更新 2017年3月25日作成 2017年3月18日

イタリア・エトナ火山の2017年3月16日爆発

12時43分（1143UTC）。人々の遭難現場は南東火口スコリア丘の南2キロ。軽傷者10人、死者ゼロ。

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BBCカメラクルーたちのパーカーに開いた穴は高温で融けている。15日夕刻に南裾に開いた火口からストロンボリ式噴火の激烈なのが起きて、ちょうどクルーたちがいた場所にスパターが届いたのだろう。もし水蒸気爆発だったなら、パーカーは岩片で破けただろう。

2017-03-20 06:42:34

早川由紀夫 @HayakawaYukio

水蒸気爆発は大きな岩塊ほど遠くまで届く。しかし、16日の爆発でクルーを含む観光客に届いたのは火山れきだけだった。柔らかい高温マグマが爆発で引きちぎられたから、火山れきサイズのスパターになって大きな岩塊は形成されなかった。

2017-03-20 07:15:27

早川由紀夫 @HayakawaYukio

16日12時の爆発のあと南東火口から（火山灰を含む）黒い煙が出続けたことは、12時の爆発が溶岩流からでなく火口から起きたことをよく示唆している。ただし、その場所は15日夕刻に南裾に開いた新火口からだったようだ。1キロ近いからクルーと観光客に届いた。

2017-03-20 07:19:59

早川由紀夫 @HayakawaYukio

エトナ。スミソニアン週報は、16日の爆発は、雪原の上を前進する溶岩流の先端から起こったと書いている。ボリスがそう書いてるから、スミソニアンもそう書かざるを得ないだろうなあ。 volcano.si.edu/reports_weekly…

2017-03-25 16:07:35

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