姫騎士羽根っ娘「こ、この大量に積まれた果実はなんというのだ!?」 主人公「ミカンですけど……」 姫騎士羽根っ娘「美味なのか!?」 主人公「いい値段するのでそれなりに美味しいとは思いますが」 姫騎士羽根っ娘「私はこれが食べたい」 主人公「はい、おおせのままに」
2017-03-19 23:33:26姫騎士羽根っ娘「私に嘘をついたな貴様! 苦くて苦くて食べられたものではないぞ!」 主人公「ええと、姫様、ミカンは皮を剥いて食べるのです」 姫騎士羽根っ娘「このままでは食べれぬのか!?」 主人公「ここに指を入れてこうすると中身が出てくるんです。それから房をひとつずつ食べるのです」
2017-03-19 23:36:26姫騎士羽根っ娘「うーむ美味だ。もう一個」 主人公「どうぞ」 姫騎士羽根っ娘「ああ、甘みと酸味が堪らぬ……」 主人公「ところで姫様」 姫騎士羽根っ娘「なんじゃ」 主人公「皮はゴミ箱に捨ててください」 姫騎士羽根っ娘「貴様私に命令する気か! この寒い中コタツから出たら死んでしまう!」
2017-03-19 23:41:24家が没落し姫騎士とは名ばかりの羽根っ娘が6畳間で半額セールの惣菜をつまみに第3のビールで一杯やっている展開
2017-03-19 23:44:35ワンルームマンションに亡命政府を作る姫騎士羽根っ娘、身分を隠すために留学生という設定で住んでる。 なお自炊能力がない模様
2017-03-19 23:55:44姫騎士羽根っ娘の部屋、儀礼用のドレスとか王家に伝わる武具やらがギッチギチに詰め込まれてて足の踏み場がなさそう。 まてよ? これならば「部屋では寝れないので隣室の主人公君の部屋に転がり込む」という展開に自然に繋げるのでは!?
2017-03-20 00:09:02身分を偽り、留学生として日本に潜伏する姫騎士羽根っ娘。 しかし彼女はまだ知らなかった、日本の大学にはテニサーというオークよりも危険な集団が存在することを……
2017-03-20 11:31:44チャラ男「チーッス、君留学生?」 姫騎士羽根っ娘「ま、まぁそんなところだ……」 チャラ男「スッゲ! 日本語ペラペラじゃん! うちテニスサークルなんだけど、今日新歓コンパやるんだよね、興味ない?」 姫騎士羽根っ娘「テニスは好きだ!」 チャラ男「マジで! じゃあお店の場所教える!」
2017-03-20 11:35:35主人公「で、誘われるがままにテニスサークルの新歓コンパにいく約束をしてしまったと」 姫騎士羽根っ娘「新歓コンパというのは危険なのか?」 主人公「テイクアウトされてエロ漫画みたいな目にあいます、姫様」 姫騎士羽根っ娘「酔わせて女を乱暴するなど言語道断! 斬り捨ててくれる!」
2017-03-20 11:40:52姫騎士羽根っ娘「テニスサークルというのが危険なのはわかった。では私は何の課外活動をすればいいのだ?」 主人公「剣道とかいいのではないでしょうか」 姫「あの防具が好かん」 主「じゃあうちのサークル来ます?」 姫「一体どんな活動をしているのだ?」 主「オタサーです」 姫「オタサー」
2017-03-20 15:48:31姫騎士羽根っ娘「大学は恐ろしいところだった……皆はテニサーとやらが跳梁跋扈するのを放置しているのか!?」 主人公「いえ、ヤバいのはごく一部なんで。梅雨明けたらどっかいくんで……」 姫「閃いた!(ポン)」 主「はい」 姫「貴様に私の護衛を命じる」 主「はい(言うと思った)」
2017-03-20 19:22:50姫騎士羽根っ娘「何か食べ物はないのか」 主人公「姫様、うちを飯屋かなんかだと思ってませんか」 姫「そんなことはないぞ?」 主「残りもので作ったスープならありますよ」 姫「くれ! ……う、美味い!? 一体どうすればこんな味に!?」 主「ウェイパーです」 姫「ウェイパー」
2017-03-20 19:46:19姫騎士羽根っ娘「日本にはこんな素晴らしい調味料があったとは知らなんだ……」 主人公「もし辛いものが苦手でなければ少しラー油を垂らすと美味しいです」 姫「ラー油」 主「どうぞ」 姫「辛いのに……美味い! 何杯でもいけるぞ!」 主「残念ながら最後の一杯です」 姫「あああああああ!」
2017-03-20 19:52:57主人公「そういえば姫様、なんで自分の領地で寝ないのですか」 姫騎士羽根っ娘「わが領地は8畳のワンルーム。家宝と国宝と私の着替えを置いたら起きて半畳寝て一畳になってしまった」 主「よく入りましたね」 姫「亡命する際に持ち出せたのがそれだけだったのだ……」 #隣の姫騎士さん
2017-03-20 21:09:12主人公「で、重い話は置いといて、姫様が腰掛けているベッドは私のものです」 姫騎士羽根っ娘「このベッドは今から我が国の租借地である」 主「不法占拠じゃないですか!」 姫「何をいうか貴様!」 主「せめてマットレスか毛布のどっちかは返還してくださいよ!」 #隣の姫騎士さん
2017-03-20 21:33:28姫騎士羽根っ娘「そこまで言うなら仕方がない……この毛布は返還しよう……」 主人公「あと枕も」 姫「うぐぐ……」 主「いや姫様それもともと僕のですからね?」 姫「ほら」 主「どうも。じゃあ明日も1限から講義あるんで僕は寝ますよ。電気は適当に消してください」 #隣の姫騎士さん
2017-03-20 21:38:20主人公「……へくしっ」 姫騎士羽根っ娘「……」 主「うぅ……」 姫「うぐぐ……」 主「はぁ……寒い」 姫「貴様……しかたない! 租借したベッドの半分を返還する!」 主「えぇ、それはつまり」 姫「私と同じベッドで寝るか、床で寝て風邪を引くか選べ」 #隣の姫騎士さん
2017-03-20 21:51:26