『夕闇書庫 之 夢』【夢の話54】

実際に見た夢の話です。あっさりと忘れるせいで脈絡が無く、オチなんて物もありません。心の広い方向け。
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天晶 @tensyou99

という訳で本日のテーマは先日にご投票いただけた通り『書庫』です。短いですが付属話があります。 では、どうぞ

2017-02-16 22:23:22
天晶 @tensyou99

自分はある建造物の中にいた。 その建造物の全体的な作りは木造であったが、畳などはなく、洋風建築に近いものがあった。だが洋風建築といっても、一昔前の学校のようないいとこ取りをしたような建物だ。 その建物の中をしばらく歩いていると、ある部屋の前にたどり着く。 #夢の話

2017-02-16 22:25:13
天晶 @tensyou99

その部屋は書庫で、窓と出入り口が一つずつしかない小さな部屋であった。 しかし、その部屋に備え付けられている本棚は非常に大きく、本が天井まで隙間無く入るように作られ、枠組みを見るだけでも重厚に作られていることがよくわかった。 #夢の話

2017-02-16 22:28:33
天晶 @tensyou99

かなり手が込んであるであろうその部屋には、大量の本と、数人の先客がいた。 先客たちは座ったり立ったり寄りかかっていたり、思い思いの体勢でその部屋のものであろう本を読んでいる。自分はその様子を部屋の入り口から見ていた。 夕焼けで、部屋は真っ赤に染まっている。 #夢の話

2017-02-16 22:32:00
天晶 @tensyou99

自分は部屋にはいることはなく、部屋の中にいる先客達は誰も部屋を出ようとしない。 更に日が暮れてくる。部屋の天井から吊り下げられている明かりは、つく様子はない。そして、誰かが明かりをつけようとする様子もしない。 #夢の話

2017-02-16 22:34:34
天晶 @tensyou99

そのうち、文字を読むのも困難な暗さになってくる。 ひとり、またひとりと、本を閉じていく。入り口近くにいる人物から閉じていくのは、唯一の光源が部屋の奥にある窓しかないからだ。 #夢の話

2017-02-16 22:36:38
天晶 @tensyou99

そして、日がほぼ完全に沈むと同時に窓辺に立っていた一人の男性が本を閉じ、やはり日が暮れると暗くて本が読めないな、と独り言のように呟いた。 誰一人として動くことのない部屋に、暗闇が満ちる。 #夢の話

2017-02-16 22:37:05
天晶 @tensyou99

で、終了。今回は結構切りよく終わりましたね。 さて、この夢に出てきた書庫ですが、東京都庭園美術館にある書庫まんまそれでしたね。 日曜日にたまたま【七宝】を見に行ったのですが、軽くビビりました。思わず順路逆走して2度見しましたよ。 #夢の話

2017-02-16 22:39:00
天晶 @tensyou99

確かに夢を見たとき不思議だったんですよ。 なぜ自分が書庫の中に入らなかったのか。 まあ、夢だからって理由付けちゃえばそこで終わりなんですが、今回実際にその場所を見て納得しました。 入れないんですよ。もともと。 #夢の話

2017-02-16 22:41:40
天晶 @tensyou99

ググれば一発でわかるんですが、東京都庭園美術館ってのは邸宅を美術館にしたものでしてその建物自体が展示物の一つなんですね。 普通に展示物が置いてあって、出たり入ったりできる部屋もあるのですが、保存や順路の関係で入り口から中を見ることしかできない部屋も何部屋か有るんですよ。 #夢の話

2017-02-16 22:42:27
天晶 @tensyou99

今回の書庫もその一つです。入ることはできず廊下から中を見ることしかできない部屋です。 前回実際に見たのは10年以上前。覚えてるもんですね。深層記憶とは侮れないものです。 しかも、この夢見たときに【七宝】が開催してるのをまだ知りませんでしたからね。何のお告げだし。 #夢の話

2017-02-16 22:45:22
天晶 @tensyou99

ちなみに、こんなとこです pic.twitter.com/PMH5F8zvhd

2017-02-16 22:46:35
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