動するべきかな?

2016-02-25 19:19:14
ばかむーと @bakamut_ff14

どう説明しようか… 「どうしたんだ?難しい顔して、シワ増えるぞー」 「シワ……うん、おじさんからのアドバイス。年上の女性には言わないように」 「え?おう、わかった。なんかあんのか?」 「大変な事になるよ、うん」 「あ、そうなのか…ってそっちじゃなくて考え事だよ」

2016-02-25 20:14:45
ばかむーと @bakamut_ff14

「え?いや、恐らくだけど、ここに居た僕と未来の僕が入れ替わってると思うんだ。けど時間は普通に流れてる、夜に家にここの僕が帰らなければ騒がれそうだなって」 「あー、そっか。よし!フレデリックの家に行こう!」 「え?どうするんだい?」 「俺が言えば信じてくれるだろ!」

2016-02-25 21:52:49
ばかむーと @bakamut_ff14

「え、凄い自信だね……それで上手くいけば有難いけど…」 他にいい方法ないし…そうしようか 「じゃあ…お願いしよう…かな」 「おう!任せてくれよ!!」 「おぉ!?速い速い!?」 ガッツに腕を引かれながら山を降りる。 こんなに足早かったかなガッツ…って僕が一緒に走らなかっただけか

2016-02-25 21:55:37
ばかむーと @bakamut_ff14

「あっ!?」 「どうしたの…って熊?!」 目の前には熊が。 「あー、そう言えば熊に追われて怪我して泣きながら帰ったっけ」 「え?!怪我すんの?!」 ガッツが恐怖を帯びた表情になる。 「いや、大丈夫。木の枝でもあれば行けるよ」 「へ?木の枝!?」 「手頃な葉がついてるのがいいな」

2016-02-25 21:58:45
ばかむーと @bakamut_ff14

「こ、これは?」 「お、いいね。下がっててガッツ」 「だ、大丈夫かよ…」 「うん、僕を信じて」 木の枝をワンドの代わりにしてなんとか幻術を… 自然のエーテルと交信する。 うん、力を借りれそう。 「ごめんね、君には恨みはないけども…」 熊が突進してくる。 「フレデリック!危ない!」

2016-02-25 22:01:58
ばかむーと @bakamut_ff14

「アクアオーラ!」 水の力で熊を吹き飛ばす。 「ストーン!」 動けない熊にストーンを当て、動きを鈍らせる。 「エアロ!神速魔…」 エアロを喰らってもなお突進しようとする熊との距離が3メートル。 「…ホーリー!」 ホーリーを浴びた熊はそのまま気を失った。 やりすぎたかな……

2016-02-25 22:04:59
ばかむーと @bakamut_ff14

「これだけやれば起きても追って来ないでしょ」 「………」 「あれ?どこか怪我した?!」 「すっげーーー!!!!」 「おぉ!?」 「魔法だろ?!木の枝で魔法が使えるってすっげー!!」 「ま、まぁ厳密いえば違うんだけどね…」 「魔法使えれば武闘大会でチャンピオンになれる!!」

2016-02-25 22:18:05
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