徳永京子の『現代演劇講座』

パルテノン多摩。演劇人の文化祭。徳永京子さんの現代演劇講座。全3回ゲストをお迎えして。 【第1回】2/18(土)15時~17時 ゲスト:熊井玲(ステージナタリー編集長、元シアターガイド編集長) 「演劇情報、ウェブと紙の現在と未来」 続きを読む
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演劇人の音楽祭@パルテノン多摩 @geki_geisai

2月25日、「徳永京子の現代演劇講座」第2回が開催されました。 「刺さって取れないせりふはどう書かれるのか」というテーマのもと、ゲストの岩松了さんと「言葉」について考えました。 質問一つ一つに真摯に答えてくださる岩松さんの言葉もまた、参加者の皆さんへ刺さる言葉になったようです。 pic.twitter.com/xIPKWcLrew

2017-02-27 15:13:40
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T-mama @T_mama_amT

パルテノン多摩「現代演劇講座」第2回(続き)若い人の独自の立場。そこから始めればいいのではないか」(←正確ではありませんがこんな感じだったと思う)というのが、とても印象に残りました。岩松さんは「武器」という言葉は使われませんでしたが、そうか、それを武器にできるんだ!と思いました。

2017-02-26 15:00:41
T-mama @T_mama_amT

パルテノン多摩「現代演劇講座」第2回(続き)忘れてました。受講者の高校生が、岩松さんたちのエネルギーであった「怒り」を自分は感じないのだけど、と発言したときの岩松さんのこたえ「『怒りを感じない』ことは、上の世代の人が経験したことのないこと、そこから始められることこそ(続く)

2017-02-26 14:58:21
徳永京子 @k_tokunaga

昨日も先週もパルテノン多摩「現代演劇講座」ご参加ありがとうございました。残る1回は批評家の藤原ちからさんと2月に観た舞台について語り合います。こんな感じ(urx.red/BT2x)を編集無しで!お申込みはこちら→urx.red/BT2F

2017-02-26 13:21:36
やまけん @yamakenta

あー、岩松了の話聞きたかったー!

2017-02-26 13:05:37
徳永京子 @k_tokunaga

パルテノン多摩「現代演劇講座」熊井玲さんをゲスト講師にお招きした第1回を、受講者の方がレポートにしてアップしてくださいました。ちっとも簡易じゃないです。ありがとうございます!!! twitter.com/umemoi/status/…

2017-02-26 12:57:36
T-mama @T_mama_amT

パルテノン多摩「現代演劇講座」第2回(続き)そして今、検索してみたら、わたしがときどきツイートを拝見しているみなさまが受講していらしたことが分かり、わ!と思っているところです。

2017-02-26 10:31:42
T-mama @T_mama_amT

パルテノン多摩「現代演劇講座」第2回(続き)最後の方で行われたワークショップ(?)「言葉を見つめなおす」のコーナーで、(普通の人々に見える)受講者のみなさんが、これまでの人生の中で、とてもドラマチックな場面に遭遇しておられることに驚愕。

2017-02-26 10:28:28
T-mama @T_mama_amT

昨日パルテノン多摩「徳永京子の現代演劇講座」第2回。ゲスト:岩松了 「刺さって取れないせりふは、どう書かれるか」岩松さんと徳永さんの、まるで台本でもあるかのような当意即妙のやり取り、とても面白かった。講師おふたりのお話がとても面白かっただけではなく(続く)

2017-02-26 10:25:09
高ノ関 @detarameteki

しかしこうやってお話を聞いた後は岩松作品を色々見返したくなりますが、ソフト化が意外なまでに少なくてどうにも。戯曲もよろしいのですが。例えばタ・マニネは『悪戯』と『ワニを素手で捕まえる方法』、映像化はされていたよな。結構映像残ってるのにCSで流れもせずソフトもなくというのが多い。

2017-02-26 06:05:41
高ノ関 @detarameteki

90年代前半の創作状況。若手を集めて作った三本、演劇集団円に書き下ろした作品、竹中直人の会で女優に向けて書いた作品。それぞれに見られる怒りの違いというのが興味深く。岩松さんが面倒臭い女性に惹かれるという話もあり、その嗜好と怒りと才気が結びついて竹中直人の会で爆発したのかと、妄想。

2017-02-26 05:55:31
高ノ関 @detarameteki

終盤で芝居の冒頭の場面をひたすら繰り返す、千本ノックについても聞けた。役者が意味を持たせるを封じる、意味を削り取る作業としての膨大な反復。ぼくこの時初めて「言葉の背景」「言葉の意味」の差というのが捉えられたといいましょうか。超遅い。

2017-02-26 05:33:27
高ノ関 @detarameteki

という岩松さんの丁寧な解説で朧げに気付く。ムダな台詞ひとつとっても生理的な言葉。 事件は絶えず水面下でうごめいている。言葉は常に背景を伴う。直接的に語ることはない。岩松作品の豊かさや奥行きを構成する要素。これらが積み重なるのだから複雑にもなるであろうよ。

2017-02-26 05:21:15
高ノ関 @detarameteki

難解という認識はこういったバックグラウンドや状況を取りこぼして受け止めてしまう場合に言われんのかしらと。 物語の進展に与しない言葉でも当事者にはどうしても言う必要があった。生理的、身体的な切実さから。/言葉は独立できない。時間・場所・状況といったものと結び付いて輝く、

2017-02-26 05:03:23
高ノ関 @detarameteki

『シブヤから遠く離れて』の再演では、主人公を演じる俳優にこの時のこの人物はこういう心情で、とかなり具体的に説明したというこぼれ話を語っていたが、かなり珍しい事だそうで。安易に意味を付与するのは避けるが、台詞のバックグラウンドは密に構築している。

2017-02-26 04:51:17
高ノ関 @detarameteki

岩松さん、「難しい」と言われる事に素直にガックリした様子見せたり、稽古場では俳優からの意図を探る質問を封じる空気を作ったり、それでも質問されると「わかんねえよ」と言ったり、ターゲットを見定めて書く事はあるかと聞かれ「結局自分だけに向けてる」というの、素晴らしい。

2017-02-26 04:43:59
高ノ関 @detarameteki

事件が起こっている状態を矢印が一つの方向に定まっていると言い表し、ドラマが豊かなのは矢印がどこを向くのか定まっていない時で、事件が起こる前の定まらない時間は事件そのものを孕んでいる、しかしよりドラマティックであるという。もっと具体的に話していましたけども。

2017-02-26 03:56:36
高ノ関 @detarameteki

ソレ言っていいやつなんだなー!と。

2017-02-26 03:37:40
高ノ関 @detarameteki

興味深いというか成る程ウオーと雷落ちたような感覚をおぼえたのは徳永京子さんの「回収乞食」というフレーズ。登場人物の何気ない一言やちょっとした行動が後々生きてくる、伏線であったりする、という技に対しそれ作り手の目配せ出来てますアピールですよという。なんか視界が開けましたコレは。

2017-02-26 03:37:03
高ノ関 @detarameteki

パルテノン多摩へ行き、徳永京子の現代演劇講座「刺さって取れないせりふはどう書かれるのか」を受講。受講でよいのか。ゲストは岩松了さん。もの凄い充実度。市民講座的なのどかな雰囲気の中、天才がそのソリッドな視点を解し解し語るという状況が不思議でコレ夢か幻か!と幾度となく思った。

2017-02-26 03:35:49
ぼのぼの @masato009

しかし何気に濃密な一日だったな。とりあえず『ラ・ラ・ランド』と「徳永京子の演劇講座」第2回は、それだけで1日のメインイベントたりうる内容だった。

2017-02-26 00:53:13
ume @umemoi

先週の第1回目の簡易レポはこちら。 umesukii.tumblr.com/post/157527626…徳永京子の現代演劇講座-第1回ウェブと紙演劇情報の現在と未来レポート/embed

2017-02-26 00:07:38
ume @umemoi

というやりとりがとても印象的でした。 今の高校生にしかわからないもの、感覚、それが今後どんな形で表現として現れてくるのかも楽しみになりました。 #現代演劇講座

2017-02-25 23:54:18
ume @umemoi

というのがコンプレックスで」という意見に対して、「それがあなたのオリジナリティだし、財産だと思う。僕にはその感覚がわかりようがないから。お金がない人にはお金をあげれば解決するけど、お金持ちの人の悩みには何を与えればいいかわからない、そういった“わかりにくさ”があるかもしれないね」

2017-02-25 23:52:03
ume @umemoi

最後に質疑応答のコーナーがあって、質問内容とそれに応える岩松さんの言葉全部が素晴らしかったのだけど、とりわけ高校生の男の子からの、「岩松さんの“怒り”をモチベーションにして作品を作ってきたところがかっこよく見えて羨ましい。それは時代性もあると思うが、自分には“怒る対象がない”→続

2017-02-25 23:49:05