#いつもの印 #あなたへの気持ちは誰よりも

ヘッダー必読 @nappe8_mousou

<1> まだ少し蒸し暑い、とある夜… 「すばる…」 『…んあ？…あぁ、悪い』 目の前の彼女に声かけられ ハッと我に返った。 「せっかく久々の2人の時間やのに…」 『そうやな…』 俺はもう一度、 彼女の首元に顔を埋めた。 #いつもの印 #エイトで妄想

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<2> 「んっ…」 いつもの印を彼女につけ 愛し合う時間が始まった… ・・・ 〝……る〟 なんや今ええとこや。 〝すばる！〟 『…あ？…寝てた』 〝めっちゃ眉間に皺寄ってたで〟 『ええとこやったからな』 〝どんな夢やねん(笑)〟 #いつもの印 #エイトで妄想

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<3> 『どんな夢て、そんなん ヒナお前な…』 …アカン。 思い出したら… 会いたなる。あいつに 元々そんな会えんけどって 付き合いはじめて けど思いの外、 彼女にハマってもうた俺 連絡も1日朝夜くらいで ほぼ安否確認程度。 #いつもの印 #エイトで妄想

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<4> やたらモテるあいつを 誰にも獲られたなくて 俺は会うたびに いつもの場所に印をつける。 首筋。 髪の長いあいつは それをいつも恥ずかしそうに隠す。 それがまた…ええ。 そろそろ消えかけてんちゃうかて いつも不安になる。 #いつもの印 #エイトで妄想

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<5> 〝すばる、はよせな これ以上押せへんで〟 『すまん、今行く』 今仕事頑張れてんのも あいつが居るから、 そう言っても過言じゃないほど でかい存在になってた。 真っ暗な帰り道 近所の道で男が髪の短い女の腕を掴み、引っ張っていた。 #いつもの印 #エイトで妄想

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<6> 見捨てるんは心苦しいけど 時期的にも何も起こしたない。 巻き込まれようにと通り過ぎた 『…は？』 この匂い… 『お前…何しとんねん』 「っ…！」 声も出ないのか泣きそうな顔で 俺を見つめたお前。 #いつもの印 #エイトで妄想

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<7> パッと無意識に髪を見る。 いつ切ったん、て聞きたいけど そんなんより俺の視線は首筋。 いつもの印 消えてもうてるやんけ 『悪いけど、これ俺のなんで』 こいつの首元に顔近づけて いつもより少し上の方、 耳の後ろに印をつけた。 #いつもの印 #エイトで妄想

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<8> 「っぁ…」 こいつに触れるのも こいつが触れられるのも久々。 やからか、印をつけたら ピクンと身体震わせよって… 『帰るで』 唖然としてる男らを他所に 彼女の手を握って 俺の家に連れて帰った。 #いつもの印 #エイトで妄想

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<9> ガチャンと音がなり 扉が閉まった。 『やっとや…』 思っきし抱きしめて 彼女の匂いと温もりを感じる。 「すばる…？」 『すぐ助けてやれば良かったな』 「ううん…来てくれてありがと。 ほんま王子様やったよ…？」 『やめろや…/』 #いつもの印 #エイトで妄想

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<10> 「あ！キスマーク！」 『あぁ…いつもんとこ消えてたわ』 「そうじゃなくて！ 髪切ったから見えるやん！」 『見えんとこつけた』 「ほんま…？」 『ここなら隠せるやろ』 つけた印の上、 耳の後ろに口付ける。 「ん…隠せるかな」 #いつもの印 #エイトで妄想

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<11> 『嫌なんか、これ』 そっと指先で撫でると 恥ずかしそうに首をすくめた。 「実は嬉しい」 『え…？』 「すばるのもんやねんなって これ見たら実感するから…好き」 お前な… 俺今、結構我慢して… 「すばる…会いたかった…」 #いつもの印 #エイトで妄想

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<12> プツンと我慢の糸が切れて 俺はこいつの腕を引き寝室へ向かった。 「すばる？！」 『やるで』 「な、何急に！//」 『どこ？どこ触られたん。 ずっと会いたいの我慢しとったのに あんな奴らに先お前触られるとか しかも…それ…』 #いつもの印 #エイトで妄想

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<13> 「それ…？…わっ！」 ベッドに押し倒し 覆い被さった。 『いつもの印、実は好きとか… 誘ってんやろそれ』 「誘ってなんかっ//」 『俺もう我慢出来んで』 ぐっと下半身を押し付けると 顔真っ赤にしてる彼女は 俺の理性をブチ壊す。 #いつもの印 #エイトで妄想

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<14> 「もう…！//」 『なに？』 「好き…//」 今すぐにでも…てぐらい こっちはヤバイのにな。 これ以上興奮させて どないすんねん、こいつは… 『俺も好きや…』 久々のこいつと想って そっと愛撫を進めていく。 #いつもの印 #エイトで妄想

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<15> 「ぁ…すばる…！」 『…あかん。もう無理』 「ちょ！…だめっ」 いつもの印の場所は 変わってもうたけど 「んっ…あ、…っぁ！すば…」 短い髪も可愛えでって 後で言うたるから… 今はただ愛させてや ＊END＊ #いつもの印 #エイトで妄想 pic.twitter.com/ln08ofi8zm

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<1> すばるとは 遠距離でなかなか会えない。 私から告白した時も 〝そんな会えんけど、それでも良ければ〟って… 付き合い始めて数ヶ月経つ今は 朝夜の連絡で安否確認をする日々。 でもそれもそろそろ 我慢が出来なくなっていた #あなたへの気持ちは誰よりも #エイトで妄想

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<2> テレビで見る彼はいろんな顔をする。 面白い格好良い可愛い… 会いたいなと想いを募らせながら 今日もこっそりLIVE参戦して、 席はスタンド前の方で 1人ポツンとその時を待っていた。 すばるの歌声を聴くのは 1年ぶり… #あなたへの気持ちは誰よりも #エイトで妄想

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<3> 1年前の参戦はただのファンだったのに、今は恋人で… 彼の彼女だという優越感と 彼に迷惑をかけているだろうという 罪悪感。 私の彼氏という……独占欲。 そんな感情を底に秘めながらも LIVEを全力で楽しむことに徹した。 #あなたへの気持ちは誰よりも #エイトで妄想

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<4> 大阪初日も無事に終わり 規制退場に向けて片付けをしながら スマホの電源を入れた。 電波の届いたスマホは SNSやゲームの通知がポンポンと出てくる。 その中に “帰らずこっち来い” とだけのメッセージも… #あなたへの気持ちは誰よりも #エイトで妄想

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<5> 見つけてくれたのかと嬉しいような 上から目線で少し悔しいような どこかモヤモヤしながら 彼の居る楽屋へ。 待ってくださっていたマネージャーさんに、切った髪を見て驚かれながらも、楽屋へと歩を進めた。 #あなたへの気持ちは誰よりも #エイトで妄想

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<6> 『遅い』 そう急に話しかけられ 振り向くと、すばるの姿。 何も言わず、あの夜のように 私の腕を取り歩き出した。 「すばる『何で言わんかったん』 「…別にいいやん、私だってファンやもん」 『関ジャニ∞のか』 #あなたへの気持ちは誰よりも #エイトで妄想

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<7> 「…もちろん」 『俺があいつらと居らんかったら… 俺が1人やったら、俺だけ見るん』 「え…？」 『…もうええわ』 そう言うと、私の手を離し 1人で楽屋に入っていった。 扉の前に取り残された私 「もう何なんよ…」 #あなたへの気持ちは誰よりも #エイトで妄想 pic.twitter.com/xdE4wtQ4jp

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<8> そんなこと言われたって 私だって考えたことある… 自分だけの彼になればいいのにって。 ジャニーズじゃなければ 良かったのかな、 グループの1人じゃなければ 良かったのかな… そんなことを思ったことだってある。 #あなたへの気持ちは誰よりも #エイトで妄想

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<9> …けどそれじゃ 彼を好きになることはなかった。 彼に出逢うことだって無かった… 何より 1人のファンとしてグループを 愛してるし、 彼の大好きな彼らを私も愛したい。 そう思うから私は1人でも頑張れる。 #あなたへの気持ちは誰よりも #エイトで妄想

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<10> 〝あれ？久々やん！〟 急に話しかけられビクッと驚くと 〝ごめんごめん、驚かせてもうたね。 どうしたん？こんなとこで〜 渋やん中居るよ？〟 「んー…そうなんですけどね…」 〝やっぱ何かあったん〟 やっぱ…？ #あなたへの気持ちは誰よりも #エイトで妄想