死ぬ前の一瞬に人生数十年分の情報を走馬灯として通過しているというのなら、毎晩寝る直前に情報が加速していくことを感じているとき、少しだけ死に近づいていることにはならないか。
2017-04-10 02:07:20恍惚が流転する/水之江めがね 読み終わった。中盤ぐらいでもしかしてこれはって予想しながら読んでたのですが、そこからさらにムーンサルト決めるように強烈にひっくり返された感じで呆然としてる。私の語彙力では「すっごーい!」とフレンズ化するしかないのです
2017-04-11 01:55:10「恍惚が流転する」読了。最終盤の手前で一度読ませて頂いたので、一応二度目です。一番に来るのは、読み終えた直後の放心状態と、じわじわと追いついて来る理解(これは恍惚感だ!)。そして、後からじわじわと、楽しそうで幸せそうな秘封倶楽部の尊さに涙してしまう。うまく言語化できない。
2017-04-12 21:51:06東京を探索する2人はとても楽しそうで軽妙でもあり、舞台の不気味さとの噛み合わなさがなんとも言えず、癖になる気持ち悪さというか。その中でも「この2人なら大丈夫」と(蓮子に、あるいは読者に)思わせる秘封倶楽部の信頼感の描き方もさすがとしか言えない
2017-04-12 21:54:39それと、この不穏な舞台の中で時々現れる秘封の2人のやや芝居掛かったやりとりが、とっても気持ちよくハマる瞬間がちらほらあった。例えば76ページの『私たちは固い握手をした。』とか。とても可愛いです。そう、蓮子がとても可愛かったです。
2017-04-12 21:59:39一番ゲラゲラ笑ったのは巣鴨プリズンでした。 ……もっと色々感想書きたいことあるのですが、思い返しているとやっぱりもう一度読みたくなってしまうので読みたくなってしまったのでもう一度読みます
2017-04-12 22:01:22すごくどうでもいい話をしますが、巣鴨プリズンは池袋に実在する高層ビルがモデルです。ナンジャタウンがあって水族館があってプラネタリウムがあってオフィスがあってレストラン街があって同人イベントもよくやるしアイドルのミニライブとかもよくやるし幽霊が出るという噂もある太陽の名を冠したビル
2017-04-12 22:54:01よく東京の怪談とかで語られるやつ。 巣鴨拘置所 - Wikipedia ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%A3…
2017-04-12 22:56:10『恍惚が流転する/水之江めがねさん(ぽたぽた焼)』読了 読み終えた後にじわじわと理解していく感じ、秘封倶楽部の旅の終止符…なるほど 蓮子がどれだけメリーを大事にしてる(依存?)かが強く書かれていた物語だと思います 好きなシーンは最後はもちろん、蓮子がメリーに電話する所も好きでした
2017-04-15 20:04:52めがねさんの新刊やっと読めたのですが、文章の情報量羨ましーーーってなる楽しさですごい好きです。桜のシーン、おおお!だよね!!やった!!ってなった。
2017-04-17 22:32:12『恍惚が流転する/水ノ江めがね』感想 捉え難い秘封倶楽部がもたらす快感、表現として「恍惚」は実に的を射ている。秘封に求める像の輪郭、一つの華麗な回答に思う。そして最も素敵なのは、旅(読書)を終えて尚も、「恍惚」が決して喪われないラストだ。
2017-04-18 01:58:09あびゃーっていうようなギミックや仕掛けがあるわけではないにも関わらず、秘封倶楽部の危うさが常に描かれ続けているので、とても、とても良いです。
2017-04-18 19:16:48水之江めがね著「恍惚が流転する」読み終わりました。読んでる最中から「メガテンだ!」って思っていた。この古めかしい紙ベースの物語は、一つの結果を書き記しているのだろう。このルートではこうなったが、別のルートでは●●ではなく天の何某が(以下略。とか考えた、等。 面白かった。
2017-04-23 23:50:47『恍惚が流転する』読了。シリアスで常にバックに闇を感じるんだけど、それと対照的に二人の活動や会話は光を感じるものでした。最後はあぁ・・ってなった。蓮子をここまで依存させ、定義させたメリーはやっぱり呪いなのかもしれない。ありがとうございました。
2017-04-25 22:22:44恍惚が流転する、読み終えました。蓮子とメリーが楽しそうにしてる描写を読んでいても心の片隅でもやーっとした、不穏なものがずっと凝っていて、気になりつつ読み進めたのですが、ラストはうん……やっぱそういう方向に行くんだみたいな、でもわりかし爽やかな読了感であった気がする。面白かった。
2017-04-26 19:45:44「恍惚が流転する」(ぽたぽた焼き)読了。秘封倶楽部という世界へ踏み出す時に陥る、現実と幻想、そして未来の綯い交ぜになった感覚に追い付かない戸惑い。いつしかそれは自分の中で都合良く折り合いを付け、都合良く蓮子とメリーというパーソナリティを結び付け、それで善しと→
2017-05-07 09:54:00収めていたものを今一度器の底から引っ繰り返す所から始め、何故、故に、の過程での幻想溢れる旅路を心ゆくまで楽しみ、導き出された果ての解を気持ち良く受け入れられる。秘封倶楽部らしいお話、と言うのに相応しい作品でした。
2017-05-07 09:54:09ぽたぽた焼さん発行『恍惚が流転する』。 著者は水之江めがねさん。文庫サイズ199P。 胡乱な夢語り秘封SS本。日常に違和感を感じる蓮子が実家に戻るとそこには東京ヤンキーが。 恍惚が流転する(ぽたぽた焼) melonbooks.co.jp/detail/detail.…
2017-05-10 22:07:30