猫の堕胎について～里親にもらわれる切符は限られている～

Hentalist45rpm @mkvet

飼育どうぶつだろうが、管理外どうぶつ（含所謂のら）だろうが、計画外繁殖や素人繁殖は社会要求や需要に基づかない繁殖であって、乳飲みネコを何万頭も殺処分せざるをえない状況を作り出しています。なお、この数字には堕胎は含まれていません。 @mkvet

Hentalist45rpm @mkvet

日本国内で「適切に」ネコやイヌを終生飼育できる能力は有限です。それなのに、残念ながら、日本の飼育能力をはるかに上回るネコやイヌがつぎつぎ繁殖し誕生しています。 さあ、どうする？ @mkvet

Hentalist45rpm @mkvet

まさにいま目の前にいる妊娠どうぶつが玉のような仔を産む、めでたい！ 現実は違うのだ。「日本の住民がちゃんと面倒を見ることができるネコやイヌの頭数」には上限があるのだ。 その上限を超えたイヌやネコは、死ぬか、生き地獄を生きるかしかないのだ。 @mkvet

Hentalist45rpm @mkvet

ある場面で個人が「堕胎はしない」「殺処分はしない」という決断をくだすのはもちろん自由だ。 しかし、それらどうぶつの飼育に社会のリソースを求めたら、とたんに問題は「個人の情緒」でおさめてはならないところに及ぶのだ。 @mkvet

Hentalist45rpm @mkvet

しかし、それは、里親さんさがしをするヒトのリソースを食い、里親さんになるヒトのリソースを食い、里親さんにめぐり会いたい他のどうぶつのチャンスを潰し、結局他のどうぶつを死に至らしめ、パイの奪い合いに勝つことに過ぎないのだ。それがあの殺処分された数万頭のネコなのだ。 @mkvet

Hentalist45rpm @mkvet

そして、去勢術（含不妊術）さえうけさせていれば、戸外に放さなければ、いたずらに餌をばらまかなければ、堕胎などせずにすんだことも知っている。しかし、 @mkvet

Hentalist45rpm @mkvet

しかし、去勢術（含不妊術）をうけさせず、戸外に放し、無計画にまたは無邪気に繁殖し、あるいは野外どうぶつに餌をばらまき、etc… そのような行為や不作為が、堕胎や殺処分の原因であることを、それを為す連中は知らないし、知ろうとしないし、知らせようとすると耳をふさぐ。 @mkvet

Hentalist45rpm @mkvet

ネコ救助者たちが堕胎するのは、救助者の罪ではない。他に責めを負うべきヒトがいる。 救助者たちが堕胎するのは、病気や事故からネコをなるべくたくさん救うためだ。堕胎せず出産させたら、かえって救えるネコは減る。 この問題は情緒や倫理のみで測ってはならない。この問題は、 @mkvet

Hentalist45rpm @mkvet

この問題は社会のリソース（行政、税金、予算、選挙、住民自治、etc）の問題であり、とりわけ公衆衛生の問題であり、どうぶつと関わりを持たないヒトたちの権利問題でもある。 @mkvet

Hentalist45rpm @mkvet

目の前の仔ネコを殺すか生かすか、その命題は、わたしたちの社会設計の根幹に深く打ち込まれた楔だ。 @mkvet

超獣だけの横道(おうどう) @chojyu1972

統計取ってる所は少ないんですが、統計取ってる所の野良猫の路上死体回収数は殺処分よりも全然多いです。 konekono-heya.com/aibyouka/hanas… つまり、皆さんが思ってるよりも、猫が里親に迎え入れられる可能性は低いと思います