世田谷パブリックシアター・地域の物語ワークショップ2017「『生と性をめぐるささやかな冒険』〈女性編〉〈男性編〉発表会」ぼのぼのさんの感想

ぼのぼの @masato009

地域の物語ワークショップ2017 『生と性をめぐるささやかな冒険』〈男性編・長編〉発表会（稽古場Ａ） pic.twitter.com/SU3pf0vHXJ

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地域の物語ワークショップ2017 『生と性をめぐるささやかな冒険』〈女性編〉＋〈男性編・短篇〉発表会（シアタートラム） pic.twitter.com/GVWsVqfSUD

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地域の物語ワークショップ2017 『生と性をめぐるささやかな冒険』13時から始まり終演は18時15分頃。知り合いと話していたら、劇場を出たのは18時半で、計５時間半。さすがに長い１日だった。しかも暗くて寒くて雨が降っているので、何もする気が起きず、素直に帰宅中。

ぼのぼの @masato009

地域の物語ワークショップ2017 『生と性をめぐるささやかな冒険』〈男性編・長編〉〈女性編〉〈男性編・短篇〉発表会。毎年恒例 世田パブの地域の物語WS発表会。今年も非常に充実した内容だった。この発表会は年々進化していく。演劇ファンで、これを見ない人々がいる事が信じられないほどだ。

ぼのぼの @masato009

地域の物語ワークショップ2017 『生と性をめぐるささやかな冒険』女性編は去年も見たが、男性編はWS自体も発表会も、月曜の昼間というとんでもない時間帯にやっていたため、初めて見ることが出来た。もっとむさ苦しい雰囲気かと思ったが、全然そんなことはなく、非常に強見深い内容だった。

ぼのぼの @masato009

地域の物語ワークショップ2017 『生と性をめぐるささやかな冒険』13時から男性編の50分ヴァージョン。15時から、女性編＋男性編の30分短縮ヴァージョン。男性編の短縮版は、長い方に比べると若干の食い足りなさは残るが、本質はぶれていないので、さほど問題ではない。

ぼのぼの @masato009

地域の物語ワークショップ2017 『生と性をめぐるささやかな冒険』女性編は、ジェンダーの枠を超えた見事な人間賛歌になっていた去年に比べるとだいぶインパクトは弱い。しかし同じコンセプトでやる以上、去年のような奇跡がそうそう起きるものではないことは分かっていたので、まずは想定内。

ぼのぼの @masato009

地域の物語ワークショップ2017 『生と性をめぐるささやかな冒険』しかしその後、男性編の短縮版が同じ舞台で演じられたのを見て、大きく印象が変わった。女性編だけでは、（あくまでも去年との比較で）多少の物足りなさを覚えたが、そこに男性編が加わることで、いきなり化学反応が起きた。

ぼのぼの @masato009

地域の物語ワークショップ2017 『生と性をめぐるささやかな冒険』一言で言えば、男性編と女性編で、本当にいろいろなことが違う。内容、演出、出演者、観客の反応…何がどう違うか書き始めたら切りがないほどいろいろな違いが目立ち、そこで本当に多くのことを考えさせられた。

ぼのぼの @masato009

地域の物語ワークショップ2017 『生と性をめぐるささやかな冒険』だから今年は、あくまでも女性編＋男性編で一つのセットと考えるべきであり、どちらか片方なら昨年には及ばないが、２つがセットになった時、「いろいろなことを考えさせられる」という点では何の遜色も無いものに仕上がっていた。

ぼのぼの @masato009

地域の物語ワークショップ2017 『生と性をめぐるささやかな冒険』またこの催しはアフタートークも明らかに一つのセットであり、そこで交わされた内容も興味深いものばかりだった。

ぼのぼの @masato009

地域の物語ワークショップ2017 『生と性をめぐるささやかな冒険』女性が男性を演じてもさほど笑いは起きないのに、なぜ男性が女性わ演じると笑いが起きるのか？　女性編で描かれた自らのルックスに関するコンプレックスが、なぜ男性編にはないのか？

ぼのぼの @masato009

地域の物語ワークショップ2017 『生と性をめぐるささやかな冒険』男性編にはゲイやトランスジェンダーの人が数多くいたのに、女性編は人数が多いにもかかわらず、なぜLGBTの人が一人もいなかったのか？

ぼのぼの @masato009

地域の物語ワークショップ2017 『生と性をめぐるささやかな冒険』女性の自我のありかたは「自分が他者からどう見られているか」が主だったのに対し、男性の自我はなぜああも「自分の頭の中で考えたことと現実とのギャップ」が主なのか？

ぼのぼの @masato009

地域の物語ワークショップ2017 『生と性をめぐるささやかな冒険』そのような女性編と男性編の違いは果てしなく興味深い。たまたま集まったメンバーの個性にも左右されることなので、男性と女性の違いとして普遍化して考えるのは危険だが、観客の反応まで含め、明白過ぎるほどの違いがある。

ぼのぼの @masato009

地域の物語ワークショップ2017 『生と性をめぐるささやかな冒険』一つだけ確実に言えるのは、女性の方がいまだ圧倒的に社会的抑圧が強いということ。男性編でも触れられていたとおり、出産と仕事の両立ひとつとっても、女性の方が必然的に苦労は大きい。

ぼのぼの @masato009

地域の物語ワークショップ2017 『生と性をめぐるささやかな冒険』それを考えると、私の周りにも才能豊かな女性たちが数多くいるが、結婚していない人はもちろん結婚している人ですら、子どもがいない人が非常に多いと言う事実にあらためて愕然とさせられる。

ぼのぼの @masato009

地域の物語ワークショップ2017 『生と性をめぐるささやかな冒険』やはりこういう部分で男性もきちんと子育てに参加し、女性の生き方をサポートしないといかんなあ…と思いつつ、それ以前に俺結婚してないし、むしろ人に心配される立場だろう(´･_･`)とか、本当にいろいろと考える。

ぼのぼの @masato009

地域の物語ワークショップ2017 『生と性をめぐるささやかな冒険』役者も多少加わっているが、基本的には一般市民によるドキュメンタリー演劇。演技の精度や美学的なものは求めても仕方がない。しかし人間の生々しい姿を描き、観客にものを考えさせるという点で、これ以上の演劇は滅多に無いはず。

ぼのぼの @masato009

地域の物語ワークショップ2017 『生と性をめぐるささやかな冒険』来年は多分テーマが変わると思うので、この２年ほどの高みに達するかどうかは分からない。しかし騙されたと思って来年はもっと多くの人に見に行って欲しい。

ぼのぼの @masato009

地域の物語ワークショップ2017 『生と性をめぐるささやかな冒険』先日の文学座研修生の自主企画でも書いたとおり、演劇は意外と無料公演があり、しかもそのクオリティが意外なほど高かったりする。それを見ない手はないだろう。何？公演の情報が入らない？それは私のツイートを見なさい！(笑)

谷岡健彦 @take_hotspur

@masato009 ファシリテーターが当事者であるということが大きいように思います。

ぼのぼの @masato009

@gt_happytown いや、その前まではともかく、今年と去年に関しては、全く言い過ぎではありません。この２年間の『生と性をめぐるささやかな冒険』はそれくらい凄いものでした。

ぼのぼの @masato009

@take_hotspur お疲れ様でした〜( ´ ▽ ` )ﾉ

谷岡健彦 @take_hotspur

@masato009 たぶん、出演者より観客の方が疲労の度合いは大きかったのではないかと思います。お疲れさまでした。そして、ありがとうございました！